自分がデザインしたオリジナルTシャツが作れたら、嬉しいものですよね。
漫画やイラストを描く人にとっても、自作をTシャツなどのアイテムに印刷して使用出来たら、オリジナルアイテムとして大切なものになるでしょう。
今回筆者は、Printful(プリントフル)というアメリカ発企業のサービスを利用して、オリジナルTシャツを作りました!
それが、こちら!
このキャラクターは筆者の漫画アートのアイコン的存在・大地よりはえたる者です!
この記事ではPrintfulで人生初のオリジナル商品(Tシャツ)を作ってみた感想、Tシャツのクオリティ、Printfulを使ってみたメリット&デメリットについて漫画と記事で解説していきます!
Contents
Printful(プリントフル) を使ってみた感想を4コマ漫画で描いてみた!
Printful(プリントフル)とは?
Printfulはオンデマンド印刷やドロップシッピングによって、Tシャツなどのオリジナル商品をプリントサービスする会社です。
Printfulは2013年にアメリカで創業され、北米やヨーロッパなどを拠点に大人気の企業とされています。
僕たちがすることはオリジナル商品のデザインを作ることで、製造&印刷&梱包&配送などの作業を、みんなPrintfulが代行してくれます。
注文が入ったぶんだけ商品が製造されるので、在庫を抱える心配がありません。
例えば自分のネットショップで自作アイテムが注文されると、注文情報がPrintfulに届いて、商品が作られます。
自分が関わることなく注文が自動でPrintfulに送信され、商品製造や梱包、配送される、完全自動化スタイルがありがたいと思いました。
ネットショップを運営する時に面倒な作業を引き受けてもらえるので、僕たちは商品デザインやネットショップ運営に集中できるメリットがあるのです。
Printfulを利用するための登録料や月額課金などはありません。
お客様から商品に注文が入った時に、代行手数料としてPrintfulにお金を支払うという、わかりやすいシステムです。
また商品や包装にはPrintfulの文字が入らないので、ラベルや配送明細などを工夫して、自分ブランドを確立することができます。
Printfulは日本国内だけでなく、世界中へ商品を配送できるところも良いですね。
Printfulは海外を中心に活動する企業だったのですが、2020年8月から日本でも一部商品の製造や配送をするようになりました。
そのため、日本で作られた商品は届くまでの日数が非常に早くなっています。
現在、日本国内ですべての商品が作られているわけではないようですが、これから商品の数が伸びていくことが予想されています。
Printfulを使ってみた表現者が感想を書いてみる
今回筆者は男女ともに着れるユニセックスの、コンフォート Tシャツ(Bella Canvas 3001)でオリジナルTシャツを作りました。
このTシャツはPrintfulの中でも売れ筋商品とのことで、プリント印刷代も含めて¥1700でした。
これに配送料が加わります。
さて、以下よりPrintfulを使ってみた筆者がすごいと思った感想を書いていきますね。
商品が届くのが早い!たったの3日!
Printfulで商品を注文してまず驚いたのが、商品が到着するまでの早さでした!
注文したその日から、たったの3日で商品が届いたのです。
商品は以下画像のような梱包で、ネコポス経由で届きました。
袋を開けてみるとこのように、たたんでTシャツが入ってました。
オリジナルTシャツを注文したのが7月6日。
7月7日(1日後)には商品が完成し、発送したとの連絡が届きました。
そして7月9日には商品が到着!
なんという早さでしょうか!
オンデマンド印刷やドロップシッピングサービスを扱う会社は多いですが、 Printfulは最高クラスの早さといえるでしょう。
商品が早く届く理由は、日本国内で製造しているアイテムだからです。
海外で製造&配送される商品は長くて約1カ月など、それなりに時間がかかるようですね。
Printfulで商品を作って早く届けたいなら、日本国内で製造されている商品を選ぶのが良いでしょう。
ちなみに Printfulの日本国内製造工場は熊本県にあります。
デザイン作成が簡単にできる
Printfulを使ってみたら、自分が作ったデザインを商品に配置する作成作業が、簡単だったことに驚きました。
ぼくはオリジナル商品を作ると聞いて、はじめ難しそうに感じました。
でもPrintfulではあらかじめ作っておいたデザインをTシャツに配置して、必要であれば文字やその他デザイン要素をつけ足すだけでオリジナル商品ができます。
つまりオリジナル商品を作るためにすることは~
1:オリジナル商品のデザイン案を考える
2:デザインを作る(筆者はクリップスタジオペイントEXを使いました)
3: Printful内で作成したデザインを商品に配置する(必要であれば文字やすでに登録されているデザイン要素をつけ足す)
以上の3点となります。
例えば、まずPrintfulの商品内から作りたいアイテムを選びます。
以下画像にあるように「デザインを入稿」をクリックして、制作したデザイン画像をアップロードします。
デザインの大きさや配置位置は、自由に調節できます。
アップロードしたデザインの四隅をドラッグして大きさを調整します。
モデルの人が着ている状態でデザインを配置できるので、実際に着た時のイメージが湧きやすいですね。
また以下画像のように、好きな文字を入れてデザインすることもできます。
Printfulには独自のクリップアートがあるので、それらを使ってデザインできます。
以下画像のようなクイックデザインを使ってオシャレな感じにもできますよ。
またデザインは衣類の前面だけでなく、背面、内側タグ、左右袖部分にも配置できます。
白の衣類の場合、白でデザインを作った部分は生地の白でそのまま表現されます。
自分で商品デザインを作らなくても、Printful内にあるデザイン要素を組み合わせるだけでも、オリジナルな商品デザインができるでしょう。
Printfulのアカウントを作れば作成履歴から前回作ったデザインが使用できるので、同じアイテムを作りたい時に便利ですね。
衣類系商品の数が豊富!
