漫画アート芸術家

漫画とアートを組み合わせて創作を行う漫画アート芸術家が、漫画の描き方や芸術、創作活動について書いているブログです。

人生遍歴

高校卒業後自分の世界に引きこもる先に見つけた芸術との出会い

投稿日:2016年12月8日 更新日:

30246384033_8bae988831_b

 

僕は高校を卒業してからどこにも就職せず、進学もしなかった。

学校生活というものに疲れ、かといって就職なんて気にはとてもなれなかった。

では何をしていたのか?

 

僕は18歳にして家に引きこもったのである。

外から見るとマイナスな印象に見えるだろう。

しかし僕の内部は光に満ちていた。

 

高校を卒業した後

芸術と出会ったからだ。

 

from the blog www.stuckincustoms.com

 

僕は小中高と通じてろくに勉強もせず、ゲームをしたり友達と遊んだり、

漫画や音楽に夢中になって過ごしていた。

というよりほとんど何も考えていなかった。

 

ただその日が楽しく過ごせればいい。

そんな刹那的な毎日を送っていた。

 

過行く毎日に流されていると人はやがて岐路に立つ。

 

人生を突き付けられる瞬間がやってくるのだ。

これから一体どうやって生きていくのか?

 

スポンサードリンク

自分を見失った高校時代

アクリル画 自画像

 

僕は高校在学中こう考えていた。

「はやく学校が終わってほしい」

 

その先のことなどつゆにも考えていなかった。

当時は音楽に夢中になっており、ギターを弾いたり歌の練習をしていた。

 

先生から進路はどうするのかと聞かれた時、僕はこう答えた。

「音楽をやって生きていく」

 

この言葉はその場しのぎだった。

具体的にどうやって生きていくのかは決めず

何となくその言葉でやり過ごしていた。

 

幼い頃から始まった学校というエスカレーター制度に乗ることに

完全に嫌気がさしていたのである。

 

僕は一度自分だけの空間に引きこもる必要があった。

これまで何も考えず流されて生きたツケを払う時がきたのだ。

 

 

これを癒す方法は一つしかなかった。

殻に閉じこもり、自分が一体何者なのかをつきとめること。

 

無意識のうちにこの状況を欲していたから、

僕は高校生活が一刻も早く終わってくれることだけを考えていた。

 

進学や就職なんて選択肢はない。

 

そして高校生活は終わりを迎えた。

 

僕はこれを境にほとんど社会との接触を断つ。

自分だけの世界に閉じこもっていく。

 

 

人生のどん底から現れた芸術という光

8325586070_317ff2f79d_b

 

人生は谷あり山あり。

谷も底まで落ちると次に来るのは上り坂。

 

完全に自分を見失った一人の人間に、ついに光が訪れる。

それは最高の光だった。

僕は芸術という光と出会ったのである。

 

芸術とは絵画であり芸術家という生き方を発見したのだった。

 

それまで漠然と音楽や、漫画を作って生きていこうと考えていた僕に明確な人生の筋道が与えられた。

 

芸術という目的を持つことで強く生きる意志が生まれた。

 

人は何か目的というか使命感を持つとき身の内から

パワーが湧いてくるのかもしれない。

 

芸術は僕に歩むべき道を示し、尽きることのない創造性を与えてくれたのだ。

 

 

歩んで来た人生全てを表現する

自画像 油彩

自画像 油彩

 

芸術家は自分自身を表現する時、最大の力を発揮する。

 

それは自らが歩んだ人生であり、感じ、出会い、経験した全て。

これらはどんなジャンルにおいても格好の表現材料になる。

 

僕は中学高校と通じて人生の最底辺にまで落ちた。

普通高校から大学のあたりというのは青春真っ盛りで

一番楽しい時の人が多いだろう。

 

僕は真逆だった。

 

青春らしいことをしていればという後悔は確かにある。

 

しかし今考えるとあの時代というのは精神的にも最大の変革期だった。

 

後悔や、無気力感にとらわれていたあの日々が実は最大の収穫期であることに気づいた。

 

その当時は最悪だったことも冷静に振り返ると、

より良くなるための大切な気づきが含まれているもの。

 

 

人生が激変した高校卒業後の日々は、

僕にとって重要な時代だった。

 

僕が描く漫画やアートのテーマは、この時代に感じたことを基礎にしている。

マンガ版自画像 ペン画

 

あの日々をタダじゃ終わらせない。

あれを経験した僕にしか描けないものを描く。

生きてきた人生を作品に昇華させる!

