大草原の小さな家のメアリーといえば青い目と金髪が印象的な、かわいいローラのお姉さん。
おてんば娘のローラとは違い、メアリーは頭が良くてしっかりしてます。
メアリーは大草原の小さな家で欠かせないキャラクターでしたね!
そんなメアリー役を演じていたのは誰なのでしょうか?
大草原の小さな家は、登場キャラクターが過酷な運命をたどるエピソードも多い。
メアリーもその一人なのです!
例えばメアリーはある病気にかかって、失明してしまいます。
筆者は海外ドラマ「大草原の小さな家」を知って、人生が変わるほどの感動を受けました!
生まれて初めて観た「大草原の小さな家」はシーズン6の「メアリーの赤ちゃん」でした。
この話があまりに素晴らしかったので、内容をそのまま漫画で描いたほどです!
そんなメアリーに深い思い入れのある筆者が、大草原の小さな家のメアリー役について、メアリーの失明や病気など壮絶な人生についても解説していきます!
2021年11月9日追記
大草原の小さな家のメアリーのネタで描いた漫画があるので、まずはそちらをご覧ください♪
大草原の小さな家の「メアリーの赤ちゃん」に感動して描いた2つの漫画は以下リンクに載ってます!
前後のエッセイ漫画は以下リンクに載ってます♪
Contents
大草原の小さな家でメアリー役を担当したメリッサ・スー・アンダーソン
ドラマ「大草原の小さな家」でメアリー役を担当したのは、アメリカの女優メリッサ・スー・アンダーソン!
メリッサ・スー・アンダーソンは1962年9月26日に、アメリカ合衆国カリフォルニア州バークレーに生まれました。
メアリー役の身体的特徴は以下。
●身長⇒約1m60㎝
●トレードマーク⇒金髪の髪の毛と青い瞳
メアリー役は、子供のころからダンスの先生に踊りを習っていたようです。
その後メアリー役は、CMやテレビドラマに子役として出演するようになります。
例えば「ゆかいなブレディ家」(1973年)や「ネバー・トゥー・ヤング(原題:Never Too Young )」(1973年)「シャフト」(1973年)などの作品で、メアリー役はゲスト出演しました。
「ゆかいなブレディ家」(1973年)では、ブレディ家3男の女友達ミリセントを、メアリー役が演じました。
メアリー役のメリッサは、大草原の小さな家に出演する以前にこれだけのキャリアがあったんですね。
メリッサ・スー・アンダーソンは1974年、「大草原の小さな家」でメアリー役に抜擢されました。
メアリー役のメリッサ・スー・アンダーソンと、ローラ役のメリッサ・ギルバートは、「メリッサ」という名前が同じ。
だからメアリー役は「ミッシー」と呼ばれていたようです。
メリッサは大草原の小さな家で、キャリー役を担当していた幼いリンゼイ&シドニーの面倒を見ていたといいます。
メアリー役は子守担当だったんですね。
大草原の小さな家でメアリー役を演じたメリッサは、出演者の中でただ一人エミー賞にノミネートされています。
その後「Which Mother Is Mine」というスペシャルドラマに出演したメアリー役は、1979年にエミー賞を獲得しました。
大草原の小さな家の出演以降、メアリー役は映画やテレビ用映画などで活躍していきます。
日本の映画雑誌の表紙に載ったこともあるメアリー役は、アイドル的なポジションを獲得。
1990年3月17日に、メアリー役は脚本家&プロデューサーのマイケル・スローンと結婚しました。
二人の間には、2人の子供が生まれています。
メアリー役の子供は~
●パイパー・スローン(娘)⇒1991年2月誕生
●グリフィン・スローン(息子)⇒1996年6月誕生
がいます。
メアリー役は1998年に「国立カウボーイ&ウェスタンヘリテージミュージアム」のグレートパフォーマーホールへ、大草原の小さな家のキャストメンバーとして入会しています。
2007年7月にはカナダで市民権をとっており、メアリー役は夫や子供とカナダのモントリオールで生活しているようです。
子供を育てている当時のメアリー役は、専業主婦に徹していたといいます。
2010年5月4日、メリッサは「The Way I See It:A Look Back My Life on Little House」という自伝本を出版しました。
メアリー役が出演した主な作品
ドラマ「大草原の小さな家」以外で、メアリー役が出演した主な作品には以下があります。
●「孤独なマラソンランナー(原題:THE LONELIST RUNNER)」/1976年(映画)
●「白バイ野郎ジョン&パンチ(原題:CHiPs)」/1979年(1977年~1983年のテレビドラマ)
●「誕生日はもう来ない(原題:HAPPY BIRTHDAY TO ME)」/1981年(映画)
●「チャタヌーガチューチュー」/1984年(映画)
●「ジェシカおばさんの事件簿(原題:Murder, She Wrote)」/1984年(1984年~1996年のテレビドラマ)
●「新ヒッチコック劇場」/1988年(テレビドラマ)
●「ニューヨーク大地震(原題:EARTHQUAKE IN NEW YORK)」/1998年(テレビ映画)
筆者はホラー映画が好きなので、メアリー役が主演で活躍する「誕生日はもう来ない」を観たことがあります。
「誕生日はもう来ない」はスプラッター系B級ホラー映画なんですが、筆者はすごくツボにはまる傑作だと思いました!
