瞑想ってよく聞くけど、瞑想するとどんな効果があるの?やり方は?
なんて思っている方もいるでしょう。
瞑想をすると心身共にすっきりして集中力や記憶力が良くなるなど、たくさんのメリットがあります。
なかでも僕が強調しておきたい瞑想の効用が、創作における重要なアイデアを受けやすくなるという事です!
僕は漫画や絵画を描いていますが、作品を作るときのアイデアを瞑想から日常的に受け取っています。
18歳のころから瞑想を始めて以来、今現在も欠かさず行っています。
あまりに瞑想をしていたために、「三度の飯より瞑想することが好きな猫」の漫画を描きだした程です。
このキャラクターが瞑想大好き猫のチッティです。
フゥア?君、瞑想に興味あるの?そんにゃら俺が教えてやる。瞑想ってのはな、したくなったら所かまわずそこら辺であぐらかいて…
お~っとっとっと、チッティの瞑想のやり方は普通じゃないのであまり参考にしないように…
ということでここでは18歳のころからずっと瞑想をし続けてきた僕が瞑想の効果やメリット、やり方について解説していきます。
瞑想の効果ややり方を知りたい人はどうぞ最後までご覧下さい。
っとその前に、俺が瞑想している所を描いた四コマ漫画「もっとがんばれ!バカオ君」を載せとくニャ~!
皆、瞑想はこうやるのニャ~!
瞑想とは?
瞑想とは心を無の状態にして自分自信と向き合い、思いをめぐらすことです。
人間は一日のうちに約6万個以上の思考が生まれてくるといいます。
そんなに色んなこと考えたのか~、気付かなかった~
日常生活を送っていると頭に邪念や雑念、ストレスがたまることもあるでしょう。
情報過多な現代、資本主義の競争社会の中では他人と比べられたり、多すぎる情報にわけ分からなくなったり、本来の自分とは違う事をしなければいけない時もあるかもしれない。
そんな世の中で生活していると、ホッとする心のオアシスが欲しいって思う時があります。
そんな時に救いになるのが瞑想なのです。
瞑想は意識が外側に向きがちな現代社会の中で、自分の内に意識を移して本来の自分と繋がれる大切な機会となります。
瞑想をすることで雑念にまみれた頭が解放され、澄んだ明晰な意識を手にすることが出来ます。
自分の周りでどんな状況があろうと、それを客観的に見つめる冷静さがもてて、感情に流されなくなります。
僕は瞑想をすることで、周りの状況に流されない自分になることが出来ました。
情報が多いことは良いことですが、自分なりの軸を持っていないと情報に踊らされて自分らしい人生から逸脱してしまう事にもなりかねません。
瞑想はにぎやかな外界から一時的に距離を取り、自分の内側に意識を向けることで豊かさを享受できる大切な行為なのです。
瞑想の効果とは?
瞑想をすると、人の個性と関わりのある脳の前頭全皮質に影響があるといいます。
そのため瞑想を行うことで以下の効果が見込めるようになります。
一つ一つ見ていきましょう。
1.不安や心配を和らげる
瞑想をすることで不安や心配、ストレスを和らげる効果があります。
僕は強い不安やストレスに襲われた時、すかさず瞑想を始めます、
瞑想をすることで心が深い平安に満たされ、自分が感じていた不安や心配は小さな事だったんだと思えてくるのです。
瞑想をして心に落ち着きが訪れると、嫌な出来事やストレス、人間関係に動じない精神でいられるようになります。
このため無駄に悩む必要がなくなり、とてもすっきりした心の状態に戻ることが出来るのです。
2.自律神経を整えて、ストレスを減らす
人間は交感神経と副交感神経の2つがバランスを取ることで生体活動が行われています。
心が緊張状態にあるときは交感神経が強く出ており、良い気分で安心している時は副交感神経が強く出ています。
人間に強いストレスがかかると交感神経が優位になるので血圧が上がったり、動悸が早くなったり、眠れなかったり、頭痛などが起きやすくなります。
しかし瞑想をすることで呼吸が整い副交感神経が強く働きだすので、自律神経を調整してくれます。
このためリラックスしてストレス解消につながるのです。
僕も強いストレスを感じた時はすぐに瞑想を始めますが、瞑想が終わるころには深い心の静寂に満たされ、ストレスなんて吹っ飛んでいます。
瞑想は僕の中で最大のストレス解消法の一つです。
3.集中力が付く
瞑想をすると集中力が増すようになります。
瞑想をすると頭から雑念が消えていくので、余計なことに思考が向かなくなり今やるべきことに集中しやすくなるのです。
僕も「これは!」ってことに向かう前は、瞑想をした上で取り組みます。
もう明らかに瞑想をやるとやらないとでは心の状態が違ってくるのです。
例えば大好きな映画をがっつり自分の世界に入って観たい!なんて時には瞑想をしてから観ますね。
僕の場合混沌とした頭の状態のまま映画を観ると、雑念に襲われることがありました。
しかし瞑想をすることで100%意識を映画に向けて、その世界を楽しむことが出来たのです。
ここ一番って時に集中力が欲しい時、瞑想をすることをお勧めします!
