2020年5月に、いつもお世話になっておりますTさんからのご依頼で、カミュ原作の小説「ペスト」の漫画を描かせていただきました!
「ペスト」とはフランスの小説家アルベール・カミュが1947年に出版した、疫病を扱った小説です。
アルベール・カミュは40代という若さでノーベル文学賞を受賞した作家であり、有名な作品に「異邦人」などがあります。
ペストは新型コロナを先取りしたかのように、とある町に疫病が発生し、混乱する人々が描かれる作品です。
今回長編小説である「ペスト」の物語を要約するという方向性のもと、漫画を描かせていただく流れとなりました。
内容は少し脚色してあり、省いてる部分もありますが、その分物語概要がつかみやすくなっていたら幸いです。
ペストの漫画は2020年7月にアマゾンページに投稿されてから、1日目で100ダウンロードを突破するという快調な走りだしです。
ペストの漫画はアマゾンのページから無料でダウンロードできるようになっていますので、興味のある方は以下リンクからぜひご覧ください♪
ペストの小説を初めて読んだこと
上の画像は漫画「ペスト」の表紙イラストです。
今回ペストの漫画を描くにあたり、カミュ原作「ペスト」の小説を読みました。
筆者は18歳ころから文学作品を読んできましたが、カミュはまだ一度も読んだことがありませんでした。
なのでカミュの「ペスト」が読めたことが、嬉しい体験となりました。
原作のペストはメインの登場人物がそれぞれ重要な役割をもっており、それぞれの人生模様が錯綜する群像劇になっています。
新型コロナをほうふつとさせる疫病ペストが、人々を苦しめる物語。
このペスト騒動によって、キャラクターの生きざまや個性が映し出されます。
新型コロナが流行って以降、カミュの「ペスト」が売れ出しているようです。
新型コロナの状況を体験した今、ペストで描かれる世界がリアリティをもって感じられるからかもしれません。
カミュのペストってどんな話なの?
こんな風に思う方は、以下リンクから無料でダウンロードして読まれてみてはいかがでしょうか。
⇒アマゾンのペストが無料で読めるページを見てみる
新型コロナを先取りした?20世紀を代表する不条理文学。
それがカミュの「ペスト」なのです。
最後までお読みくださりありがとうございました♪