どこかで見たことある顔だな~と思ってたら、なんとメアリー役のメリッサ・スー・アンダーソンが主人公だったのです!
大草原の小さな家のメアリー役の声優
ドラマ「大草原の小さな家」でメアリー役の声優を演じたのが石川弘美さんです。
石川弘美さんは大草原の小さな家シーズン1~9のすべてで、メアリーの声優を担当しました。
2019年に放送されたNHK BS4K版「大草原の小さな家」で、メアリーの声優を演じたのは清水理沙さんです。
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大草原の小さな家でメアリー役が活躍した人生にネタバレで迫る!
メアリー・キャロライン・アメリア・インガルスは、大草原の小さな家に登場するインガルス一家の長女にあたります。
メアリーはしっかり者で、勉強の出来る女の子。
金髪と青い瞳がかわいいメアリーは、学校の男子から好意を持たれるエピソードがよくありました。
メアリーはローラの相談役になったり、勉強を教えてあげたり、一緒に学校に通ったりと、大草原の小さな家の中心的キャラクターといえます。
しかし大草原の小さな家シーズン4の最終話で、以前かかった病気が原因で失明することになりました。
盲人となったメアリーは、最終的に盲学校の教師になります。
大草原の小さな家ではメアリーが主人公になるエピソードはたくさんあり、名作エピソードも多いです。
大草原の小さな家では過酷な運命を背負うキャラクターがよく登場しますが、メアリーも例外ではありません。
人生山あり谷ありを地でいくような、メアリーの人生を以下から見ていきましょう!
ここからはネタバレありなのでご注意を!
メアリーとジョンの初恋
メアリーといえば、詩人になる夢を持つジョンとのエピソード「風の中の初恋」(第3シーズン第13話)が傑作!
「風の中の初恋」は、すごく良い話なのです!
僕は大草原の小さな家を全エピソード観ているので分かるのです。
大草原の小さな家は、本当に感動一杯な物語がたくさんあります!
感動的エピソードが、1個や2個っていう話ではないのです。
大草原の小さな家には、シーズンごとに傑作エピソードがたくさん詰まっています!
これには驚きました。
大草原の小さな家で、印象に残る名作エピソードは、父さん役のマイケル・ランドンが監督&脚本を書いてることが多いです。
マイケルランドン以外の人が脚本&監督を担当した物語も、もちろん素晴らしい。
でもマイケルランドンの作る物語は、とくに人情味あふれる作品がおおい気がします。
メアリー役が活躍する「風の中の別れ」では、メアリーの初恋が描かれます。
詩人になりたいジョン青年とメアリーとの恋話で、ジョンとメアリーは結婚の約束をします。
ジョンは、エドワーズおじさんの家で養子にもらわれてきた青年のこと。
初めジョンは、エドワーズおじさんと畑仕事をしてました。
しかし詩人としての才能を発見されたジョンは、4年制大学に通うことを出版社の人にすすめられます。
街の大学に行って勉強すれば、詩人になれるかもしれないので喜ぶジョン。
しかし大学へ行けばメアリーと会えなくなってしまうので、お互いさみしくなります。
大草原の小さな家の時代はスマホなんてないので、離れたら手紙くらいしか連絡手段がない。
「風の中の初恋」は詩人になりたいけどメアリーと離れるのがつらいジョンが、大学行きをあきらめようとする葛藤が描かれた物語。
ちなみにメアリーとジョンの関係は「大草原の小さな家」シーズン4で、ジョンの浮気により破綻してしまうのですが…
詩人を夢見るジョンとの初恋は、メアリー役が活躍した話のなかでも、とりわけおすすめなエピソードです!
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大草原の小さな家でメアリーはどんな病気にかかって失明したのか?
