ペンタブですべてを描いたエッセイ漫画
この1ページのエッセイ漫画は、最初から終わりまでペンタブを使って描いています。
これまで筆者は手描きでペンを使い、漫画の絵を描いていました。
しかしいま筆者は漫画制作の効率化をはかろうと思い、デジタル漫画制作に移行しています。
手描きの漫画をスキャンしてパソコンに取り込み、漫画制作ソフトで仕上げをするというのは割と手間がかかります。
しかし初めからぜんぶデジタルで漫画を作れば、だいぶ漫画制作の時間を短縮できるようになります。
筆者からするとペンタブは絵が描きづらいですが、これもけっきょく慣れです。
慣れてくればペンタブでも手描きと同じように描ける日が来るでしょう。
そのため練習の意図もこめて、すべてデジタルでの漫画制作をはじめているのです。
ではデジタルで全部漫画を作るとしたら、どんな漫画がいいだろうか?と考えました。
なにか、シンプルな絵で描けるようなタイプの漫画がいいと思いました。
そこで思いついたのがエッセイ漫画です。
ペンタブのネタでエッセイ漫画を描いた理由
エッセイとは、自由なかたちで気楽に自分の思いを書いていく文章表現のこと。
なのでエッセイ漫画は気軽に自分の意見を漫画で描く表現スタイルということになります。
これは面白いなと思いました。
現在ネット上にはたくさんの有名なエッセイ漫画があります。
ブログに自作のエッセイ漫画をのせている人は多いのです。
なぜブログにエッセイ漫画をのせる人が多いかというと、作るのが簡単だからだと筆者は思います。
エッセイ漫画は「簡単な絵+文章」という形式の作品が多く、シンプルな絵でも文章で補完できるので作品としてなりたちます。
さらに自分の意見とか、日々の感想なんかを書いていくことが多いので、ネタにもつまりづらい。
人が共感できるようなエッセイ漫画が描ければ、固定読者もついてくるでしょう。
流行りのエッセイ漫画では子育て系とかが多いですね。
主婦とか女性層がエッセイ漫画を読む人に多いそうです。
エッセイ漫画を読んで共感をもとめる女性読者が多いのかもしれません。
作りやすく続けやすいということから、ブログではエッセイ漫画が流行っているのではと、筆者は考察しています。
そんなことから筆者はデジタル漫画制作の練習もかねて、エッセイ漫画のシリーズを作ろうと考えました。
こうしてできた第一弾のエッセイ漫画が、ここに掲載したペンタブネタの漫画です。
自分はどんなエッセイを書こうかなと思ったときにでてきたのが、ペンタブでした。
昔からペンタブで漫画を描いている人からしたら、分からないかもしれません。
しかし手描きで漫画を描きなれていると、ペンタブでの描き心地はだいぶ違います。
このペンタブに対する思いを、まずはエッセイ漫画にしようと思ったのです。
エッセイ漫画は気楽に描きやすいので、漫画制作初心者の人はまずエッセイ漫画から始めてみるといいかもしれません。
ペンタブやクリップスタジオなどの漫画制作ソフトを使いこなせるようになれば、漫画表現の幅はより広がっていくことでしょう。
web漫画というのは、とても可能性に満ちた世界だと感じています。
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