テレビドラマ「大草原の小さな家」の第2話に、「すばらしい収穫」というエピソードがあります。
「すばらしい収穫」は大草原の小さな家DVDシーズン1の1番目に入っているので1話目と思いがち。
でも「すばらしい収穫」は第二話目にあたる物語なのです。
大草原の小さな家「すばらしい収穫」では、インガルス一家がウォールナットグローブにやってきて以降の話が描かれます。
ここでは大草原の小さな家の2話「すばらしい収穫」のあらすじをネタバレで迫るとともに、第2話を見た筆者の感想も書いていきますね!
Contents
大草原の小さな家「すばらしい収穫」の作品情報
海外ドラマ大草原の小さな家「すばらしい収穫(A Harvest Of Friends)」は、シーズン1の1話目に放送された作品です。
大草原の小さな家は「すばらしい収穫」の前に、実質的な1話目にあたるパイロット版「旅立ち」が放送されました。
旅立ちではインガルス一家がウォールナットグローブの小さな家に住み始める前の物語が描かれます。
⇒大草原の小さな家の1話「旅立ち」についてはこちらの記事で書いてます♪
大草原の小さな家は1話目の旅立ちが放送された後に、シーズン1の1話目「すばらしい収穫」が放送されました。
このため「素晴らしい収穫」はシーズン1の1話目だけど、実質的に2つめの物語になります。
「すばらしい収穫」が初めに放送されたのは、アメリカで1974年9月11日、日本で1975年7月23日。
大草原の小さな家4k吹替版の「すばらしい収穫」は、2019年4月10日に放送されました。
大草原の小さな家「すばらしい収穫」の監督を担当したのは以下。
「すばらしい収穫」はDVDで見る限り、脚本者名がクレジットされていませんでした。
「すばらしい収穫」は大草原の小さな家の初期エピソードだけあって、登場キャラクターが若々しいです!
そして大草原の小さな家の魅力である、自然豊かな田舎の景観が非常に美しい!
大草原の小さな家は主にウォールナットグローブでのインガルス一家の物語が描かれるので、その1発目となる記念すべきエピソードが「すばらしい収穫」です!
大草原の小さな家「すばらしい収穫」の主な登場人物と声優は以下。
●フレデリック・チャールズ・フィリップ・インガルス役/マイケル・ランドン
吹替声優:柴田侊彦(通常版)/森川智之(NHK BS4K版)
●キャロライン・レイク・クイナー・ホルブルック・インガルス役 /カレン・グラッスル
吹替声優:日色ともゑ (通常版)/ 小林さやか(NHK BS4K版)
●メアリー・キャロライン・アメリア・インガルス役/メリッサ・スー・アンダーソン
吹替声優:石川弘美 (通常版)/ 清水理沙(NHK BS4K版)
●ローラ・エリザベス・インガルス役/メリッサ・ギルバート
吹替声優:佐藤久理子 (通常版)/宇山玲加(NHK BS4K版)
●ネルス・オルソン役/リチャード・ブル
吹替声優:草薙幸二郎 (通常版) / 岩崎ひろし(NHK BS4K版)
●ハリエット・ウィリアミナ・オルソン役/キャサリン・マグレガー
吹替声優:中村紀子 (通常版) / 定岡小百合
(NHK BS4K版)
●ロバート・オルデン役/ダブス・グリア
吹替声優:巖金四郎(通常版) / 浦山迅(NHK BS4K版)
●ハイラム・ベイカー役/ケビン・ハーゲン
吹替声優:穂積隆信 (通常版) / 大塚芳忠(NHK BS4K版)
大草原の小さな家「すばらしい収穫」のあらすじをネタバレ!
ここから大草原の小さな家「すばらしい収穫」のあらすじをネタバレで解説していきます!
