この記事では2020年12月にご依頼をいただき制作した、漫画と油絵を紹介します。
漫画のタイトルは「魚影～廃墟に棲みついた亡霊」。
肌に奇病を持つ男が主人公の、漫画アート作品です。
漫画アートって何？と気になる人は、この記事に書いてあるので先をお読みください。
「魚影～廃墟に棲みついた亡霊」はアマゾンにて、無料で読める電子書籍漫画となっています。
漫画は無料でダウンロードできるし、パソコンならブラウザからすぐに読みだせます。
しかも今回は3冊分(1～3章)もある大ボリューム！
とりあえずすぐに漫画を見たい人は、以下のリンクからどうぞ。
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この記事では漫画アート「 魚影～廃墟に棲みついた亡霊 」の制作背景や漫画アートについて、魚影の油絵も載っているので、ぜひ最後までご覧ください！
肌に奇病を持つ男の漫画とは？
上画像の男は、肌に奇病を持つ漫画の主人公・魚沼です。
漫画アート「 魚影～廃墟に棲みついた亡霊 」は、いつもお世話になっておりますTさんの短編小説が原作。
Tさんは純文学作品「 魚影〜廃墟に棲む亡霊 」を書かれており、それを読んでぼくは感銘を受けました。
芥川龍之介の「羅生門」にインスパイアされた作品とのことで、ぼくも「羅生門」を漫画で描いたことがあるのでとても興味が湧きました。
⇒ 小説版「 魚影〜廃墟に棲む亡霊 」 を読みたい方はここをクリック
肌に奇病があって、コンプレックスに悩む男の再生を書いた小説です。
「 魚影～廃墟に棲みついた亡霊 」は、廃墟が重要なモチーフになっています 。
この 「魚影～廃墟に棲みついた亡霊」 を、漫画で描かせていただきました。
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肌に奇病を持つ男の漫画「魚影」は漫画アート？
「 魚影～廃墟に棲みついた亡霊 」は、典型的な漫画アート作品です。
漫画アートとは、漫画とアートが組み合わさった創作のこと。
漫画アートは漫画とアート(絵画など)の世界をリンクさせ、一つの作品としてみせる方法。
ちなみに、上の漫画アートの定義はぼくが解釈したものです。
「魚影～廃墟に棲みついた亡霊 」には、漫画とアートの融合があります。
初め「 魚影～廃墟に棲みついた亡霊 」は、漫画だけで完成する予定でした。
しかしTさんの発案から、ぼくの描いた油絵を漫画で登場させようということになり、油彩画を描かせていただきました。
「 魚影～廃墟に棲みついた亡霊 」で登場する油絵が、以下画像。
魚の油絵は、原作「 魚影～廃墟に棲みついた亡霊 」にも登場します。
原作の文章を読んだときに浮かんできたイメージを、油絵で描きました。
魚影の油絵を描いた当時、ぼくはしばらく油彩画を描いてなかったのです。
なので、油絵でイメージを具体化するのに手間取りました。
しかし魚影の油絵を描いて、あらためて思いました。
ぼくは油絵を描くことが、好きなのだと！
魚影の油絵を描かせていただいたことで、油絵アートへの創作欲求がよみがえったのです。
魚影の油絵は、漫画アートを始動する重要な一歩となりました。
漫画とアートの世界観を繋げるのが、漫画アートの根幹にあります。
なのでこのブログで連載してる「もっとがんばれ！バカオくん」なども、自分の中では漫画アートの一つ。
なぜならぼくが作るキャラクターは、漫画アート創作の一部として存在するからです。
漫画アートは、創作神話のようなもの。
漫画とアートの世界をつなげて、一つの作品として見せるのです。
H.Pラブクラフトがクトゥルー神話を作ったような感じで、ぼくの創作世界を漫画アート神話としてまとめようと思っています。
このブログ上で漫画アートという創作を、より具体的な形にしていきましょう。
漫画アートとして描いた他の作品は以下記事にもあるので、興味のある方はどうぞ♪
画家が主人公の漫画「幻想の森」は漫画にアートを融合した作品
肌に奇病を持つ男の漫画アートを無料でみたい人は？
「魚影～廃墟に棲みついた亡霊 」は1章から3章まであり、どれもアマゾンから無料でダウンロードして読むことができます。
ブラウザからすぐにでも読めるので、気になった方は以下リンクからご覧ください。
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