油絵で漫画を描く？表現に革命をもたらす男が始めた実験を紹介！

筆者は油絵で漫画を描く、漫画アート作品を制作した。

表現者はいつも、常識を疑う目を持たねばならない。

なぜなら世の中の当たり前に従っていたら、その他大勢の表現から抜け出ることができないからだ。

当たり前を疑い、自分にしかできない表現を切り開いていく必要がある。

そんな思いから、筆者は変わった表現をしようとしている。

漫画とアートを融合して、自己表現をするという行為である。

筆者は漫画とアートを組み合わせて創作を行う、漫画アート芸術家なのだ。

ぼくは漫画とアートを組み合わせるために、油絵で漫画を描く実験を行った。

この記事では、油絵で描いた漫画作品を紹介しよう。

油絵で漫画を描いた漫画アートを紹介

今回筆者は、大地よりはえたる者というキャラクターを使って、油絵による漫画を描いた。

肌色の奇妙な生物は、僕のアートのアイコン的存在「大地よりはえたる者」。

油絵で漫画を描く実験をして、気づいたことがある。

それは、「漫画の絵は意味の集合体」だということだ。

漫画はあるページ内でテーマや物語、キャラクターを通して読者を楽しませるもの。

そのため漫画は、読者が理解できるような絵で描く必要がある。

漫画で描かれる絵は、意味を伝える情報なのだ。

例えば漫画で街の背景を描くとき、そこに海を描いたりしないだろう。

街なら建物や道路、人通りなどを描かなければ、街だと読者には伝わらない。

遠くに海が見える街並みなら話は別だが。

漫画で描く絵は、読者に情報を伝えるという役目がある。

でもアートとしての油絵は違う。

アートとしての油絵は、作家自身の表現といえる。

だからアートとしての油絵は、意味を伝えていなくてもいいのだ。

この点で、アートの絵と漫画の絵は異なる。

アートで描く絵は、情報から解放されている。

アートの絵は情報を伝えるのではなく、表現として描ける。

情報を伝える絵と、表現として描く絵。

この違いは、大きい。

漫画のなかでビルを読者に見せるためには、ビルらしい外観で描かなくてはならない。

定規や遠近法を使って、ビルらしく見えるように描くだろう。

しかし油絵アートとして自由にビルを描けと言われたら、僕はビルとは違った様相の絵を描くだろう。

意味を表す絵と、表現としての絵では、違うのだ。

筆者が考える漫画アートは、意味としての絵と表現としての絵がまざったものになるだろう。

漫画を構成する要素と、アートを構成する要素を合体させるのだ。

漫画を構成する要素をあげると～

などがある。

これら漫画を構成する要素に、表現としてのアートを組み合わせたらどうなるのか？

ここに漫画アート創作の面白さがある！

最後に

新しい表現を生み出すためにも、人と違う発想をしていこう。

筆者はそんな思いから、今回油絵で漫画を描く実権を行った。

皆と同じ方向を向いていたら、その他大勢の群れから抜け出すことは出来ない。

だから僕は、他の人が行かない方へ行く。

アートと漫画の融合を目指すのは、そのため。

僕は漫画を情報としてではなく、表現として描いていこうと思った。

創作における新たなる視点というのは、いつも未知への実験から生まれるのだ。

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