Printfulは衣類系商品が豊富にあるので、アパレルでオリジナル商品を作りたい人に向いてます。
以下画像にあるようにメンズ、レディース、キッズものなど、衣類系の品ぞろえが多いのが特徴。
Tシャツにしてもメーカーや素材、丈の違うものがいろいろ揃ってますよ。
衣類のサイズはSやLサイズなどだけでなく、インチやセンチ表記で大きさを確認することもできるので、自分のサイズに合ったものを選びましょう。
商品ページにある以下画像の「サイズガイドを見る」をクリックして~
「センチ」をクリックすると、どのくらいの大きさかがわかります。
衣類系以外にも作ってみたいオリジナルアイテムが多数!
Printfulは衣類系以外でも作ってみたいアイテムが多数みつかりました。
例えばスマホケースやトートバッグ、帽子、ブレスレットやリュックサック、ダッフルバッグやノートパソコンケース、マスクやキーホルダー、ピアスやネックレスからビーチサンダルなど。
本当いろいろな商品でオリジナルアイテムが作れるんだなと、驚くと同時にうれしい気持ちです。
絵や漫画を描く人なら、およそ生活で使うだろうアイテムで自作商品を作れば、自分アイテムで身の回りを固めることもできるわけです。
ネットショップでいろいろなオリジナルアイテムを出品できるって考えると、ワクワクしてきますね♪
Tシャツを着てみて感じたこと
Printfulで注文したTシャツを初めて見た時、プリントの品質がとても良いと感じました。
はじめ、まあそれなりにTシャツプリントされてればOKかなくらいに思ってましたが、完成したTシャツを見ると、ぼくが思い描いてた通りにプリントが施されていて嬉しかったです。
Tシャツの肌触りはやわらかめで、生地はほどよい薄さ、着心地が良かったですね。
高級品のTシャツというわけではないですが、普段着として気軽に着れる親しみやすいTシャツだと思いました。
プリント部分を長持ちさせるには、Tシャツを裏返して洗濯すると良いようです。
Printfulは連携できるネットショップが多い
Printfulは上の画像にあるように、いろいろなネットショップと連携できる強みがあります。
せっかく作ったオリジナルアイテムなので、好みのネットショップを選んで販売したいものです。
イラストや漫画を描く人で自分のサイトを持っているなら、自サイトにネットショップへのリンクを貼り、ネットショップに誘導する方法もとれますね。
Printfulを使ってみた表現者が感じたデメリット
Printfulを使ってみた筆者の感想として、Tシャツのプリントクオリティや商品が届く早さが素晴らしいと思いました。
ただ商品の届くのが早いのは日本で製造配送される商品だからで、海外製造のものだと届くまでに時間がかかるのはデメリットかなと思いました。
購入したら早く実物を手にしたくなってしまうので、1カ月近く待たされてしまうと、ちょっとな~と。
でも実際にPrintfulを利用してみて、それ以外のマイナス点がぼくは浮かばなかったですね。
Printfulで作れる商品のバリエーションが増えると、自作商品を作る側としては、より面白くなってくると思いました。
今後日本で作られる商品数が増えれば、その分国内配送が早くなるでしょうから、より満足度の高いサービスになるだろうことがうかがえます。
Printfulを使ってみた表現者の感想~最後に
これまでぼくはオリジナルアイテムを作りたいと思いながらも、なかなか作り出せずにいました。
それはTシャツなどのオリジナルアイテムを作るのが難しそうに思えたからです。
しかし今回PrintfulでオリジナルTシャツを作ってみて、考えが変わりました。
「こんな簡単にオリジナル商品が作れてしまうのか!」と。
しかもPrintfulなら、商品に注文が入ると自動で作ってくれて、お客様に配送までしてもらえます。
ぼくたちはオリジナル商品のデザインやネットショップの運営に力を入れられるので、とてもありがたいサービスだと思いました。
また、Printfulは注文を受けてから商品が届くまでのスピードが早い所が印象的でした。
デザインの元を作っておけば、Printfulのサイト上で簡単にデザイン配置できるので、オリジナル商品を作るハードルが低くなっています。
なんといってもPrintfulの強み商品は衣類系(アパレル)なので、こっち方面でオリジナル商品を作りたい人には是非ともおすすめしたいサービスです。
「あ、自分もTシャツなどのオリジナル商品を作ってみたいなぁ」って思った方は、Printfulに挑戦してみてはいかがでしょうか?
⇒ Printfulの公式サイトはこちら
前後のエッセイ漫画は以下リンクからどうぞ♪
最後までお読みいただきありがとうございました!