メアリーは幼い頃に猩紅熱(しょうこうねつ)という病気にかかったことがきっかけで、失明することになります。
メアリーが失明するエピソードは、大草原の小さな家シーズン4の最終話「失われた光(前後編」(第23~24話)で描かれました。
メアリーが家で本を読み勉強してると、だんだん目が見えづらくなってきます。
視力が落ちてしまったメアリーは、父さんに連れられて街の眼医者さんに診てもらいました。
メアリーは眼鏡を作ってもらうのですが、それでも視力の低下はおさまりません。
メアリーの視力低下は、幼い頃にかかった病気「猩紅熱(しょうこうねつ)」が原因だったのです。
まさかの展開に、メアリーはとても落ち込みました。
当然周りの家族も大騒ぎです。
筆者も大草原小さな家シーズン1~4の元気なメアリーを見慣れていたので、急展開に驚きました!
しかしキャラクターに容赦ない試練が訪れるのが、大草原の小さな家。
これは19世紀後半、まだ文明が発達していないアメリカの自然で生きていく事のシビアさを表現しているのだと思いました。
お医者さんのすすめでメアリーは家族と離れ、アイオワの盲学校に行くことになりました。
インガルス一家も長年住んでいたウォールナットグローブを離れて、アダムやメアリーのいるアイオワへ引っ越してきます。
最終的にインガルス一家はウォールナットグローブに戻るのですが。
インガルス一家のアイオワでの生活は、大草原の小さな家シーズン5の冒頭で描かれます。
ちなみに大草原の小さな家シーズン5の1話目で、アルバートが登場しました。
大草原の小さな家で病気によりメアリーが失明するエピソードは、驚きだった人も多いのではないでしょうか?
以下の記事では大草原の小さな家「失われた光」をネタバレで詳しく解説していますので、興味のある方はあわせてご覧ください♪
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失明がきっかけでアダムと出会うメアリー
失明によりアイオワの盲学校に行くことになったメアリーは、将来の結婚相手となるアダムと出会います。
アダムはメアリーと同じ盲人で、盲学校の先生。
盲学校に入れられた自分をみじめに感じるメアリーですが、アダムと信頼関係を構築するなかで考えが変わります。
やがて、アダムとメアリーはお互い好意を持つようになりました。
この時期、アダムはダコタの盲学校教師に任命されています。
アダムは一緒にダコタに来て盲学校の教師を手伝ってほしいと、メアリーに持ち掛けます。
アダムが自分にしてくれたように、メアリーも目の見えない子供たちの役に立ちたいと思いました。
アダムとメアリーには信頼関係を越えた、愛の感情が芽生えはじめます。
父さんや母さんは先生になるというメアリーの夢が叶うということで、ダコタ行きに賛成してくれました。
メアリーがアダムと結婚する
大草原の小さな家シーズン5の第10話「メアリーの結婚」で、メアリーはアダムと結婚します。
しかしメアリーはいざ結婚となった時、とまどってしまうのです!
メアリーは盲人同士が結婚をすることに不安を感じ、子供が生まれたらどうするのかと落ち込みました。
メアリーはマリッジブルーならぬ、突然の結婚しない宣言をします!
もちろんアダムとメアリーは相思相愛。
しかしだからこそ、メアリーは結婚を不安に感じたんですね。
物語は盲人の子供・スーザンが行方不明になることで動きます。
嵐の中でメアリーとアダムは必至にスーザンを探すも、激しい暴風雨でメアリーは諦めかける。
でも、アダムはくじけない。
スーザンを見つける!というアダムの信念により、縁の下でスーザンは発見されるのです。
アダムの姿から、「あきらめなければきっと出来る!」というメッセージを受け取ったメアリーは、結婚する勇気を得ました。
こうしてメアリーとアダムは幸せな結婚を果たすのです。
大草原の小さな家は、物語作りが本当にうまいですね。
盲人同士が結婚することに不安を感じたメアリー。
ここに盲人の子供スーザンが迷子になる話をもってきて、アダムに捜索させる。
なかなかスーザンが見つからないけど、最後まであきらめないアダム。
最終的にアダムはスーザンを見つけます。
そんなアダムのあきらめない姿を見たメアリーの心が変わるというこの展開!
う~ん、面白いです!
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大草原の小さな家でメアリーに赤ちゃんが生まれる
大草原の小さな家シーズン6の第11話「メアリーの赤ちゃん」で、メアリーは赤ちゃんを産みます!
