リゾートバイトで体験した本当にあった怖い話を書きましょう。
怖い話と言っても幽霊系の話ではありません。
あの時は本当に死を意識した、リゾートバイトでの怖い話なのです。
僕はこの時のリゾートバイトの体験があまりに怖かったので、その恐怖を漫画に描いたほどです(漫画の内容はフィクション)。
リゾートバイトで本当にあった怖い話に興味のある方はどうぞ最後までご覧ください!
Contents
人生初のリゾートバイトで体験した怖い話
僕は2012年の6月から7月にかけて人生初のリゾートバイトに行くことになりました。
当時の僕は経済面でピンチを迎えており、どうにかして現状打開をしなければいけない状況にあったのです。
そんな事から群馬県のとある高原にあるホテルへリゾートバイトで向かいました。
そのホテルの目の前には山があり、周りにはコンビニも商店街もなく、まさに自然の中にたたずむリゾートホテルでした。
僕はそこで人生初のリゾートバイトを体験したのです。
リゾートバイトとはある一定期間リゾート地に住み込んで働くアルバイトのこと。
リゾートバイト中は食べるものや住む場所、光熱費などが基本的に無料になるので、お金を稼ぐにはもってこいのアルバイトです。
またリゾートバイトには全国各地から色んな人が働きにやってくるので、新たな出会いがあって楽しめます。
リゾートバイトは温泉地や遊園地、海辺のリゾート地やスキー場など、働く場所は全国各地に色々あります。
そんなリゾートバイトですが僕が行った先は、ほんの数名のリゾートバイターが働く小規模な編成のリゾバでした。
僕はホテルのキッチンやホールでの仕事を担当しました。
何しろ高原ホテルなので食事時には大量のお客さんが来ます。
時には学校の修学旅行でクラス単位のお客さんが来たりもしました。
仕事としてはお客さん全員分の食事の調理補助をしたり、食事を机に全員分並べたり、食事後は食器をすべて下げて洗い出します。
お客さんが食事中はウェイターとして動きまわり、宴会席での食事の時は宴会室まで食事を持って行ったりなど、てんてこまいでした。
仕事自体は慣れるまで大変でしたが、これまでにない環境で仕事をしている楽しさみたいなものはありました。
しかも仕事が終わるとおいしいまかないが食べられたり、温泉に入れたりします。
仕事後の疲れ切った後に食べる食事は本当に半端なくうまいのです!
この時に行ったリゾートバイトの食事のおいしさは格別でした!
創作をする余裕もなかったリゾートバイトでの怖い話
高原のホテルでリゾートバイトをしていたとき僕はリゾバの生活に慣れることに一杯で、とても創作をしている心の余裕はありませんでした。
寝る場所は3人用のベッドがある部屋で、初めのうちは僕一人でこの部屋を使っていました。
リゾートバイトも後半になると新人の男性が一人やってきたので、その人と2人での共同生活になります。
といってもシフトがお互い異なるのでどちらかが出勤の時はどちらかが休みとなり、単体で部屋を使うことが多い状態でした。
リゾートバイトをしていて大変なこともあったけど、新しい人との出会いや新たな環境での生活はとても新鮮で、良い気分転換になりました。
僕がリゾートバイトで契約していた期間は一か月で、リゾバ生活もそろそろ終わりが来る頃にあの怖い話は起こったのです…
リゾートバイトで本当にあった怖い話:冷凍庫に食材を取りに行く
僕はいつも通り夜の食事のための準備で調理補助や食事の支度をしていました。
基本的にこの高原ホテルで働いている人の数は少なく、ホテル全体ががらんとした印象があります。
その日は僕と料理長と他のリゾートバイター2人の計4名で仕事をしていました。
そんな中で僕は少し離れた場所にある冷凍庫に食材を取りに行くことになったのです。
この冷凍庫が怖い話のきっかけとなったのです!
僕たちが仕事をしているキッチンから冷凍庫までは少し距離があり、冷凍庫周辺には人気がない状態です。
以下がキッチンと冷凍庫の位置関係を描いた図です。
冷凍庫からキッチンまでは厚い壁があるので声などは聞こえない状況です。
いつも通り冷凍庫の扉を開けたまま、中にある食材を探していました。
食材を見つけた僕が冷凍庫から出ようと思った時、怖いその事件は起こりました!
リゾートバイトで本当にあった怖い話:冷凍庫の扉が!
僕が冷凍庫から出ようと思った矢先、突然冷凍庫の扉が閉まってしまったのです!
