2011年ころ筆者はいろいろな本を読んでました。
本を読む中で、自身の人生を模索していたのです。
この記事では、本をたくさん読んでいた時期に描いた「四コマ漫画劇場vol.14」を紹介(2011年制作)。
四コマ漫画の後には2011年ころの筆者が書いた詩や、漫画クリエーターにとって本を読むことの大切さについて書きました。
Contents
かすかわひろやすの四コマ漫画劇場vol.14
1 : 本と人間
2:本の衝撃
人間の可能性は無限大です。
3:後悔?
やりたいことがあるなら、今やりましょう。
4:歩く少年
5:人生を楽しめ!
人生は、楽しみましょう!
楽しむ瞬間は、常に今です!
6:ゾウさん
2011年ころに書いた漫画アート芸術家の詩を公開!
ここでは筆者が2011年ころに書いた1編の詩を公開します。
2011年ころの筆者は本をたくさん読んでいたので、詩を書きたい衝動に駆られていたのです。
以下が2011年頃に書いた詩です。
今日の詩作
毎日ブログを更新する!
さて、今日はスゴい暑さだ
太陽の光が地上をまんべんなく照らし、一切を輝かせている
淡い色彩で空を描き、ペールの色調は歌う
不思議な妖精が現れて、何かをしゃべる
一体なんだろう?
耳を澄ますと、森のささやきがした
穏やかな風に誘われて、どこまでもあてもなくさまよった
僕は夢をみていたのだろうか?
違う、それは確かに現実だった
長いこと自分を忘れていた
でも思い出したんだ
もう僕に不可能はない
そんなことが分かった
アルコールの陶酔が頭を泳ぐ
誰かがちょっぴり遊んでる
豆腐のような緑達が
青の兄貴をかじかんで
歩く空想の夢を眺めてる
人生と覚悟が同時に顔を見せた
僕は握手をかわし、お互いをねぎらった
そして、手をつなぎ共に歩くことを誓った
もう何も言うことはなかった
全ては偉大な輝きに満ちていたから
詩を書くのが好きなことについて
上の詩を書いて、当時のブログに公開しました。
ぼくは文章を書くことは好きだけど、小説を書きたいと思ったことが一度もありません。
なぜなら物語を書くなら、漫画でやった方が自分的には楽しいから。
でもブログを書いたり、自身の意見を文章で表すことは好きなのです。
小説を書くことに興味はないけど、詩を書くのは好きですね。
詩人になりたいなんて思ったこともあるくらいなので。
詩人ではドイツのフリードリヒ・ヘルダーリン、フランスのボードレールやランボー、イギリスのシェイクスピアやディラン・トマスなどが好き。
日本の詩人では宮沢賢治や萩原朔太郎(僕と同じ前橋生まれの詩人)などが好きです。
筆者は詩を書き、詩からイメージされた絵を描く詩画を作ったこともあります。
筆者が書いた詩画作品は以下の記事に載っています♪
たくさん本を読んでいた2011年ころの話し
2011年ころは毎週数回図書館に通い、いろいろな本を借りていました。
小説から自己啓発、歴史や哲学など、興味のあるものは何でも読んでました。
当時のブログで確認してみると、小説ではアガサ・クリスティの「ABC殺人事件」や三島由紀夫の「金閣寺」などを読んでいます。
2011年には「まぐまぐ」というサイトから「漫画アーティストの創作法」というメルマガを発刊しました。
このメルマガでは、漫画の発想法について書いた内容を全10回発行しました。
いまでは、このメルマガは終了しています。
2011年ころは本ばかり読んで、創作に手が回らないことに悩みました。
創作をしないで本ばかり読んでいる自分を皮肉って描いた漫画は、以下の記事に載っています。
以下の漫画は2010年に描いたものですが、2010年当時も筆者は本や映画ばかり観て創作をあまりしていなかったのです。
漫画クリエーターにとって大切な本を読むこと
漫画描きとして活動する中で思うこと、それは読書の大切さです。
本を読み、広い分野を知ることで、描きたい漫画世界が広がります。
本から得たものは、創作のヒントにもなる。
知識は、 パズルのように漫画の中にちりばめることができるのです。
漫画は、絵と文章が融合した創作です。
日本語ができないと、漫画は描けないのです。
なぜならセリフやナレーションなど、文章は漫画の重要な要素だから。
とある有名な漫画編集者の方は、漫画家になりたいなら、日本語をきちんと学ぼうと言われています。
有名な漫画家は、だいたい文章を書かせてもうまいそうですよ。
漫画のセリフは、読者を作品世界に引き込むうえで欠かせないものなので、当然だと思います。
本を読むことで文章力が鍛えられます。
そんな点でも、漫画描きにとって本を読むことは大切なのです。
かすかわひろやすの四コマ漫画劇場前後記事は以下リンクから~
最後までお読みくださり、ありがとうございました♪