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大草原の小さな家

大草原の小さな家のメアリーの赤ちゃんの感動をネタバレで徹底告白!

投稿日:2019年2月22日 更新日:

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

 

大草原の小さな家の第6シーズンに「メアリーの赤ちゃん」というエピソードがあります。

 

「メアリーの赤ちゃん」というタイトルをみる限り、メアリーとその赤ちゃんが主人公に見えるこの話。

しかし実は「メアリーの赤ちゃん」のメイン主人公は、ホルブルックのおじいちゃんだったのです!

 

ホルブルックのおじいちゃんとはキャロラインの父親で、ローラのおじいちゃんに当たる人。

さらにホルブルックのおじいちゃんを助けてくれる重要な役を演じるのがアルバートなのです!

このエピソードでメアリーとメアリーの赤ちゃんは、どちらかというとサブ主人公的な位置にあります。

 

僕はこれまで大草原の小さな家を全エピソード観てきましたが、この「メアリーの赤ちゃん」が、最も印象深く感動的な話のひとつです!

「メアリーの赤ちゃん」は、最高に素晴らしいエピソードなのです!

 

ぼくにとって初めて観た大草原の小さな家が「メアリーの赤ちゃん」でした。

2002年3月の土曜日午後3時ころ、何気なくテレビをまわしていたらやっていたのが大草原の小さな家「メアリーの赤ちゃん」だったのです!

 

2002年上半期当時、大草原の小さな家は3チャンネルで再放送されていました。

 

僕は大草原の小さな家の世界観を一目みて、そのあまりの素晴らしさに魅了されました!

 

まずは大草原の小さな家「メアリーの赤ちゃん」の感動を描いた、四コマ漫画をご覧ください!

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

 

僕はこの漫画のほかにも、2004年ころメアリーの赤ちゃんをそのまま漫画に描いています。

とにかくメアリーの赤ちゃんは、何度でも漫画に描きたくなるくらい指折りの傑作エピソードなのです!

 

この記事ではそんなメアリーの赤ちゃんの素晴らしさや感動を、ネタバレで解説していきます!

メアリーの赤ちゃんの素晴らしさをネタバレで知りたい人だけがこの先を読んでいってください!

 

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メアリーの赤ちゃんってどんな話?

 

大草原の小さな家のメアリーの赤ちゃんは、第一にテーマが素晴らしいです!

ぼくが感じるかぎり、メアリーの赤ちゃんのテーマは「生命の終焉(しゅうえん)と誕生」にあります。

 

メアリーの赤ちゃんは、人間の生命の交代劇を描いているのです。

 

メアリーの赤ちゃんでは、タイトル通りメアリーに赤ちゃんが生まれます。

これは生命の誕生を意味します。

 

一方、キャロラインのお母さんが物語冒頭で亡くなってしまうのです。

メアリーの赤ちゃんのラストシーンのナレーションでも、おじいちゃんが2年後に亡くなることが語られます。

 

メアリーの赤ちゃんは、おばあちゃんが亡くなってしまう(おじいちゃんの死はナレーションで語られる)話なのです。

 

メアリーから生まれる新しい生命と、年を重ねたおばあちゃんの死が物語のなかで対比されて、「生命の終焉と誕生」を表現しているのです!

ここがメアリーの赤ちゃんの素晴らしさです!

テーマの見せかたが非常にうまくて、感動的なんですよ!

 

メアリーの赤ちゃんのメイン主人公はホルブルックのおじいちゃん。

メアリーの赤ちゃんはおじいちゃんの物語だといえます。

おじいちゃんの苦悩と葛藤、そして夢実現が描かれる話です。

 

しかもおじいちゃんの心を救ってくれるのがアルバートなのです!

ホルブルックのおじいちゃんは物語冒頭でおばあちゃんを亡くしてしまい悲嘆にくれます。

おじいちゃんは、もういつ死んでもいいような絶望的な心境になってしまうのです。

 

しかしおじいちゃんはアルバートと仲良くなります。

おじいちゃんはやがて自分の生きる希望を見つけて、夢実現を果たします。

おじいちゃんの夢実現と同じころ、メアリーに赤ちゃんが生まれました。

 

おじいちゃんの夢実現と、メアリーの赤ちゃんが生まれる出来事が重なって、物語の感動をより強めています。

 

そして最後おじいちゃんはウォールナットグローブからみんなに見送られて、列車で帰っていく。

このラストシーンは比類なく素晴らしいです!