4.物覚えが良くなる
瞑想を行うことで記憶力がアップするといわれています。
瞑想をすると過去に体験した記憶を思い出しやすくなったり、物忘れが減るともいわれています。
長期間瞑想をしていた人は記憶に関連する脳の部位、海馬の体積が5%増したという脳の研究成果も出ているようです。
これは瞑想をすると物覚えが良くなるということですね。
僕自身の実感としては物忘れが減ったかどうかはともかく、過去に体験した記憶が思い出しやすくなったのは分かる気がします。
過去に体験した楽しいことや苦い思い出が突然よみがえり、その感覚が引き金になって漫画や絵を描きたい衝動に駆られるのです。
瞑想が創作活動に良い影響を与えているという事です。
瞑想を行うと物覚えが良くなるという事は、脳の中で情報の出し入れがスムーズに行われているということ。
瞑想をすると直観がひらめきやすくなるのもこれが原因かもしれません。
5.瞑想をすると若返りの効果あり?
瞑想をすると老化を防止する効果もあると言われています。
瞑想はコルチゾールという、老化促進するストレスホルモンを抑える働きがあると研究成果で出ています。
人の体にはテロメアという老化防止に役立つ細胞があり、瞑想はこれを強化してくれる「テロメラーゼ酵素」を発生させてくれるのです。
他にも瞑想をするとDHEAという若返りホルモンや、睡眠ホルモンのメラトニンが分泌されるようです。
何気に老化防止に役立つのが瞑想だったのです!
漫画創作の役にも立っていた瞑想をするメリット
瞑想をするメリットとして僕が強烈に感じるのは、漫画などの創作活動の役に立つということ!
瞑想をする習慣を持つと直感が冴えわたるので、漫画創作などをするときにアイデアが浮かびやすくなるのです。
僕は漫画や絵を描いているので、創作のためのアイデアが欲しい時は即座に瞑想を始めますね。
瞑想をして頭から雑念が消えた状態でぼんやり、これから作ろうとしている作品のことを考えるのです。
そして瞑想中に自分の内なる潜在意識に向かって最良のアイデアが浮かぶように指令を出します。
瞑想中は潜在意識とダイレクトにつながってる状態なので、ここで望むアイデアを注文するわけです。
すると瞑想中、もしくは瞑想終了後の何気ないときに、突然フっとアイデアが湧いてくることが多々あります。
世界の成功者の多くが瞑想をする習慣があるのもうなずけます。
スティーブ・ジョブズやイチロー、本田圭佑選手やザ・ビートルズの面々も瞑想に取り組んでいたことは有名です。
瞑想は心を穏やかにするだけでなく、必要とするアイデアや問題の解決策をも与えてくれるのです。
瞑想中に自分の内なる意識に欲しいアイデアを注文する、そして答えが来ることを信じる。
こうすることで創作のアイデアや問題の解決策というのは簡単に手に入ります。
自分の中には欲しい答えをいつでも教えてくれる、人生最良のコーチが待機してくれているようなものです。
絶対的に信頼できる答えは外ではなく、内側からもたらされるのです。
この全能な存在とやり取りしやすくなるのが、瞑想をしているとき!
瞑想はあなたにとって最適な答えを見つけるためのツールにもなっていたのです。
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瞑想のやり方に入る前に知っておくこと
瞑想のやり方は人それぞれであって、こうでなくてはいけないという事はありません。
必ずしも特定のポーズをとって瞑想をしなければいけないわけではないのです。
あなたがリラックス出来て、やりやすい方法で瞑想を行うのが最善です。
以下より瞑想のやり方に入る前に知っておくべきことについて書いていきます。
瞑想をする準備やタイミングについて
瞑想をする時はくつろげる服装で行うようにすると良いですね。
体を締めつける服を着ていても瞑想は出来ますが、ゆったりした服を着てる方がリラックス状態に入りやすいかと思います。
では瞑想はいつ行えばいいのでしょうか?