「メアリーの赤ちゃん」は、「生命の始まりと終わり」を感じさせてくれるようなエピソードです。
「メアリーの赤ちゃん」で、キャロラインの両親がウォルナットグローブへやってくるけど、おばあちゃんが亡くなってしまいます。
妻を亡くしたおじいちゃんは、落胆して生きる希望をなくしてしまう。
でもアルバートがキッカケで、おじいちゃんが元気を取り戻しました。
おじいちゃんは作家になるという夢が叶い、本を出版すると同時にメアリーの赤ちゃんも生まれる!
メアリーの赤ちゃんの誕生と、おじいちゃんの作家の夢が叶う感動をリンクさせています。
メアリーの赤ちゃんが生まれると、おじいちゃんはウォルナットグローブを去ってゆくという展開。
「メアリーの赤ちゃん」ラストのナレーションで、おじいちゃんは2年後に亡くなると予告されています。
メアリーの赤ちゃんが「生命の誕生」、おじいちゃんとおばあちゃんの死が「生命の終焉」を暗示しているように感じました。
「メアリーの赤ちゃん」はまさに「生命の始まりと終わり」を表現したような話で、僕も大好きなエピソードです!
以下の記事では「メアリーの赤ちゃん」の感動やあらすじを、ネタバレで解説しています♪
火事でメアリーの赤ちゃんが!
大草原の小さな家シーズン6の第18~19話「悲しみを越えて」で、メアリーに試練が訪れます。
アルバートと友達が原因で盲学校の地下室から火災が発生し、大火事になってしまうのです!
メアリーの赤ちゃんを助けに行ったガーベイの妻アリス。
しかし、火事によってアリスとメアリーの赤ちゃんは死んでしまいます。
生まれて間もないのに、すぐ亡くなってしまうメアリーの赤ちゃん。
妻を亡くしたガーベイは酒におぼれるようになり、アンディもひどく悲しみました。
アルバートは自分がきっかけで火事を起こしてしまったので、深い罪の念を感じます。
「悲しみを越えて」では苦しい人間模様が描かれますが、このシビアなドラマこそ大草原の小さな家の魅力です!
「悲しみを越えて」の後半部分は、自分の責任で火事を起こしたことに苦悩するアルバートが物語の目玉になります。
メアリー役も活躍した「悲しみを越えて」も、感動必須のエピソードでした!
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目が見えるようになったアダムとメアリーの葛藤
「悲しみを越えて」で赤ちゃんを失ったメアリーは、悲しみを乗り越えるのに苦労しました。
しかし苦悩を乗り越えた先に、成長した未来があります。
その後のメアリーは、アダムと一緒に盲学校の教師をすることになりました。
その後は、ところどころメアリー役の主役エピソードもはさみながら、大草原の小さな家は進みます。
盲人だったアダムが、目が見えるようになるエピソードもありました。
目が見えるようになったアダムを喜ぶメアリーですが、同時に不安もありました。
盲人のメアリーは、健常者アダムの力になれないのではないかと悩んだのです。
メアリーとアダムの間でひと悶着ありますが、そこは2人の愛で乗り越えていきます。
アダムは目が見えるようになると、弁護士になりました。
そして二人は幸せに生きていくのです。
大草原の小さな家のメアリー役やメアリーの壮絶な人生のまとめ
大草原の小さな家のメアリーを役を演じていたメリッサ・スー・アンダーソンや、メアリーの壮絶な人生を見てきました。
メアリー役のメリッサは、子供のころからCMやテレビドラマで活躍しており、大草原の小さな家で一躍有名になっています。
そんなメアリー役が演じるメアリーの人生は、病気や失明、赤ちゃんを失うなど、大変なことがありました。
大草原の小さな家の第1話では幼かったメアリーも、シーズンが進むにつれ成長し、大人の女性になっていきましたね。
病気や失明など苦悩もありましたが、それを乗り越えたメアリーはアダムと共に幸せに生きていくことになります。
大草原の小さな家は「人生」を感じさせてくれるドラマです。
大草原の小さな家にはたくさんの感動的な物語が詰まっており、ここで挙げた物語は氷山の一角にすぎません。
美しい自然、家族愛、濃厚な人間ドラマ…大草原の小さな家にはこれら感動がつまっているのです!
大草原の小さな家でメアリー役の活躍を観たい人は、以下の記事に無料視聴する方法を書きましたので、あわせてご覧ください♪
メアリーの他にも大草原の小さな家の登場人物について書いていますので、興味のある方は以下のリンクからどうぞ♪