「すばらしい収穫」では定住地を定めたインガルス一家と、ウォールナットグローブの人々との友情が描かれます。
ウォールナットグローブにやってきたインガルス一家
大草原の小さな家「すばらしい収穫」の冒頭はローラのナレーションで始まります。
ミネソタのプラムクリークにある土手の斜面に作られた土の家から、ローラがジャック(犬)といっしょに出てきました。
インガルス一家はもともとミシガン湖の西に住んでましたが、より快適に住める場所を求めてカンザスの大草原に引っ越ししたことが語られます。
カンザスの大草原で小さな家が出来て、それなりに暮らしができるようになったころ、政府からの立ち退き命令が下りました。
この部分は大草原の小さな家1話「旅立ち」の内容がナレーションされています。
その後インガルス一家は住みかを求めて、馬車で長い旅をしていたのです。
ようやくインガルス一家はミネソタにたどりつき、「すばらしい収穫」の物語が始まる地点にやってきました。
ローラが丘を見上げると父さんと製材所のハンソンが握手をしています。
チャールズは畑があって町にも近いため、この土地に住もうと思いハンソンと話をしていたのです。
チャールズはハンソンに、ミネソタのプラムクリークに住む手続きをするといいます。
キャロライン、ローラ、メアリーの3人は足を小川にいれて座っています。
チャールズは家族に、この地で住むと告げます。
翌日から父さんはハンソンの製材所で仕事を始めました。
父さんは製材所で働くかわりに、家を作るための材木をもらえる事になっていたのです。
インガルス一家はこれまで旅を共にしてきた2頭の馬を、畑を耕すための牛2頭と交換していました。
父さんは製材所の仕事が終わっても夜遅くまで、家族が住むための家を作っています。
ついにインガルス一家の小さな家が完成しました。
ここでできた家が、大草原の小さな家の今後の物語の舞台となります。
父さんは母さんを花嫁のように抱えて、新しくできた家に入りました。
ローラは小さな家の2階へいき、大きなベッドと窓があることに感動します。
これまでは馬車で移動生活をしていたインガルス一家。
ガラスの入った窓や、すべすべの床、屋根があって3つも部屋がある小さな家は、インガルス一家にとって豪邸と呼べるものでした。
小さな家を完成させた父さんは、次に畑を作ることを考えます。
キャリーも小さな家が出来たのがうれしくて、一人で2階にあがって遊んでいます。
ローラ「ねえ、おうちっていいわね」
父さん「どんなところがいい?」
ローラ「みんな一緒なんだなって感じがするもん」
父さん「そうだ、本当だな」
父さんは、ローラ、メアリー、キャリーを抱えて、「みんなで仲良くやろうな」と言ってくれました。
オニールに交渉をする父さん
チャールズはオルソンの雑貨店にやってきます。
畑を耕すための鋤と種まき用の小麦40ヘクタール分を買いに来たのです。
しかし、チャールズにはお金がありませんでした。
チャールズはオルソンに畑を耕した秋の収穫で払うからと、前借で商品を購入しようとします。
しかしオルソン婦人が現金でないと商品は渡せないと言いました。
オルソン婦人は、以前チャールズのような人が借金が払えなくなり夜逃げをしたという話を持ち出しました。
チャールズはオルソン婦人の発言にムッとして雑貨屋から立ち去ります。
これはオルソン婦人の初登場シーンですが、彼女のキャラクターがひかえめながらよく出ています。
鋤と種麦が欲しいチャールズは、オニールの店にやってきました。
お金がないチャールズは、オニールの店の壊れた屋根を直す代わりに鋤と種麦をゆずってくれるよう交渉します。
積雪で屋根がつぶれてしまい、事業が軌道に乗るまではオニールも屋根の修理ができない状態でした。
オニールの店の屋根を直すための材料費は、オニール持ち。
このためオニールは、マンケイトから届く小麦100袋を倉庫に詰め込む作業もチャールズにお願いします。
チャールズは3週間以内にオニールの店の壊れた屋根を修理し、小麦袋を100個倉庫に積み込むのと引き換えに、鋤と種麦をもらえることになったのです。
チャールズはすでにハンソンの製材所で働いており、さらにオニールとの契約を果たすことになります。
商売に抜け目ないオニールは、チャールズが3週間以内に仕事を果たすよう、担保をとりにきました。