僕はしたい時にしたいだけ瞑想をすれば良いと思います。
瞑想をすると何より気持ちが良くなるので、気分転換したい時ならいつでも瞑想をやってみましょう。
心がつらくなったりとか、気分転換したいなと思ったらすぐにで瞑想をやってみれば良いのです。
瞑想をする最適なタイミングは朝と夜寝る前だといわれています。
朝寝起きと夜寝る前は潜在意識に繋がりやすい状態にあるので、瞑想中にイメージした思いが深層意識に入りやすくなります。
潜在意識に入った思いやイメージは現実化しやすくなるので、望む状況を瞑想中に思い描くのは効果的です。
夜寝る前に瞑想を行うことでその日一日の雑念を整理し、心安らかに眠りに入る準備にもなります。
瞑想を行う時間帯を毎回決めておくことで、習慣化しやすくなるというメリットがあります。
例えば一日の内で毎日寝る前の15分は瞑想に当てるようにするとか。
瞑想は単発で数回やるというのではなく、生活の中で習慣に落とし込むことで効果を最大限発揮します。
毎日食事をするように瞑想をすることが当然な習慣を作っていきましょう!
瞑想を行う時間は?
瞑想を行う時間もその時々で良いと思います。
僕は大体一回の瞑想に15~20分くらい行います。
長ければ瞑想を1時間近くしていることもあります。
しかし忙しい時は3分くらいで終わりにしたり、移動中の電車の中でしたり、横になって休みながら瞑想してみたりなど状況に応じて使い分けますね。
初めのうちは瞑想一回5~10分くらいでコンスタントに続けてみるのが良いかと思います。
瞑想の時間にしてもやり方を決めつけず、時々に応じて一番やりやすい方法で行うのが習慣化するコツです。
瞑想は1分目を閉じて行うだけでも大丈夫なので、自分が出来る範囲の時間でやってみると良いでしょう。
瞑想のやり方
ここから瞑想のやり方について解説していきます。
瞑想はだニャ~したくなったらそこら辺で適当に座って、いや…人ん家の屋根のてっぺんでするのが一番い
お~とっとっとっと、それはチッティだけがやることでしょ。普通の人がやる瞑想の仕方をいくんだぜ~
1.瞑想のやり方:座るとき
あぐらでも正座でも椅子に腰かけるでもいいので、楽な姿勢で座ります。
僕はあぐらをかく場合、お尻の下に座布団などを引いて膝より高めに座ります。
こうすることで腹式呼吸をしやすくなり、良い姿勢を保ちやすくなるのです。
座布団を二つ折りにしたり、枕のようなものをお尻の下に敷くと良いでしょう。
座るときは背筋を伸ばし、胸を開くようにしてください。
姿勢の崩れは心の乱れに繋がります。
背筋を伸ばして姿勢を整えておくことで腹式呼吸もしやすくなり、深い瞑想状態に入りやすくなります。
2.瞑想のやり方:手の位置や目について
瞑想をするとき手は上に向けても下に向けても構わないので、両ももの上あたりに置いておきます。
瞑想をするときは目を閉じても、半分あけたまま前方を見つめている状態でも大丈夫です。
瞑想で初めのうちは半分目をあけてても、深い瞑想状態に入った時点で目を閉じましょう。
視覚情報があると瞑想に集中しずらくなるので、目を閉じていた方が深い瞑想状態を維持しやすいのです。
僕は以前瞑想をするとき、前方にろうそくの火を置いてそれを見ながら行っていました。
しかし現在では何も置く必要はなく、いきなり目をつむって瞑想をした方が集中しやすいと感じています。
瞑想をするとき目の前にろうそくの灯などがあるとやりやすければ置いてみると良いと思います。
しかし慣れてくるとどんな状態でもすぐに瞑想を始められるようになるでしょう。
3.瞑想のやり方:腹式呼吸でゆっくり呼吸をする
瞑想をするときのポイントは複式呼吸にあります。
瞑想をするときはゆっくりと腹式呼吸を行い、自分が呼吸をしていることに意識を向けるのです。
鼻からゆっくり息を吸って、ゆ~っくり口から息を吐いていきます。
例えば息を吸うときは10秒間かけて吸い、吐くときは20秒かけて吐くとかリズムを作ると呼吸に集中しやすくなります。