 

ということで以下よりメアリーの赤ちゃんの物語をネタバレで書いていきます!

 

ぼくはメアリーの赤ちゃんに感動しすぎて、2004年に物語をそのまま漫画に描きました。

その漫画画像と共にお楽しみください!

 

メアリーの赤ちゃんのあらすじ1:おじいちゃんたちがやってくる!

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

 

メアリーの赤ちゃんの冒頭がすごく良いシーンです!

インガルス家のまわりに広がる美しい草原のなか、とうさんが馬車で帰ってきます。

 

かあさん、ローラ、アルバートはとうさんのところに駆け寄ります。

とても良い雰囲気で、とうさんはかあさんに電報を渡します。

電報の内容はウィスコンシンの両親がやってくるというものでした。

 

ローラはさっそくメアリー一家に、おじいちゃんたちが来ることを知らせに行きます。

メアリーはまもなく子供が生まれそうな状態で、ローラのお知らせを聞きました。

 

メアリーの赤ちゃんのあらすじ2:おばあちゃんが亡くなる

 

とうさんは単身おじいちゃんたちを迎えに、列車までいきました。

しかしここで駅員から悲しいことを知らされます。

 

ホルブルックのおばあちゃんが突然亡くなったと聞かされたのです。

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

呆然と立ちすくむチャールズ。

 

物語の雰囲気は一変して陰鬱な空気になり、馬車は小さな家へ向かいます。

おじいちゃんたちがやってきたことによろこぶキャロラインですが、まもなく母の死を知らされて号泣します。

 

物語の雰囲気が、ここで突然の変転をみせました。

 

冒頭の明るい楽しそうな雰囲気は、おばあちゃんが亡くなった悲しみをより強調するために存在していたのです。

光があるから、より闇が強くなります。

大草原の小さな家は、非常にうまい物語の演出をみせてくれるのです。

 

おばあちゃんをなくしたおじいちゃんは悲嘆にくれました。

家族と話もせず、一人土手の家に引きこもってしまったのです。

 

おじいちゃんは、まるでただ死ぬのを待っているかのような状態になってしまいます。

 

メアリーの赤ちゃんのあらすじ3:おじいちゃんを励ますキャロライン

キャロラインはごはんもろくに食べないおじいちゃんを心配して、励ましにいきました。

このおじいちゃんとキャロラインのシーンは、ものすごく良い場面です!

 

おじいちゃんの死に対する苦悩と悲しみがよく表現されていて、胸を打つ場面なのです。

 

僕がとくに感銘をうけたのは以下のおじいちゃんのやりとりです!

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

 

キャロライン「父さんお願い、こんなことしていたら衰弱するわ」

おじいちゃん「だからどうした。年寄りが一人死のうが二人死のうが、どうってことはなかろう」

キャロライン「どうしてそんな言いかたをするの?」

おじいちゃん「人間いつかは死ぬ。死ねばまわりは…少しは悲しむ。だが、やがて忘れる」

キャロライン「それは違うわ!」

おじいちゃん「死ねばわしが存在した証は何もないんだ。わしはホルブルック家最後の人間だ。…その名前さえも…残らんことになる」

キャロライン「お願い、そんな話聞きたくないわ」

おじいちゃん「じゃあ聞かなきゃいい!ほっといてくれと言ったろう。頼む、わしを一人にさせてくれ」

キャロライン「力になれたらと…思っただけよ」

おじいちゃん「お前のかあさんは死んだ。じきにわしも後を追うようになるだろう。誰にもどうにもできん。さあ、家族のもとにお帰り」

 

ここに挙げたやりとりは、おじいちゃんの苦悩がひしひしと伝わってくるシーン!

そしておじいちゃんの苦悩が無性に胸を打つのです!

何か感動的に、胸に迫るものがあるのです!

 

このシーンは是非とも映像で見て欲しい場面です!