オニールは、もしチャールズが契約した仕事を果たせなかった場合、牛2頭を取り上げるという契約書を書かせたのです。
チャールズは畑を耕すための道具が手に入りましたが、3週間の間は負担の大きい生活がよぎなくされます。
製材所で6時間、オニールとの契約で6時間働き、その上に畑まで耕そうとするチャールズ。
父さんの無茶な働きぶりを、母さんは心配します。
しかしチャールズは家族の生活のためにも、このハードな生活を乗り切ると宣言しました。
父さんは翌朝から、朝食を食べる時間もなく仕事先へ向かいました。
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チャールズがベイカー医師と友達になる
チャールズは仕事へ向かう途中、馬車の車輪が故障したベイカー医師と出会います。
チャールズはベイカー医師の壊れた車輪を直してくれました。
ベイカー医師と仲良くなったチャールズは、町まで馬車で送ってもらいます。
オニールの店の屋根を汗だくになって直す父さん。
お昼の警笛が鳴ると父さんは昼食を食べながら、製材所へ向かいます。
製材所にベイカー医師がやってきて、車輪を直してくれたお礼にチャールズに鶏をくれました。
ここでハンソンとベイカーは、お互いの時計でどちらが性能がいいかを張りあいます。
ハンソンが汽笛を鳴らすと、キャロラインは畑に牛を連れていきました。
父さんは製材所の仕事の後にすぐ、畑仕事へ向かうことになっていたのです。
夜遅くまで働く父さんを見て、ローラは「お日様よりも働きもの」と思いました。
父さんは忙しくて家族と一緒に食事も話もできませんでしたが、日曜だけは仕事が休みです。
日曜日は家族一緒に教会に行けるので、ローラは楽しみにしていました。
しかし父さんは仕事の疲れがたまって、教会に行くころには眠っていました。
キャロラインたちは仕方なく、父さん抜きで教会へ行きます。
教会ではオルデン牧師が日曜礼拝にやってこない人がいるので、説教を説いています。
大草原の小さな家の世界では、日曜日には教会に来て、牧師の話を聞くという習慣があります。
普段は教会が好きなローラですが、オルデン牧師の説教があったのでイマイチ今日は楽しくなかったとこぼしました。
オルデン牧師は「教会へ来ない者は罰を受ける」と言っています。
オルデン牧師の上の言葉は、この後に起こる事件の伏線となっています。
働き者の父さん
ローラ達は教会からの帰り道、畑を耕している父さんを見つけました。
キャロラインは怒ってチャールズの元へ行きます。
母さんは、チャールズが教会に行かないため寝たふりをして畑作業をしていたと勘違いしたのです。
しかしチャールズは目が覚めたら皆がいなかったので、畑作業をしていたと言います。
教会の教えにならうインガルス一家にとって、日曜日は安息日であり、お祈りをして休息をとる習慣がありました。
そんな安息日に教会へ行かず、働いているチャールズに母さんは怒っていたのです。
その夜、ベッドで聖書を読むキャロライン。
チャールズはキャロラインに教会へ行かなかったことを謝りました。
母さんは、父さんの体を心配して気をもんでいました。
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オニールの店の屋根の修理が終わる
チャールズの仕事は順調にすすみ、オニールの店の屋根の修理が完了しました。
チャールズはすでに製材所で材木代分の労働を終えており、50セントの手取りも発生しています。
チャールズの働きを見たハンソンは、今後も製材所で仕事をしてくれるよう依頼してくれました。
こうしてチャールズはハンソンの製材所で今後も働くことになります。
チャールズが家に戻るころには、子供たちは寝てました。
キャロラインは、仕事で忙しいチャールズが子供たちにストレスをぶつけていることに不満を抱いています。
疲れた父さんにうるさくないよう、子供たちを早く寝かしつけていたのです。
チャールズは2階へ行くと、ローラ達はまだ起きていました。
父さんはローラ達に仕事が忙しくてかまってあげられなかったことを謝り、明日は家族みんなでピクニックへ行こうと話してくれました。
ローラ達は久々に父さんと時間を過ごせることに喜びます。
