漫画から意味を…
漫画とアートを組みわせた漫画アートって何なのか?って考えていました。
・漫画から意味を排除すること?
・漫画を感覚で描くこと?
・漫画に何らかのアートの要素を持ち込むこと?
今回の四コマ漫画で実験したのは「漫画の意味から離れて、感覚で描く」ということです。
四コマ漫画といえば起承転結など、意味の流れがあるものが多いでしょう。
そういった漫画の意味の流れから離れて、感覚で描いてみたのです。
アート作品にはぱっと見た時に、どういう意味があるか分からない作品も多くあります。
例えばピカソの絵画の中には、何が描かれていているのかさっぱりわからないものがある。
でもその分からなさがアートっぽいなと思うのです。
意味から離れて感覚で描かれた絵画ですね。
漫画にもそういうものがあっていいでしょう。
もちろん漫画アートがすべて内容の意味をなくしたものになるわけではありません。
また、漫画とアートの融合には色々な形があるでしょう。
四コマ目左側の生物は、僕のアート作品によく登場する「大地より生えたる者」です。
この四コマ目で僕のアート作品とリンクさせて、漫画アートの体裁にしました。
以下は油彩で描いた「大地より生えたる者」。
「意味から離れて感覚で描く漫画」
これが漫画アートの一つの作り方です。
今後はこれまで以上に漫画とアートの融合にフォーカスして創作していきたいと思います。
2019年7月29日追記
漫画アートというネタで描いたこの記事の四コマ漫画。
漫画アートというのは、僕の中で表現をこえた宇宙的存在です。
漫画を描くこと、絵を描くこと、文章を書き動画を作ること、そして生きることすべてを包括する存在…それが漫画アートなのです。
漫画アートって何かよく分からないという感想が出てきそうですね。
漫画アートとは僕という現象そのものといえます。
漫画アート芸術家・粕川裕康という存在は、21世紀日本に誕生したひとつの現象です。
そこかしこで生まれるすべての生命も、現象なのです。
そして僕は自分という現象を、漫画アートと定義づけたのです。
人はそれぞれ自分ってこんな人といいう、セルフイメージをもってます。
「自分は話をするのが好きな人」
「自分はアニメを見るのが好きな人」
のように、いろいろな人がいるでしょうね。
そんな中で粕川は、漫画アートという現象に自分を結びつけました。
漫画アートとは、表現をこえた宇宙的な現象。
これが漫画アートの正体なのです。
あなたが誰かを決めるのはあなた自身だと、ぼくは断言しましょう。
人に自分のラベルを決めてもらうのを待つ必要はありません。
自らが、自身につけるラベルを決定するのです!
以下のリンクでは漫画とアートを組み合わせた実験作についての記事を書いてあります♪
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はばないすでー!