 

メアリーの赤ちゃんのあらすじ4:アルバートと仲良くなるおじいちゃん

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

(c)エド・フレンドリー・プロダクションズ/NBCプロダクションズ

 

おじいちゃんが悲嘆にくれるなか、アルバートが登場します。

 

アルバートは読書感想文を書くために、外でサイラス・マーナーの本を読んでいました。

おじいちゃんを見つけたアルバートは、おいじちゃんの所にいって話をします。

 

アルバートはつまらないサイラス・マーナーの本を読むよりも、おじいちゃんとの話のほうが楽しかったのです。

 

おじちゃんは初めアルバートを避けようとするのですが、読書感想文の話でもりあがり、2人は仲良くなりました。

 

おじいちゃんの話が面白かったアルバートは、もっと話をしてくれるようにせがみます。

そしておじいちゃんにいろいろな話をしてもらうのです。

 

おじいちゃんもアルバートに昔の話をするなかで、元気がでてきたようでした。

こうしておじいちゃんは完全に元気を取り戻したのです!

 

まさにアルバートのおかげで、おじいちゃんは救われました。

 

メアリーの赤ちゃんのあらすじ5:小説を書き始めるおじいちゃん

おじいちゃんは家族と一緒に夕食を食べながら、昔話で盛り上がりました。

キャロラインとの対立もウソだったかのように、もとの仲良しな家族に戻っていました。

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

 

おじいちゃんの話があんまりおもしろいので、ローラは小説を書くようにすすめます。

そしておじいちゃんは小説を書くことになったのです。

おじいちゃんは大草原のなかで、とても楽しそうに小説を書きます。

 

おじいちゃんの書いた小説はとても面白く、チャールズ一家を楽しませてくれました。

 

キャロラインとチャールズが夜ベッドでおじいちゃんの小説を読んで笑うシーンがあります。

 

このときチャールズはおじいちゃんの小説があまりに面白いので、出版社に送ってみようと提案しました。

もしかしたらおじいちゃんの小説が出版できるかもしれないと思ったからです。

 

dvd版でカットされているシーン

このチャールズとキャロラインがべッドで出版について話し合うシーンはdvd版でカットされている所があります。

ぼくは2002年ころ再放送時に「メアリーの赤ちゃん」をビデオで録画して見てきました。

 

しかしDVD版のメアリーの赤ちゃんでは、以下の漫画にあるシーンがカットされています。

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

 

DVD版でカットされたのは、チャールズがキャロラインにやきもちを焼くシーンです。

 

おじいちゃんの小説にはキャロラインが10歳のとき、ハーマンという男の子にキスされたことが書かれていました。

キャロラインは子供の遊びだとさとすのですが、チャールズは信じてくれません。

チャールズはこの出来事でへそをまげてしまったのです。

 

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メアリーの赤ちゃんのあらすじ6:出版が決まってよろこぶおじいちゃん!

おじいちゃんに幸運が舞いこみました。

とうさんが出版社に送っていたおじいちゃんの小説が、出版されることに決まったというのです!

 

おじいちゃんの小説は面白く、才能のある作家だから出版の準備をしているという内容の電報でした。

 

そしておじいちゃんは感動的な言葉を口にします!

以下おじいちゃんが語ったシーンの漫画を掲載します。

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

 

おじいちゃん「わ、わしの、わしの本がでる…涙が出てきそうだ…わしの名は残る…わしは作家だ…作家なんだ!」

ぼくはメアリーの赤ちゃんで、このシーンが最大級に好きです!

 

一時はおばあちゃんをなくして意気消沈したおじいちゃん。

しかし小説を書くという楽しみを見つけ、出版されることになったのです。

 

おじいちゃんとしては作家として、自分の名前が残ることがとてもうれしかったのでしょう!

だからおじいちゃんは「わしは作家なんだ!」と叫んでキャロラインと抱き合ったのです!

このシーンは、破壊的なほどに感動をさそいます!

 

ぼくにはおじいちゃんの気持ちがよく分かります。

作家として自分の名前が残るというよろこび、これは例えようもないほど大きなよろこびなのです!

 

だからぼくもこう叫びましょう!

 

「わしの名は残る…わしは…わしは作家だ…作家なんだ!」(笑)

 

メアリーの赤ちゃんのあらすじ7:まさかの自費出版だった!

さあ、物語はここでまた変転します。

 

なんとおじいちゃんの小説を出版するという話は、自費出版のことだったのです!