ピクニックをするインガルス一家
大草原の小さな家のエンディングテーマ曲が軽快に流れる中、インガルス一家はピクニックを楽しんでいます。
丘を走ってくるローラやメアリー、キャリーの姿がかわいらしい場面です。
チャールズはキャロラインとキスをし、家族はとても幸せな時間を過ごしていました。
父さんは凧揚げを見せてくれます。
しかしチャールズがあげていた凧は、木に引っかかってしまいました。
父さんは木に絡まった凧をとりに行くため、木に登っていきました。
しかし父さんは凧をとる途中、木の上から落ちてしまいます。
仕事の疲れがたまっていた父さんは、不注意で木から落下したのです。
すぐにローラはベイカー医師を呼びに行きました。
ベイカー医師はチャールズの手当をしてくれます。
チャールズのあばら骨は4本も骨折していました。
チャールズは1週間の間、休養をとらなくてはなりません。
しかしチャールズには、オニールの倉庫仕事、畑仕事、納屋を作る仕事が残っていました。
父さんはケガをして横になっている場合ではなかったのです。
父さんの代わりに、キャロラインが畑仕事をするようになりました。
子供たちの食事の世話もする母さんの体を、チャールズは心配します。
しかし母さんは農民の妻として畑仕事をこなすと、はりきっていました。
オニールが牛を取り上げに来る
キャロラインが畑仕事をしているとき、オニールがやってきました。
オニールは契約期間の3週間が来るのにチャールズの仕事が完了しないので、契約通り牛2頭を引き取りに来たのです。
母さんはチャールズがケガをしているから、もう少し待ってほしいとオニールに言います。
しかしオニールは契約書を見せてケガは関係ないとし、牛を2頭を持っていってしまいました。
この話を聞いたチャールズは、ケガをしているのにオニールの元へ向かいます。
チャールズ一家は牛がないと畑を作れなくなり、収入源を失うことになります。
牛2頭はチャールズ達にとって、今後の生活に関わる重大な問題だったのです。
父さんを追って、ローラとメアリーもオニールの店に向かいました。
ケガをした体で仕事をする父さん
チャールズはオニールの店で、契約書を再度確認します。
契約書の契約期間は、この日の夜12時となっていました。
オニールはまだ契約期間が過ぎていないのに、チャールズ家から牛を取り上げていたことになります。
融通の利かないオニールから牛を取り戻すために、チャールズはケガをした体で小麦袋100個を倉庫に積む作業を始めました。
よろよろの体で働くチャールズを見る町の人やローラたち。
あばら骨が4本骨折している状態で、重い小麦袋を倉庫に積む父さん。
ついに父さんは、力尽きて倉庫に倒れこんでしまいます。
ローラとメアリーは倒れた父さんの元に行き、かわりに小麦袋の積みこみ作業を始めました。
小麦袋は重いので、ローラとメアリーでは作業がすすみません。
父さんはローラ達に、家に帰るようにいいました。
その時…
様子を見ていた町の人々が、みんな集まってきます。
町の人々はチャールズ一家のために協力して、小麦袋を積み込む作業をしてくれたのです。
大草原の小さな家のテーマ曲が流れ、温かい雰囲気が流れるシーンです。
町の人が勢ぞろいで働く姿を見て、オニールは牛を返すと言いにきました。
町の人たちのおかげで父さんはオニールとの契約を無事果たすことができ、牛2頭をとり戻すことが出来ました。
仕事を手伝ってくれたハンソンやベイカー医師たちにお礼をいうチャールズ。
ハンソンは日曜礼拝の後に畑の耕し協議会をするので、チャールズの畑を貸してほしいといいました。
チャールズは快く承諾します。
すばらしい収穫ができた父さんたち
こうしてインガルス一家と町の人たちとの友情が築かれました。
ラストでも、ベイカー医師とハンソンはお互いの時計の優劣を競っています。
牛2頭を連れて、小さな家に戻っていく父さんとローラたち。
母さんは牛が戻ってきたことに喜び、キャリーを抱いて父さんたちの元へ向かいます。
父さんは帰り道に言いました。
「プラムクリークに落ち着いて良かったな」と。
ラストはローラのナレーションが流れます。
小麦の収穫はまだ先ですが、すでにインガルス一家にはすばらしい収穫がありました。
インガルス一家は、「友達」という収穫を得たのです!