 

絵画と漫画という形で。

 

僕の原点=囚人牢獄

30267454722_6b8251bca7_b

 

今僕は高校卒業後の人生変革期を「囚人牢獄」時代と呼んでいる。

 

囚人牢獄とは人生をあきらめた人間が入る収容所。

それは幻想の森の奥深くにある。

ここに入る人はただ毎日を何の目的も希望もない

すっからかんな心で生活する。

 

これは僕が考えた設定なんだけど、

まさに芸術と出会う前の僕は

囚人牢獄の人間だった。

 

人生をあきらめていたのだ。

 

しかし芸術との出会いが僕に生きる目的を与えた。

これにより復活したのである。

 

あの当時生まれた囚人牢獄というモチーフは僕の創作の原点となった。

囚人牢獄のモチーフとは

「人生をあきらめた人間が囚人牢獄の生活をする中で生きる希望を見出し、新たなる人生の挑戦をする」

ということ。

 

「絶望から希望へ」というモチーフはいつでも強く表現したいと思っている。

 

人生の最底辺だと思っていたあの日々が最大の成長と変革を与えてくれた。

囚人牢獄の体験が創作活動をする上で強力なモチベーションとなっている。

 

あなたにとって思い出したくない体験が、

最大の創造意欲に変わり得るということなのだ。

 

まとめ

 

僕の中で本当の人生は高校を卒業してから始まった。

 

引きこもって、本当の自分を発見した時から。

高校卒業以前と以後で全く違う人生を歩みだしたと言える。

 

人生を変えるような体験は最大の表現材料になる。

僕は混迷の渦中にいたあの時期に感じたことが表現の基礎となっている。

どんな体験も創作に生かせるのだ。

冷静にその体験と向き合い、自らの内で昇華した時に。

 

高校卒業後、僕は大きく変革していく。

 

そして変革させた張本人が「芸術」であった。

 

粕川博康の創造人生第2話→芸術とは強烈な自己表現である。ゴッホとの出会いでアートに目覚める

すず
今日もブログをお読み頂きありがとうございました!
スポンサードリンク

-人生遍歴
-, , , , , , , , ,

執筆者:

関連記事

図書館で本を通して不滅の芸術家と対話をしていた

高校を卒業したあと家に引きこもった僕はやがて芸術と出会い自らの使命を発見した。   ではその後どうしたのだろうか?   図書館通いを始めたのだ。 図書館には絵や漫画を制作する時に使 …

引きこもり生活から本当の自分を取り戻した漫画アート芸術家

    僕は絵や漫画を描く芸術家として生きたいと願い、そのためにもアート、デザイン系の専門学校へ入学してまずは勉強しようと決める。 20歳前後の僕は「アルバイトをしながら空いた時間 …

芸術とは強烈な自己表現!ゴッホとの出会いで絵画に目覚める

粕川博康の創造人生第二話では僕にとって人生を変えた芸術、そしてファン・ゴッホとの出会いについて書いていく。 僕は芸術と、ファン・ゴッホと出会うことで人生を生きる意味を見出した。 それは人生最大の輝きだ …

後悔に駆られたあなたが創作パワー全開にする4つの方法

人間誰しも後悔の念に襲われる時がある。 凄まじい後悔の念に駆られる、そんな事が僕にもあった。 後悔の念というのはとても苦しい。 あの時こうしていれば! なんてことを考え出すといても立ってもいられなくな …

no image

人生を変えた漫画表現との出会い!

    僕は7歳の頃には漫画を描きだしており、今に至るまで中心的な表現として創作を続けてきた。   なぜ早いうちから漫画を描きだす ようになったのか?   この …

サイト内検索

プロフィール

プロフィール

プロフィール
粕川裕康/漫画アート芸術家。漫画描きと油絵描きをしており、二つ合わせて漫画アート芸術家!/漫画とアートを組み合わせた創作活動をしています。

RSS Feed RSS - 投稿

粕川も大きな影響を受けた心温まる名作海外ドラマ!
関連記事はこちら!
関連記事はこちら!
4コマ漫画ランキングに登録しています!毎度ご声援感謝いたします!