自分でお金を出さないと本が出版できないというからくりでした。

 

出版社はおじいちゃんの小説もまともに読んでないだろうと推察できます。

 

しかも自費出版の費用が32ドルもかかります。

32ドルはインガルス一家には大金で、すぐ用意するのは難しい額でした。

 

インガルス一家は落ちこみます。

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

 

おじいちゃんは小説が出版されるとよろこんでいるのに、とうさんたちは出版するお金がない状態なのです。

 

おじいちゃんの小説は良い本でしたが、家族に関係のあることだから良く思えたことも事実です。

赤の他人にとって、身内の物語なんて関心はないでしょう。

つまり出版しても売れる見込みがないということです。

 

とうさんは自分が言い出したことだったので、自分がおじいちゃんにわけを話すといいました。

翌朝とうさんはおじいちゃんのいる土手の家にいき、事実を話そうとします。

 

しかしおじいちゃんは自分の本が出版されることがうれしくて、知人に手紙を書いているほどでした。

 

こんな状況では、とてもおじいちゃんに真実を言い出すことができません。

とうさんは結局本当のことはいわずに、おじいちゃんの知人への手紙を預かって戻ってきます。

もうこうなったら、とうさんたちは32ドルを作るしかないという状況になったのです!

 

メアリーの赤ちゃんのあらすじ8:なんとか32ドルをつくる家族たち!

とうさんは仕方なく最近買ったスキを売って32ドルを作ろうとしました。

 

とうさんはスキを売るために、アルバートとローラを連れて街へ行きます。

しかしスキは中古だといって、安くしか買い取ってくれない質屋。

とてもじゃないけどスキを売ったお金では32ドルにたりません。

 

ここでアルバートの悪知恵が働きます。

アルバートはローラと協力して、裕福なおばさんからお金を恵んでもらうことができました。

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

 

そのころキャロラインもおじいちゃんの出版費用をつくるために、オルソンの料理店でアルバイトをする事になります。

 

そんなこんなで一家は最終的に32ドルを手に入れることに成功したのです。

 

メアリーの赤ちゃんのあらすじ9:おじいちゃんの本が家に届く

とうさんはおじいちゃんの本を馬車一台分どっさりと注文しました。

そしてついにおじいちゃんの小説が小さな家に届いたのです。

 

おじいちゃんは自分の名前が印刷された小説を見てよろこびました。

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

 

フレデリック・ホルブルック作「思い出の木」。

これが本の名前です。

 

とうさんはさっそくオルソンの雑貨店へ行き、おじいちゃんの小説を置いてもらおうとします。

 

しかしオルソン夫人はキャロラインの父親が作家になったことに嫉妬して、店に本を置こうとしません。

オルソン夫人は、キャロラインのおじいちゃんが有名になったことが悔しかったのです。

父さんがあきらめて帰ろうとするとき、またもやアルバートの悪知恵が働きます。

 

アルバートはオルソン夫人をうまく言いくるめて、店に本を置いてもらえるようにしてくれました。

 

キャロラインが丸裸でじべたをはいずり回ったことが書かれていると、アルバートはオルソン夫人にいいました。

 

キャロラインが恥をかくだろうとよろこぶオルソン夫人は、小説を全部買い取って店で販売することに決めたのです。

 

でも丸裸になって地べたを這いずり回ったのは、キャロラインが赤ちゃんの頃のことだと知ってオルソン夫人は怒りにかられます。

オルソン夫人はまんまとアルバートにはめられたのです(笑)

 

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メアリーの赤ちゃんのあらすじ10:メアリーの赤ちゃんが生まれる!

ついにメアリーにつわりがきました。

 

真夜中にアダムは、ベイカー医師を家に呼んできます。

チャールズ一家のもとにも、まもなくメアリーの赤ちゃんが生まれることが知らされました。

 

おじいちゃんもふくめてインガルス一家は全員でメアリー家に着くと、男の子の赤ちゃんが生まれていました!

