ここでは漫画アート芸術家が2014年に描いた読み切り漫画「狙われた世界遺産」(17ページ)を公開しています!
2014年に世界遺産に登録された富岡製糸場をテーマに描いた漫画です。
漫画はすべて原稿用紙につけペンを使った手描き原稿。
筆者はこの漫画を第2回GUNMAマンガ・アニメフェスタ(2015年2月に開催)の漫画部門に出品しました!
それ以来ずっと押し入れの中に眠っていた原稿を、ネット初公開いたします!
狙われた世界遺産【2014年制作】
富岡製糸場をネタに漫画を描いた理由とは?
「狙われた世界遺産」は、2015年に開催された第2回GUNMAマンガ・アニメフェスタの漫画部門に出品しようと思い描いた漫画です。
ありがたきことに「狙われた世界遺産」は入選したようで、第2回GUNMAマンガ・アニメフェスタ(2015年2月開催)で壁に張り出されていました。
他の出品者方々の漫画や絵も壁に張り出され、楽しいフェスタでした。
では、なぜ漫画の題材が富岡製糸場だったのか?
第2回GUNMAマンガ・アニメフェスタ用漫画のネタを考えてた2014年、筆者が住む群馬県のあの場所が、世界遺産に登録されたのです。
それが「富岡製糸場」!
群馬県富岡市で1872年に開業した、日本で初めての本格器械製糸工場です。
学校の教科書にも載っているであろう、あそこですよ。
2014年6月21日に富岡製糸場は世界遺産登録されたので、群馬でも話題になり人が集まりました。
筆者も2014年に世界遺産登録された富岡製糸場に行ってきましたよ。
古き明治の面影が残る、立派な建物でした。
そんなタイミングもあり、富岡製糸場を舞台に漫画を描きたいと思ったのです。
狙われた世界遺産を読み返して感じた自分の漫画創作的原点について
数年ぶりに漫画「狙われた世界遺産」を読み返して、ぼくは思ったことがあるんですよ。
自分の漫画の原点にはアニメ「ゲンジ通信あげだま」の影響があるな!っていうことです。
ぼくは1991年ころ放送されていたテレビアニメ「ゲンジ通信あげだま」が大好きなのです!
自分は7歳のときに初めての漫画「ハイパーZ」を描いたのですが、この漫画も実は「ゲンジ通信あげだま」に感銘を受けて描き始めたものだったんです。
小学校1年のころ「ゲンジ通信あげだま」を観て、「ああ~面白いな~」と思い、「こんな漫画を描きたいな~」と思って漫画を描き始めたのです。
2020年にまた「ゲンジ通信あげだま」を観なおして、「ああ!ここがおれの原点だ!」と痛感しました。
それで自分の感覚だけど、「狙われた世界遺産」の漫画のノリが、「ゲンジ通信あげだま」のノリに似ていると思ったんです。
これは知らない内に、自分のなかに「ゲンジ通信あげだま」的な創作衝動が浸透していたことの証明です。
これは僕的にとてもうれしいこと!
だって、子供の時夢中になった「ゲンジ通信あげだま」が今でも好きであり、あの作品の感覚が、自分のなかに生きているということだから!
そしてこの愛する作品への感覚が、筆者に無限大な創作意欲をもたらします!
だから最後に、こう書きましょう。
「狙われた世界遺産」は、自らの内に宿っていた「ゲンジ通信あげだま」的なものが、知らない内に顔を出した漫画だったと!
ちなみにぼくは、第3回GUNMAマンガ・アニメフェスタの漫画部門にも出品しました!
それが以下記事に載っている漫画なのです!
最後までお読みくださりありがとうございました♪