「ペンタブで描くと絵が下手になる」
このように感じている人がいるのではないですか?
ぼくもまさにペンタブで描くと絵が下手になる体験をしています。
筆者はこれまでずっと手描きのつけペンで漫画を描いてきました。
そして先日デジタル漫画制作に移行しようと思い、ペンタブを購入したのです!
しかしペンタブで絵を描くことの難しさに直面し、絵が下手になる危機に陥ってしまいました!
この記事ではペンタブを使うと絵が下手になると感じているあなたに、ぼくなりに考えた対処法を紹介していきます!
その対処法は「ペンタブで絵を描くと下手になるネタ」で描いた四コマ漫画にも書いています!
今回掲載した漫画「もっとがんばれ!バカオ君」の前後エピソードは以下のリンクに載ってます♪
Contents
ペンタブで描くと下手になるので線画だけ手描きした
ペンタブで絵を描くと絵が下手になるというあなたの気持ち、よくわかります!
手描きしていたころと比べて、線にしまりがなく、どうも下手になる絵の悲しさ。
ぼくもペンタブのみで漫画を描こうとしましたが、あまりに絵が下手になるので線画だけを手描きしました。
上に掲載した漫画は線画をGペンで手描きし、色付けや仕上げにペンタブを使っています。
試しに筆者がペンタブだけで描いた漫画がありますので、以下に掲載してみます。
こちらの漫画は線画も色付けもペンタブで描きました。
下描きレイヤーを使って下描きの上からペン入れをしたものの、イマイチ思うようには描けませんでした。
ではなぜ手描きに慣れてる人にとって、ペンタブは描きづらいんでしょうか?
なぜペンタブで絵を描くと下手になるのか?
手描きの場合、例えば紙に丸を描けばそのまま丸が描かれます。
しかしペンタブレットはタブレットの入力領域に絵を描き、それがパソコンの画面に反映されます。
パソコン側で描いた絵が処理されるため、手元で描いている絵が反映されるのに時間差が生まれます。
この不思議な感覚が下手になる原因の第一だと感じました。
またペンタブは絵を描く入力領域が限られています。
手描きの絵なら目の前にある紙に自由に描けます。
しかしペンタブは決められた大きさの入力領域内で絵を描くしかありません。
このデジタル特有の絵を描く感覚が手描きとは明らかに異なるので、描きづらいのだと思います。
手描きの場合、描きづらい角度の絵を描くときは紙を回転させて描くことが出来ます。
手描きだと絵を描くとき、デジタル媒体以上に融通がきく部分があるのです。
目の前にある紙に直に絵を描ける手描きと、デジタルに一度変換されてパソコン上で反映されるペンタブの絵では、やはり描く感覚が違いますね。
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ペンタブで描くと絵が下手になる人は練習あるのみ!
手描きに慣れてる人がペンタブで描くと下手になるといっても、ものは慣れです。
ペンタブで絵を描くことに慣れてくれば、思うような絵が描けるようになるはずです。
初めて自転車にのったときのことを思い出してください。
自転車に乗ることに慣れていないので、上手く乗ることが出来なかったですね。
ペンタブもこれと同じで、描き慣れれば思うように描けるようになります。
だから解決策としては、ペンタブで絵を描くことに慣れよう!ということになります。
これまで手描きで漫画を描いてきた人なら、できる限りペンタブを使って絵を描くようにすると良いでしょう。
ぼくもペンタブを使っていって、このツールを使いこなせるように取り組んでいきます。
まさに練習あるのみですね!
それでもペンタブで描くと絵が下手になるときは?
ペンタブで描くことに慣れてくれば思うような絵が描ける。
でも現時点のペンタブで描いた絵はあまりにもまずくて使い物にならない!ってときはどうしましょう?
ぼくもまさにこの状況を体験しました!
ペンタブを使って効率的にデジタル漫画制作をしようと思ったんですが、あまりにも絵が下手になるので仕事で使うことが出来なかったのです!
また慣れないペンタブで絵を描いていたので、時間がとてもかかりました。
これなら手描きで描いた方がよっぽど早いと思いました。
なので僕は以下のような対処策を考えたのです。
「ペンタブに慣れるまでは線画は手描きで描く。でも色塗りや仕上げではペンタブを使う」
ペンタブで絵を描くと下手になるなら、とりあえず慣れるまでは手描きで線画を描きます。
でも色塗りや漫画の仕上げではペンタブを使って、ペンタブで描くことに少しづつ慣れていくのです。
絵の描きづらさにつながらない部分でペンタブを使いながら、ペンタブの扱いに慣れていくようにします。
実はこの対処策をとったのが今回掲載した四コマ漫画でした。
本当ならこの漫画もペンタブだけで仕上げたかったんですがあまりに絵が下手になるので、仕方なく線画のみ手描きをしたのです。
でも色付けや仕上げはペンタブを使って作業をしたので、少しづつペンタブの扱いに慣れていくことができました。
このようにペンタブで絵を描くことに慣れるためには、段階的にペンタブを使っていくことをお勧めします。
初めのうちは絵の描きづらさにつながらない部分でペンタブを使用し、慣れてきたら徐々に絵を描くときもペンタブを使っていくのです。
ペンタブはデジタル漫画制作をする時に欠かせないツールなのでぜひ使いこなしたいですよね。
そのためには練習あるのみです!
段階的にペンタブを投入して、デジタル漫画を描けるようになっていきましょう!
ペンタブなどデジタル漫画制作に必要な道具を使いこなせるようになれば、漫画制作を効率的に行うことが出来ます。
以下の動画では絵を手描きするのと板タブで描くのとでは、かなり違うということについて話しています!
以下の記事では、アナログ漫画をデジタル漫画化しようとした筆者の失敗談を書きましたので興味のあるかたはどうぞ♪
以下の記事では、筆者が漫画や絵を描く仕事で使用しているペンタブレットを、絵日記漫画と記事で紹介しています!