赤ちゃんの名前は「アダム・チャールズ・ホルブルック・ケンダル」といいました。

 

おじいちゃんは自分のホルブルックという名前が、赤ちゃんに与えられたことによろこびました。

 

ここは重要な意味のあるシーンです。

ホルブルックの名前が赤ちゃんにあたえられたということは、おじいちゃんの生命が赤ちゃんに引き継がれたということになります。

 

まさに「生命の終焉と誕生」というテーマをほのめかせるシーンです。

赤ちゃんを抱くおじいちゃんの姿が、温かく映されます。

 

 

そしておじいちゃんは感動的なセリフを言うのです。

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

おじいちゃん「ばあさんが死んで一時はガックリきたもんだ。だが、思いがけず本も出せた。それにひ孫までできた。また人生にはりがでたよ、ありがとう。」

 

一時はおばあちゃんの死に絶望したおじいちゃん。

しかし作家として名を残しただけでなく、新しい生命の誕生に立ち会うことができたのです。

 

おじいちゃんの苦悩からよろこびにいたる過程が、とても感動的なお話です。

 

メアリーの赤ちゃんのあらすじ11:おじいちゃんを見送るインガルス一家

ここからメアリーの赤ちゃんのラストシーンになります。

 

ぼくは断言しますが、メアリーの赤ちゃんのラストシーンは、大草原の小さな家史上最高峰の名ラストシーンです!

こんなに胸をうつラストシーンはなかなかありません!

 

僕はメアリーの赤ちゃんのラストシーンを見るたびに、いつ観ても「素晴らしいなぁ」と感銘を受けます!

 

ラストシーンでは列車で故郷へ帰るおじいちゃんを、インガルス一家が見送る場面となります。

おじいちゃんはインガルス一家と最後のお別れをしながら、言葉をかけあいます。

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

 

物語というのは、主人公の変化を描くものです。

このエピソードの主人公はおじいちゃんです。

 

おばあちゃんが死んだ絶望から、作家になれたこと、ひ孫誕生に立ち会えたよろこびへの変化こそが物語なのです!

 

このおじいちゃんの壮絶な変化の過程が思い出されて胸を打ちます。

 

そして列車に乗ったおじいちゃんは最後に意味深な言葉をいいました。

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

おじいちゃん「チビのホルブルックをよろしくたのんだよ。あの赤ん坊はわしの未来だ。みんなもそうだ!」

 

これは「生命の終焉と誕生」を意味するセリフだと考察します。

 

おじいちゃんは赤ん坊を自分の未来の姿だといったのです。

おじいちゃんの生命が、赤ちゃんに引き継がれたことを意味する重要なセリフです。

 

そして「メアリーの赤ちゃん」で最も感動的なラストシーンに突入します!

 

 

列車は動き出し、おじいちゃんは旅立っていきます。

去っていく列車を見つめる家族たち。

カメラはローラをアップで映し、あの感動的なナレーションをローラが語るのです!

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

ローラ「駅でお別れをいってから2年後、おじいちゃんは亡くなりました…そのお墓には、こう刻まれています。フレデリック・ホルブルック。作家。いつまでも家族の胸に。」

このローラのナレーションが最高に素晴らしいのです!

もうすさまじく胸を打つ名場面なのです!

 

「そのお墓には、こう刻まれています。フレデリック・ホルブルック。作家。いつまでも家族の胸に。」

この言葉の裏にひそむ、恐るべき感動に気がつける人は、作家になれるはずです!

そのくらい、感性があふれ出すくらい、重要なローラのナレーションなのです!

 

ぼくはこのナレーションを聞くたびに、胸が熱くなるのです!

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

(c)エド・フレンドリー・プロダクションズ/NBCプロダクションズ

 

このナレーションのあと、煙をはきながら去り行く列車をカメラは映します。

 

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

(c)エド・フレンドリー・プロダクションズ/NBCプロダクションズ

 

このシーンです!

 

このシーンが「メアリーの赤ちゃん」最大の感動場面なのです!

 

ローラのナレーションとともに、去っていく列車と草原の映像がかもしだす詩情!

 

この詩情こそが、「メアリーの赤ちゃん」最大の感動です!!

 

言葉にはできない、でも何か心に深く突き刺さる感動!

これを詩情というならば、メアリーの赤ちゃんのラストシーンの詩情ほど深いものはそうそうないと僕は断言します!

 

ローラは最後のナレーションで2年後におじいちゃんがなくなることを伝えました。

これは赤ちゃんに未来をたくしたおじいちゃんの物語です。

 

まさに「生命の終焉と誕生」を描いた名作!

 

ぼくは生まれて初めて観た大草原の小さな家が、かくも途方もない傑作でした!

大草原の小さな家のことを何も知らない人間が、突然このような衝撃的感動に出会ってしまったのです!

