この記事には2011年に筆者が制作した四コマ漫画全5本が載っています。
恋愛ネタで描いたものや、囚人牢獄ネタの四コマ漫画もあります。
囚人牢獄とは筆者の創作テーマのことで、人生を諦めたものが入る施設のこと。
漫画の後には、ぼくが囚人牢獄から俗世間に戻って来た理由も書きました。
かすかわひろやすの四コマ漫画劇場vol.13をどうぞ!
Contents
かすかわひろやすの四コマ漫画劇場vol.13
1:恋愛ってなに?
2:青年、語る
自分自身のことをよく知ることで、いかに生きるべきかが分かってくる、ということが描きたかった四コマ漫画なのです。
3:好かれる人
4:新たなる一歩
これは俺が囚人牢獄に入っていたというネタの4コマ漫画だったのだ!
5:牢屋
2011年ころ、よく囚人牢獄ネタの漫画を描いてました。
その理由は以下の記事に書きます。
囚人牢獄の体験を語る
2011年ころ、筆者は囚人牢獄の創作的観念にとらわれていました。
囚人牢獄とは筆者が18歳から20代中頃まで、想像上で体験した創作的観念のこと。
18歳~20代中頃にかけて、筆者は自身の創作世界に没入する生活をしていました。
俗世間的なことから離れ、ひたすら創作世界にひたり、いろいろな作品群に接していた時期です。
高校生活の時から、社会のレールに沿って生きることに抵抗を感じてました。
高校を卒業して大学に入り、就職して結婚して定年を迎える…みたいなことをするのが嫌だったのです。
だからぼくは高校を卒業して就職も進学もせず、好きなことに没頭する生活に入りました。
この時期の筆者は、世間で何が起こっていようと興味がなく、ひたすら自分の世界に入り、創作を探求していたのです。
この状態を後になって振り返ると、まるで俗世間を離れた仙人のように思えました。
まるで深い山の奥に入り、滝に打たれながら自身の創作に打ち込む人。
そんな感じだったのです。
ぼくは当時の自分を振り返って、自分は「囚人牢獄」に入っていたのだと思いました。
囚人牢獄は、筆者の漫画アートに登場する施設。
人生を諦めたものが、最後の居場所として入居する場所が囚人牢獄です。
囚人牢獄は幻想の森の奥深くに存在する、不思議な場所。
18歳~20代中頃の筆者は、まぎれもなく囚人牢獄に入っていました。
この体験によって、「囚人牢獄」という創作的観念が誕生します。
囚人牢獄から俗世間に戻った理由とは?
ぼくは18歳~20代中頃の時、人生を生きることに疲れていたのです。
まさに人生を諦めた、囚人牢獄に入る資格のある人間でした。
しかし囚人牢獄で生活を送るうちに、芸術( 漫画アートのこと )を発見しました。
囚人牢獄にある図書館で、歴史に残る天才表現者たちの伝記を読み漁ったのです。
ヴァン・ゴッホ、セザンヌ、ミケランジェロ、夏目漱石、水木しげる、古今亭志ん生(五代目)、ボードレールやエドガー・アラン・ポー、ドストエフスキー、ジョン・レノン、ピカソ…
ぼくは彼らの生き様に、感銘を受けました。
そして、表現者として生きる道が残されていたと、悟ります。
こうしてぼくは囚人牢獄から、俗世間に戻ることに決めました。
囚人牢獄で発見した漫画アートが、人生に再度挑戦するエネルギーを与えました!
漫画アートが、筆者を俗世間へ戻したのです。
漫画アートによって自身を強烈に表現し、筆者が憧れた彼らのようになりたいと願ったのです!
まもなくぼくは幻想の森を出て、新たなる人生を歩み始めました。
2011年ころによく描いていた「新たなる一歩」とは、上の体験を象徴的に表現しているのです。
囚人牢獄体験から生まれた漫画は以下の記事に載っています。
以下の記事にはぼくが体験した囚人牢獄期間について、より詳しく書いてあります!
「かすかわひろやすの四コマ漫画劇場」前後記事は以下リンクから~
最後までお読みくださりありがとうございました♪