ヘンゼルとグレーテルに登場するお菓子の家のイラストをネタに考えた漫画
今回僕はヘンゼルとグレーテルに登場するお菓子の家のイラストにヒントを受けて四コマ漫画を作りました。
お菓子の家のイラストをインターネットで検索していたら、漫画のアイデアが浮かんだのです!
漫画のアイデアとなった考えは以下の通り。
「魔女はヘンゼルとグレーテルを捕まえて食べたい。それならお菓子の家というワナをはっておいて、子供が食べたら腹痛を起こすような仕掛けをしたらいいじゃん!」
この発想から生まれたのが今回の四コマ漫画なのです。
ここではヘンゼルとグレーテルに登場するお菓子の家のイラストを見て生まれた漫画のことを書いていきます。
あたしもお菓子の家食べた~い!
ヘンゼルとグレーテルに登場するお菓子の家のイラストを見て感じた、漫画アイデアはいくらでも生み出せる説
僕は幼いとき、夜寝る前に祖母から日本や世界の童話が書かれた絵本を読んでもらう習慣がありました。
このため色々な昔話を知っており、それら体験が今の漫画アート創作に生きています。
中でも「ヘンゼルとグレーテル」は大のお気に入り童話!
ヘンゼルとグレーテルは貧しい両親に口減らしのために捨てられてしまう物語です。
何かこの展開がすでに胸を打ちますね!
まだ幼い子供を森に捨てる両親、子供はその後どうなるのか?
空想してるとワクワクしてくる。
で、ヘンゼルとグレーテルは森のなかでお菓子の家と出会います。
お菓子の家にいる魔女は人間の子供が大好物で食べようとするわけです。
お菓子の家、なんて夢のある設定だろう!
ヘンゼルとグレーテルがお菓子の家を食べていると、家の中から魔女がやってきて声をかけるという展開に続きます。
僕はインターネットでヘンゼルとグレーテルのお菓子の家に関するイラストをみていて、考えたのです。
もしお菓子の家が森のなかにあって子供が見かけたら食べに来るだろう。
魔女が子供を食べたいならお菓子の家に毒や腹が痛くなる薬でも入れておいて、子供を動けなくしたうえでゆっくり食べればいい。
こう考えたとき「あ、じゃあ漫画で描いてみるか!」と思ったのです。
四コマ漫画は読み切り漫画などと違い、短時間で完成できるのでアイデアを実験するときに使いやすい。
また四コマ漫画は1アイデアあれば作品にできるので、ブログのように定期更新したいメディアに適した表現なのです。
今回僕がやったのはヘンゼルとグレーテルのお菓子の家のイラストを見ていて思いついたアイデアを漫画にしただけ。
ほんの小さな、フッと生まれたアイデアだけで漫画はつくれるのです。
読み切り漫画やストーリー漫画を描くなら、アイデアを細かく集めてテーマのもとに構築していくと出来上がります。
漫画を描くときはフットワークを軽くして、ちょっとしたアイデアでも漫画に使えないかと考えましょう。
そのちょっとしたアイデアは何となくイラストや絵を見ているときに思いつくかもしれない。
日常のなかでフッと浮かんだ小さなアイデアを漫画にしていく習慣を持つのです。
あらゆることは漫画のネタになる。
それこそヘンゼルとグレーテルからだけでも、いろんなネタが切り出せるはず!
漫画のアイデアを考えるときは、あらゆる角度から考えましょう。
例えば
・もしもヘンゼルとグレーテルが森の中でお金持ちと出会い、裕福な子息子女になったら?
・ヘンゼルとグレーテルが魔女に捕まったあと、お菓子の家から脱出するエピソードで新しい案はでないか?
・ヘンゼルとグレーテルが深い森を抜けるとそこには闇の世界が存在していた。兄妹が捨てられた森は、闇の世界に通じる幻想の森だったのだ!
など色々なアイデアに展開させることが出来るんでしょう。
どんな使いふるされた物語でも、視点を変えれば新しい物語につながる発想のヒントが生まれます。
現代は全ての物語が使い尽くされていて、もう新しいものは生み出せないなんてことはないのです。
アイデアの組み合わせ、独特のアレンジを加える、別視点から考える、などの調理を行ことで漫画は無限にうみだすことができます。
何気なく浮かんだ小さな発想を大切にしていきましょう!
僕は2012年ころにヘンゼルとグレーテルをもとにして描いた漫画「魔法屋敷」を描きました。以下のリンクをクリックすると漫画閲覧ページに映ります↓
⇒「魔法屋敷」(ヘンゼルとグレーテルをもとにした漫画)2012年頃制作の漫画
前後の「もっとがんばれ!バカオ君」は以下のリンクから♪
毎度お読みいただきありがとうございます!