 

こんな作品にいきなり出会ったら、一生忘れられなくなるのは当たりまえです。

 

事実ぼくはメアリーの赤ちゃんの素晴らしさに打ちのめされて、最大の影響を受けました!

こうしてぼくは大草原の小さな家を知ることになったのです!

 

ぼくはあなたに言うでしょう。

メアリーの赤ちゃんは、かならず映像で見てほしいと!

 

メアリーの赤ちゃんの素晴らしさは、言葉では書ききれないものです。

ぼくはメアリーの赤ちゃんの物語をそのまま漫画に描きましたが、これだって語ることはできていない。

全ては映像のなかにあるのです。

 

メアリーの赤ちゃんのラストシーンが持つ、あの奇跡の詩情をあなたも感じてください!

ぼくはメアリーの赤ちゃんのラストシーンの詩情こそ、芸術の極地を垣間見せてくれるものだと思っています!

 

ぼくはあのような感動を生み出したいがために、漫画アートの創作をしているのです!

 

 

メアリーの赤ちゃんを描いた漫画

大草原の小さな家,メアリーの赤ちゃん

 

ぼくは「メアリーの赤ちゃん」にすさまじい感動をうけたので、全シーン、全セリフをビデオでコマ送りをしてメモしながら、漫画に描いたことがあります。

 

今回の記事で載っていた漫画が、この2004年に描いた「メアリーの赤ちゃん」です。

大草原の小さな家「メアリーの赤ちゃん」を描いた漫画(2004年制作)

2004年ころに描いた「メアリーの赤ちゃん」の漫画を読む!

 

その後2008年にメアリーの赤ちゃんをベースにしつつ作った漫画もあります。

こちらは西部のガンマンが主人公の、西部劇系漫画です。

「西部のガンマン」大草原の小さな家の「メアリーの赤ちゃん」を基にした漫画

 

メアリーの赤ちゃんの最後に

ここまで大草原の小さな家のメアリーの赤ちゃんの物語を、ネタバレで解説してきました。

メアリーの赤ちゃんは、「生命の終焉と誕生」が描かれたドラマ。

 

「メアリーの赤ちゃん」の主人公は、ホルブルックのおじいちゃんです。

 

相方をなくしたおじいちゃんの苦悩から、よろこびにいたる物語の過程がとても胸を打ちます!

 

おじいちゃんが作家になれたことの喜び、ひ孫の誕生に立ち会えたこと、そして最後の不滅のラストシーン!

「メアリーの赤ちゃんは」観る人の心に、温かいものをプレゼントしてくれるはずです。

 

 

大草原の小さな家「メアリーの赤ちゃん」の関連商品

「メアリーの赤ちゃん」が収録されているのは大草原の小さな家DVDシーズン6。

こちらの商品は大草原の小さな家シーズン6の全エピソード24話が入った、お手頃価格のDVDバリューパックです!

 

マイケル・ランドン (出演, その他), カレン・グラッスル (出演)

 

大草原の小さな家「メアリーの赤ちゃん」を無料で見れるサービスを紹介!

大草原の小さな家「メアリーの赤ちゃん」や見逃し配信を観たい方は、以下動画配信サービスの無料期間を使うことで、無料で楽しめます!

 

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※注意
これは2019年6月21日時点の情報です。該当作品の配信が終わっているサービスもありますので、各サイトで配信状況を確認した上でご利用をお願いいたします。

 

以下の記事ではローラが主役の名作エピソード「ローラの祈り」をネタバレで解説していますので、あわせてどうぞ♪

大草原の小さな家の「ローラの祈り」前後編をネタバレ徹底解説!

 

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漫画とアートを組み合わせた漫画アートの創作をしています。小学校1年生のときに漫画を描き始め、18歳のときに絵画と出会いました。その後、漫画とアートは自分の中で一つとなり「漫画アート」となりました。2009年~2013年ころにFC2やSeesaa(無料ブログ)でブログを書いていました。その後2016年9月にワードプレスにてこのブログ「漫画アート芸術家」を立ち上げて、今に至ります。単に「漫画描き」というよりは、アート寄りの「芸術家」という方が近いので「漫画アート芸術家」と名乗っています!漫画描きも絵描きもブロガーも全部ひっくるめて「漫画アート芸術家」なのです!
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