しかも冷凍庫の扉は内側から開かない構造になっています。
冷凍庫の扉はとても厚くて頑丈なので、たたいてもビクともしません。
しかも働いていた当時夏場に近かったので、僕は半そで一枚と半ズボンという姿。
冷凍庫の中は当然凍えるほど寒い環境です。
冷凍庫の中はとても小さく、人が3人入れば一杯になるような狭さでした。
こんな狭い場所で食物も凍ってしまう冷凍庫の中、半そで半ズボンの僕は完全に閉じ込められてしまったのでした!
冷凍庫からキッチンはとても離れているし、冷凍庫周辺に人はほとんど通りません。
僕はこの状況に直面した時、顔が青くなりました。
冷凍庫内の寒さは半端でなく、半そで一枚の僕には寒さが身に沁みます。
怖いというか、このまま冷凍庫に閉じ込められていたら…冷凍死してしまう…
僕は何とか冷凍庫から出ようと必死になって開けようとするのですが、頑丈な扉は全く動かず。
扉をこぶしでたたいても、大声を出してもキッチンまで届かないのです。
基本的にキッチンの人達が冷凍庫の方まで来ることってほとんどないんですよ。
キッチンにいる人自体が3人と少なく、それぞれの仕事に専念しているから冷凍庫の方まで来る必要性がない。
僕は仕事中携帯電話を持っていなかったので、連絡を取ることもできない状態です。
そんな中で冷凍庫の冷気は刻一刻と僕を冷やしにかかります。
分厚い冷凍庫の扉の前で、怖いというより絶望感すら襲ってきました…
そ、そ、それで…どうなったんだよ?
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リゾートバイトで本当にあった怖い話:金属のハンマーらしきもの発見!
冷凍庫に閉じ込められて20分くらい経った頃でしょうか、危機的状況のなかで僕は地面に金属質のハンマーみたいなものが置いてあることに気がつきました。
僕はとっさにハンマーらしきものを持つと、ひたすら全力で冷凍庫の扉をたたきまくりました!
ハンマーで叩いて、冷凍庫の中に人がいることを誰かに知ってもらわなければ、僕には冷凍死が待っていたのです。
少なくとも拳で扉をたたくよりは破壊力があるので、「ドンっドンっ」という音くらいは冷凍庫の近くにいれば分かったと思います。
力いっぱいハンマーらしきもので扉を叩き、冷凍庫の中に僕がいることを気付いてもらおうとしました。
でも…誰も人は来ない。
寒い…
けど寒さを防ぐものは何もない状況。
僕は必死で扉を叩き、叩き、叩きまくりました!
「こんなところで死んでる場合じゃない!やるべき事がたくさんあるんだ!」という思いで。
カツオのたたきを食べたいと思う余裕もなくハンマーで扉をぶったたいていたその時です…
ガチャッ!
奇跡の音が鳴りました!
その瞬間冷凍庫の扉は、キッチンの料理長の手によって開けられていたのです!
この時の心底から湧いてくる安堵感は果てしないものでした!
冷凍庫内側の扉はハンマーの打撃で凄いことになっていました。
あまりの寒さで死の危機に瀕した僕は、ハンマーで扉をぶったたく音に気が付いてくれた料理長によって助けられたのです!
リゾートバイトで本当にあった怖い話を乗り越えた感想
冷凍庫内に閉じ込められて死の危機を体験した僕にとって、何気ない毎日のありがたさが本当に胸にしみました!
リゾートバイトで働いているというだけなのに、生きているだけで100点満点!という気持ちになっていたのです。
人は時に日常の生活が当たり前すぎて、そこにあるありがたさに意識が向かなくなることがあります。
しかし死の危機を感じてみると、その何気ない日常の毎日がいかに感謝に満ちた日々であるかに気が付きました。
僕は高原のリゾートバイト体験を通して、何気ない毎日のありがたさを思いしったのです。
その後は無事一か月のリゾートバイト期間を終了し、いつもの生活に戻ることになりました。
リゾートバイトで冷凍庫に閉じ込められた体験が怖すぎたことから、家に戻ると自分の空想を交えて「恐怖のリゾートバイト」という漫画を描きました。
リゾートバイトは良い人生体験になる
リゾートバイトでは怖い体験もしたけど、結果的にとても刺激的で面白い一か月となりました!
僕の場合は怖い話だったけど、リゾートバイトは人生の思い出に残るような楽しい体験にもなりえるのです。
新しい環境での仕事や生活、色々な人との新しい出会い、休日のリゾート地での楽しみ、お金をためやすいことなど、リゾートバイトをするメリットは多々あります。
なんとなく今とは違う生活がしてみたい、リゾートで楽しみながら働きたい、新しい刺激が欲しいといった人にリゾートバイトは向いているかもしれません。
もしもあなたがリゾートバイトをやってみたいと思うなら、人生の思い出作りに始めてみるのも良いかもですよ!
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いつもありがとうございます!