お月見ネタの四コマ漫画を作るヒントになったアニメ
これまでブログに挙げる四コマ漫画のネタは今現在僕が興味のある事だったり、ふと思い浮かんだアイデアを使うことが多かったのです。
しかしここ最近、「その季節に適したネタを使ってみよう」と思いつきました。
9月といえば何があるかな~と探していたら出てきたのが「お月見」。
9月は冬に向かっていきつつ、樹木も紅葉を迎える円熟した雰囲気があって好きなんです。
夏でぱぁーっとはじけた季節とは対照的な、落ち着きのある9月。
そんなお月見ネタで漫画を描こうとなった時ヒントになったのが、第一期アニメ「天才バカボン」(1971年)でした。
天才バカボン第1期アニメでも「お月見」ネタのエピソードがあって、これがすごく良いんだ!
天才バカボンのアニメは現時点(2018年)で5シリーズが放映されており、僕は第1期アニメがダントツで好きです!
天才バカボンのアニメ第1期は原作漫画とは雰囲気が異なり、ギャグというより「ユニークな人情物語」という感じがあります。
アニメ第2期「元祖!天才バカボン」以降は原作漫画に沿った原点回帰を果たしています。
なのでアニメ第1期は例外的に風味の違う天才バカボンになっている。
第一期アニメではパパやバカボンがとにかく純粋で、笑いもとりつつ胸に迫る感動物語もあるわけです。
第一期アニメは原作天才バカボンのような実験的ギャグ作品ではないんですね。
天才バカボンのユーモアを残しながら、まじめな人情物語になっている。
その内容がすごくピュアで胸を打つんですよ!
この人情物語が天才バカボンの風味と調和して、独特な魅力を放つのが第一期アニメ天才バカボンなのです。
また第一期天才バカボンのアニメはOPがいいですね!
「西から登ったお日様が東へしず~む~♪」
「これでいいのだ~ あ、これでいいのだ~ ボンボンバカボンバカボンボン て~んさ~い一家だ バ~カボンボン♪」
知っている人もいるのでは?
僕はあの曲を聴くだけで体調がよくなります(笑)
お月見ネタで漫画を考えていた時、第一期アニメ天才バカボンの以下「お月見」シーンがヒントになりました。
・バカボン一家が自宅でお月見をしており、バカボンとパパが会話をしている。
・バカボンパパは月にはウサギが住んでいると思っている。
・頭の良いはじめちゃんは月にウサギはいないとパパをさとす。
・でもバカボンパパは月にウサギがいると思って呼びかけている。
このシーンがすごく哀愁があって、良いんですね!
お月見というネタで漫画を考えていた時、すかさずこのシーンが浮かんできました!
「もし月にウサギがいたら?」
このようなバカボンパパの子供じみた発想こそ、漫画を作らせる原動力なのです!
いつもありがとうございま~す!はばないすで~!
月見大福、食いたいわ~!