新しく生活が始まる土地で、良い友達がたくさんできて、父さんはとても嬉しそうにしていました。
大草原の小さな家のテーマ曲が流れる中、感動的に「すばらしい収穫」は終了します。
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大草原の小さな家「すばらしい収穫」の感想
大草原の小さな家「すばらしい収穫」は、インガルス一家が今後舞台となるウォールナットグローブに移り住んできた話の1発目。
ベイカー医師やオルソン夫妻、ハンソンやオニールなどのキャラクターが登場し、物語が動きます。
「すばらしい収穫」で、印象深いのは父さんと母さんの愛ですね。
ことあるごとに、父さんは母さんにキスをしたり、ハグしたりで愛を示している。
お互いを思いやる温かみが、作品から感じられます。
また「すばらしい収穫」は、働き者で優しい父さん像が表現されています。
お金がなくても町の人と交渉をして、生活設計を立てていく父さんの行動力は見習える!
父さんは家族のために働きすぎて、一時は子供たちにストレスを当てたりしました。
本来なら休むべき日曜日に畑仕事をして、父さんがキャロラインに責められる展開も。
しかし父さんの行動の裏には、家族に良い生活をしてほしいという思いがあります。
家族愛を感じさせる物語ですね。
「すばらしい収穫」で、オニールは仇役ともとれる位置のキャラクター。
チャールズに鋤と小麦種を与えるかわりに、屋根の修理と小麦袋100個を3週間以内に倉庫に積む作業を与えました。
オルデン牧師は日曜礼拝に来ない者には罰が与えられると言いましたが、これは父さんが木から落ちる展開の伏線といえるでしょう。
ケガをして働けないのに、オニールは契約期間が過ぎたとして牛を2頭をとり上げていきました。
オニールのいかにも敵役っぽい行為ですが、これがあるおかげで「すばらしい収穫」にラストへ向かう盛り上がりができています。
インガルス一家にとって、牛2頭は今後の生活がかかった重要な存在なのです。
オニールの店へ向かうシーンが西部劇「SHANE」を感じさせる
「すばらしい収穫」で、チャールズは牛を取り戻すためオニールの店へ一人向かいます。
チャールズの後をローラとメアリーが追いました。
チャールズがオニールの店に向かうシーンの緊張感は、西部劇で味方が最後の決戦に出向くような雰囲気があります。
オニールの店に向かう父さんの後を追うローラ達を見て、ぼくは西部劇「SHANE」のラストシーンを感じました!
映画「SHANE」でシェーンが最後の戦いへ向かう時、ジョーイ少年がシェーンを追っていきます。
ローラ達が父さんを追うシーンが、シェーンを追うジョーイ少年を感じさせるのです!
ぼくはこれまで見たあらゆる映画のなかで西部劇「SHANE」が最も好きなので、SHANEの匂いがする大草原の小さな家「すばらしい収穫」にとても親近感を感じました。
SHANEでは最後銃撃戦が描かれますが、「素晴らしい収穫」のラストは骨折をしている父さんが小麦袋を運びます。
ケガをしてる父さんが、小麦袋の積みこみをする姿を見て涙ぐむローラたち。
このシーンは非常に人情深いものを感じます!
貧しいながらも、生きていくために一生懸命な姿が胸を打つのです!
さすがの父さんが力尽きた時、ローラたちが助けに行く場面に家族愛の温かさを感じました。
最後は町の人たちが父さんのかわりに荷物の積み込みをして、問題が解決する。
インガルス一家を町の人々の友情が救うという、うまいラストの展開だなと思いました。
友達というすばらしい収穫
インガルス一家は農民であり、農民は畑を耕して作物を収穫しますね。
「すばらしい収穫」では、父さんが作物ではなく友達というすばらしい収穫をします。
「すばらしい収穫」は友達という作物を収穫するという、本編のテーマを感じさせる深いタイトルだと思いました。
家族愛や隣人愛など、人情の物語を描く大草原の家らしい物語ですね。
「すばらしい収穫」は貧しくても力を合わせて生きていく、家族のひたむきな姿勢が感動的な話です。
この「すばらしい収穫」から大草原の小さな家の物語は始まっていくと、そんな風に思わせてくれる物語でした!
大草原の小さな家「すばらしい収穫」の関連商品
「すばらしい収穫」が収録されているのは、大草原の小さな家のDVDシーズン1。
こちらの商品は大草原の小さな家シーズン1の全エピソード24話が入った、お手頃価格のDVDバリューパックです!
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