これまでにない表現を見つけようとしているのです。
それは漫画とアートを融合することで実現するでしょう。
新しい表現を確立するために、ぼくは実験を始めました。
その軌跡を、このブログで紹介していきましょう。
エジソンは「発明は99%の努力と1%のインスピレーションである」と言いました。
僕も多くの実験をすることになるでしょう。
では今回実験した漫画アート作品があるので、それを参考にアートと漫画の融合について書いていきます。
漫画とアートをリンクさせて猫のチッティを描く
●「猫のチッティの漫画アート」油彩画(2016年制作)
今回筆者が、漫画とアートを融合して作った実験作品第1弾が上の画像。
「猫のチッティ」という筆者のキャラクターを、油絵で描いています。
⇒このブログで連載中の「猫のチッティ」のエピソード一覧はこちらをクリック♪
果たして上の絵の、何が漫画とアートの融合なのか?
漫画のキャラクターを油絵で描くというのが、筆者のなかで「漫画」と「アート」の融合だったのです。
筆者は漫画とアートを組み合わせた表現で制作をしていきたいと思っています。
漫画とアートを融合して創作を行うには、いろいろ方法があると思います。
だから漫画とアートを組み合わせる実験を、片っ端からしていこうとしています。
そんな漫画とアートを融合する試みの第1弾が、今回掲載した絵なのです。
今回僕は自分の漫画のキャラクターを油絵で描くことで、漫画とアートを組み合わせようと思いました。
何ともシンプルなやり方です。
でも漫画とアートを組み合わせる第一歩目は、このくらいスタンダードな方がいいと思います。
初めに難しいことをしようとすると、長く続きませんから。
小さなステップから、積み重ねていこうと思います。
筆者はこれまで音楽や詩など、いろいろな表現を試してきました。
そして最後に残ったのが、アートと漫画だったのです。
普通なら、漫画とアートを別々に制作しようとするでしょう。
でも僕はこれが非常にもったいないと思うのです。
せっかくアートと漫画を作れるのに、どうして別々の土俵で制作してしまうのか?
どちらも大切な表現ならば、分離させないで合体させた方が強力なのではと思います。
漫画を描く人、絵画を描く人はたくさんいます。
しかし立ち位置の時点で、筆者は独特な存在でありたいと思いました。
だから単なる漫画描きでも絵描きでもない、漫画アート芸術家という肩書を選んだのです。
筆者の作るモノは絵画でも漫画でもなく、「漫画アート」なのです。
別ジャンルのものを、リンクさせて創作を行うのです。
僕はまず第一に、アートと漫画の世界観をリンクさせることを考えました。
僕の描くアートは、自分の描く漫画の世界に出てきます。
漫画のキャラクターも、自分のアートの作品に登場します。
これによって僕の作るアートと漫画が、表裏一体であるという事を示すのです。
漫画アートの概念は、今後もっと広がっていくでしょう。
人がやらないことをやる表現者。
そういう人でありたいと思います。