ビートルズと聞いてあなたはどんな名曲を思い出すでしょうか?
英国から生まれた20世紀を代表する稀代のロックグループ ザ・ビートルズ。
僕も大好きなアーテイスト。
ビートルズの数あるアルバムの中でも最高傑作だと思う作品をご紹介します。
それが1965年12月3日にイギリスにて発売された「ラバーソウル"Rubber Soul"」。
ビートルズにはたくさんの素晴らしい傑作アルバムがあるけれど、僕はダントツでこの作品が好きです。
これまで様々なロック系アルバムを聞いてきた中でベスト2に入るのがこの「ラバーソウル」ですね。
ちなみにNo.1はローリングストーンズの「メインストリートのならず者」!
ラバーソウルは「幻想の森」を感じさせる、唯一無二の魅力があります。
ここではビートルズのアルバム「ラバーソウル」の幻想的な森としての魅力に迫っていきます!
Contents
ビートルズの変革期、過渡期に生まれたアルバム
ラバーソウルはビートルズにとって変革、過渡期に生まれたアルバムです。
それまでのビートルズと言えば世界的に人気者のアイドルで、キャッチーなロックンロールで人々を魅了しました。
ビートルズのライブは超満員。
ライブでの観衆はビートルズがいるというだけで絶叫し、まともに音楽を聴くとはいえないような状況でした。
ビートルズのメンバーとしてはサーカスのような存在になるのではなく、もっと音楽に耳を傾けてほしいと思っていました。
そんな葛藤の中、ビートルズのメンバーは音楽により内照的な内容を込めたり、手の込んだ実験、様々な楽器を取り入れるようになります。
そんな過渡期に生まれたアルバムがラバーソウルでした。
ラバーソウルには幻想的な森の雰囲気がある
僕は18歳の頃、始めた買ったビートルズのアルバムがラバーソウルでした。
なぜラバーソウルを買ったかというと、ビートルズの中でも最も愛する曲が3つ収録されているからです!
それがノルウェーの森、ミッシェル ガールという曲。
ラバーソウルを初めて聞いて、とても感銘を受けました。
なぜラバーソウルには、アルバム全体から発する独特な幻想性があるのです!
ラバーソウルの頃のビートルズは、初期のような明るく元気な曲からより芸術的な方向性に舵を切っていたのかもしれません。
ラバーソウルではインドの楽器シタール(ノルウェーの森)、ギリシャ風のギターライン(ミッシェルやガール)バロック音楽調のピアノソロ(イン・マイ・ライフ)などが使われています。
これら楽器の音がラバーソウルの曲に豊かな広がりを与えています。
とくにノルウェーの森でジョージ・ハリスンが奏でるシタールの音は、相当強力な幻想性を感じさせます。
ラバーソウルを聴いていると神秘的な森というイメージを感じます。
ノルウェーの森やガール、ミッシェルといった曲を聴いていると、幻想的な森のイメージが浮かんできます。
ラバーソウルのジャケットの影響も大きいでしょう。
樹木の前に立つビートルズのメンバーの姿が、ラバーソウルの幻想性や森を感じさせてくれます。
僕の中でラバーソウルは、神秘の森を象徴したようなアルバムなのです!
まさに、ラバーソウルは幻想の森ですね。
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アルバム「ラバーソウル」はジャケットも素晴らしい!
ラバーソウルというアルバムはジャケットがまた素晴らしい。
ビートルズのメンバー四人の顔が一堂に集まり、微妙に歪んで撮影されています。
ラバーソウルのじゃけっそ写真のバックには森があり、これが幻想性を醸し出している。
赤いタイトルでRubber Soulの字が、森の緑と対比して色としても調和して見えます。
ラバーソウルのジャケット写真は、アルバムの渋い幻想的な魅力を象徴しているように感じます。
ラバーソウルを聞くと僕はこんなイメージが浮かぶのです。
「幻想の森に迷い込んだ人。霧がかる森の中でさまよう人。この森の先に一体何があるのか?」と。
ビートルズのアルバムラバーソウルのまとめ
ラバーソウルにはアルバム全体に、幻想的な森が発する独特な雰囲気があると感じます。
それはもの憂い、淡い、夢を見ているような感覚です。
「霧がかった森に迷い込んだ人が、幻想の森に閉じ込められて出られなくなってしまう」
ラバーソウルはそんなイメージを感じさせてくれるアルバムです。
ラバーソウルでとにかく素晴らしいと思うのが以下の4曲です。
●ミッシェル
●ガール
●インマイライフ
特にノルウェーの森、ミッシェル、ガールは僕の中で史上最強の名曲だと思っています!
ラバーソウルには他にも素晴らしい曲がありますが、上に挙げた4曲は「ラバーソウル」のすばらしさを決定づけています!
ラバーソウルは幻想の森を感じさせてくれる、ビートルズの最高傑作だと思っています!
ラバーソウルは他のビートルズのアルバムに比べると、地味という印象を持つ人もいるかもしれません。
しかしその地味さの中に潜むのが宝石のような名曲群なのです。
幻想的な森…これが僕の脳裏に刻み込まれた永遠のラバーソウルの姿。
僕にとってラバーソウルは、ロック史上最高の名盤の一つです!
ラバーソウルに収録されたノルウェーの森の魅力を漫画で描こうとした5ページ漫画の記事はこちらからどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました!