こちらは栗のキャラクター「栗なマロロン君」。
栗なマロロンは身体が栗でできている侍のキャラクター。
マロロンは2002年ころに誕生したのです。
ではどうして栗のキャラクター生まれたのか?なぜに侍なのか?
ここでは栗のキャラクターマロロンの誕生秘話を書いていきます!
せっしゃがマロロンでござる。よろしく頼もう~!
Contents
栗なマロロンとはどんなキャラクター?
栗のキャラクターマロロンの基本的な性格をまず書いていきます。
栗なマロロンの特徴
●自分のことを史上最強の侍だと信じ込んでいる(実際はそんなに強くない)
●人情深い
●やたら情熱的(目が炎になっており、これは情熱的なことを表わす)
●古風な価値観を持っている
●背が低いことを気にしている
栗なキャラクターマロロンの性格
マロロンは猪突猛進で単純なため、よく勘違いをする。
とにかく思い込みが強く、自分がこうだと決めたら周りが何をいおうと意見を変えない。
マロロンは幼いころ悪い侍に殺されそうになったことがあるが、伝説の侍に命を助けられた。
伝説の侍に心から感謝すると同時に彼に憧れたマロロンは、それいらい剣の練習に取り組む。
侍としての実力は中の上だが、自分では世の中で最強の侍だと信じ込んでいる。
マロロンの将来の夢は侍として歴史に名前を刻むこと。
マロロンはいつも小脇に剣を所持しているが、実はコレおもちゃの剣である。
本物の剣は高くて買えないためおもちゃの剣でマロロンは我慢している。
おもちゃの剣を持っていることを人に指摘されると悔しがる。
マロロンは「武士は食わねど高楊枝」タイプのキャラクターである。
「武士は食わねど高楊枝」⇒貧しくとも、さもたくさん食べたようにふるまって楊枝を加える武士のこと。
武士は貧しくても清貧を大切にし、対面をつくろう様をいう。
マロロンは対面を気にするタイプで、貧しくても貧しそうには見せない。
おもちゃの剣でも本物の剣を持っているようにふるまう。
マロロンは心根に武士の気質を持っているのだ。
マロロンはおだてに弱く、ほめられると調子に乗る。
このためだまされやすく、詐欺師に引っかかりやすいタイプである。
好きな食べ物⇒栗、マロンケーキ、栗きんとん、栗系の食べ物はみんな好き
嫌いなモノ⇒侮辱されること、持ってる剣をけなされること(剣は自分と同じだと思っている)、夢を否定されること
以上のような特質を持つのが栗なマロロンなのです!
栗のキャラクターマロロンは幼いころ自分の危機を救ってくれた伝説の侍に憧れて、彼のようになりたくて世界一の侍を目指していたのです!
フフ、ま、一言でいえば誇り高き侍なのでござる!
栗のキャラクターマロロンの誕生エピソード
ここでは栗のキャラクターマロロンが誕生したエピソードを物語調で書いていきましょう。
フム、せっしゃの誕生は伝説そのものでござる!
栗のキャラクターマロロンが誕生したのは2002年。
僕はこの当時、高校を卒業して就職も進学もせず家にこもって創作や読書に励んでいた。
高校を卒業したあたりから異常な読書欲が湧いてきて、図書館で山のように本を借りては読みまくる日々。
と同時に漫画や絵画の制作と、この時期は音楽もやっておりギターを弾いていた。
そんなある日の夕方、僕は漫画制作の途中休憩をとっておやつを食べようとする。
このときに出てきたのが甘栗だった!
おお甘栗!あの美味なる触感!
僕は甘栗を食べていて、何かスカスカした食べ心地と微妙な味わいを感じていた。
それほど好きなわけではない甘栗。
しかし栗の形は何か心を引くものがあった!
「栗かぁ…これ漫画のキャラクターにならないかな?」
僕の頭にこの質問がよぎった。
次の瞬間、紙を取り出し鉛筆でスケッチしていたのだ!
こうして生まれたのが栗なマロロンであった。
僕はマロロンの他にマロロンの両親や友達まで作っておいた。
下の画像は僕が初めて栗なマロロンの両親や友達を紙に描いたものである。
ある夕時に食べたおやつの甘栗がきっかけで生まれた栗のキャラクター!
この体験が粕川に刺激を与え、栗のキャラクターが創造されたのであった!
せっしゃが生まれたのは甘栗のおかげでござる!
とまあ、こんな感じで栗なマロロンは生まれたわけです。
栗なマロロンはこれ以降僕の漫画によく登場するおなじみキャラクターとなりました。
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栗のキャラクターマロロンが主人公の漫画
僕は栗キャラクターのマロロンを主人公にした漫画を2011年ころに描きました。
それまでもクリのマロロンは僕の漫画に登場していたけど、17ページ読みきり漫画の主人公として登場したのはこれが初めて。
今見ると恥ずかしい作品だけど、くりのマロロンが初主演を果たした記念すべき漫画としてここに掲載しておきましょう。
僕は今後も栗なマロロンを使って新作を出していこうと思います。
ブログは自分が歩いてきた軌跡(作品や人生など)をコンテンツとしてのせておくことが出来るので、本当に漫画描きにとってありがたいツール!
僕は自分が歩いてきた道のりを、ありのままこのブログに残していきたい。
だから未熟な作品も載せる。
未熟なところも含めて僕であり、栗なマロロンだから。
ブログは表現者の生き様や、作品、思想、未熟さなど、あるがままを書く場所です。
もし僕が未熟だからと言ってマロロンの漫画をのせなかったら、自分の人生の一部を隠していることになる。
それでは表現者はいけないのです。
表現者はあるがままを表現する、見せていくのです。
もちろん僕が作ってきた全ての作品をブログに載せているわけではないんですよ。
ただ粕川の人生で重要点になった作品は、出来る限りアップしていきたいと思います。
それでは栗のキャラクターが主人公の漫画「栗なマロロン君」(2011年)をお読みになりたい方は以下の画像をクリックしてくださいませ↓!
せっしゃもひとまず不思議な世界への穴に入ってみるでござる!