何秒かけて息を吸ったり吐いたりするかは人それぞれなので、最適なリズムを自分で探してみてください。
鼻から吸った息をおへそのあたりにため込むように吸っていき、これ以上吸い込めないところまで息を吸います。
その上で細く長く口から息を吐いていくのです。
お腹にあった空気をすべて吐ききるまでゆ~っくり息を吐いていきます。
これをひたすら繰り返していくのです。
4.瞑想のやり方:雑念が湧いたらそれをあるがままに眺める
瞑想をしている時に雑念が浮かんでくることもあるでしょう。
でも雑念が浮かんでも大丈夫なんです。
雑念が浮かんできたら、その思いをあるがままに眺めてみましょう。
雑念に反応するのではなく、ただ自分の内から湧いた思いとして客観的に眺めるだけでいいのです。
僕も瞑想中に色んな嫌な思いがこみ上げてきて集中できなくなる時がありました。
しかし瞑想しているとき、雑念に対して反応していたのが良くなかったのだと今では分かります。
色んな思いが湧いてくるのはしょうがない事なので、思いをジャッジするのではなくただあるがままに眺めてるだけでいいのです。
呼吸に意識を向けながら湧いてくる雑念が流れるにまかせる。
そのうちに雑念は消えていきます。
これが雑念を手放した状態です。
瞑想では呼吸に意識を向けて、今この瞬間を感じることが大切です。
瞑想中に呼吸に意識を向ける習慣が出来ると、瞑想していないときでも呼吸に意識が向いてリラックスした状態を普段から維持できるようになります。
瞑想中に何かを考えてはいけないと思うと、逆に考えてしまう事があるかもしれません。
そんなときも浮かんだ考えをあるがままに眺めて、流れるままに任せて呼吸に意識を向けていて下さい。
やがて雑念は消え去り、深い瞑想の静寂にひたることが出来ます。
5.瞑想のやり方:瞑想はやりやすければどんなやり方でもいい
瞑想するって時にいつでも特定のポーズをとってするのが面倒くさいな~って時もあるかもしれません。
そんな時は一番楽なやり方で瞑想をすると良いと思います。
僕の場合疲れているときは布団に横になったまま、目をつむり呼吸に意識を向けて瞑想をすることがあります。
ちょっとした空き時間にリラックスして瞑想状態に入れるようになると便利です。
仕事の休み時間に椅子に座ったまま瞑想してみるとか、移動中の乗り物の中でするとか、人との待ち合わせで時間が空いた時にしてみるとか。
どんな時でも瞑想状態に入れるのであれば、心強い味方になるでしょう。
緊張がマックスに達する重要場面でも、瞬時に瞑想状態に入れれば意識を変えることが出来ます。
その気になれば呼吸を整えて目をあけて、歩きながらでも瞑想は出来ると思います。
いつでもどこでも瞬時に瞑想状態に入れるようになるまで、瞑想を習慣化していきましょう!
瞑想のやり方のまとめ
ここまで瞑想のやり方について見てきました。
瞑想をするときは意識を未来でも過去でもなく、今この瞬間に向けておくことが大切です。
瞑想中ゆっくり腹式呼吸を行い、呼吸に意識を向けることで今この瞬間にフォーカスすることが出来ます。
瞑想のやり方としては~
1.楽な姿勢で座る
2.手を太ももの上あたりに置く
3.目をつむるか、半分開けて前方を見つめながらゆっくりと腹式呼吸をおこなう
4.瞑想中に浮かんできた雑念は流れるままに任せて手放す
5.呼吸に意識を向けて瞑想状態の深い安らぎにひたる
瞑想をすることで不安やストレス解消につながり、記憶力が良くなり、集中力が増したり老化防止につながることも分かりました。
創作を行っている人であれば、瞑想をすることで直観力が鋭くなるので作品のアイデアなども浮かびやすくなります。
あわただしい現代社会の中で、瞑想は心のオアシスにもなる重要な行為だと思っています。
ぜひ瞑想を初めて心安らかな素敵な毎日をお過ごしください!
みゃ~ん!今日はどこで瞑想してこようかニャ~ん!
三度の飯より瞑想することが好きな猫のチッティが生まれた背景は以下の記事にて書いてあります!