18歳ころから世界文学全集を読みだすようになり、そのころにバルザックの小説が好きになりました。
バルザックは19世紀フランスで活躍した小説家です。
ドストエフスキーなどその後の小説家に大きな影響を与えた天才的な作家と言われています。
それで「ゴリオ爺さん」や「従妹ベット」や「幻滅」などいろいろ読んできました。
バルザックは作品だけじゃなく、インパクトのあるその性格も面白くて好きです。
すさまじい浪費癖で借金を作り、借金取りに追い立てられるも、必死で小説を書いて借金を返します。
でも浪費癖は生涯直らず借金をし続け、51才の短い生涯を閉じる人なんです。
きっと借金をすることで逃げれない状況を作り、それを糧に、集中して創作に取り組んでいたんだと思います。
借金や浪費癖は、僕なら絶対しません。
でも自らを追い込むような状況を作り、それをエネルギー源にして創作へ猛烈に集中するやり方は、面白いと思います。
実際ボクも欲しいものを先に買うことによって、それを支払うために仕事へのやる気が増すということがあります。
「買う」という行為が、仕事や創作へのやる気に繋がるのです。
意識が仕事へなかなか定まらない時、むしろ仕事よりも先に「買う」行為を行い、それを糧に仕事に集中するのは意外に効果的かもしれないと思いました。
先に「買う」ことによって、意識を仕事や創作へ強引に向けるのです。
バルザックの浪費癖をみて、どことなく心当たりがあったのはこれなのです!
こんなことを書いてたら、またバルザックの小説が読みたくなりました。
今日もご来訪ありがとうございます!
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バルザックの悪癖をみてどことなく心当たりがあること
投稿日:2024年6月18日 更新日:
執筆者:ARThiro