ここは漫画アート芸術家が2006年に制作した5ページ漫画「ノルウェーの森でネズミに出会った少年」の閲覧ページになります!
また漫画アート芸術家がなぜノルウェーの森を絵や漫画で描くのかについても記事で書いています。
上にあるこの漫画の表紙は2018年に描き下ろしたものです。
どうぞご覧ください!
Contents
ノルウェーの森でネズミに出会った少年
ノルウェーの森でネズミに出会った少年を描いた理由
ここに掲載した漫画「ノルウェーの森でネズミに出会った少年」は2006年ころに描いたものです。
使った道具は、漫画の原稿用紙につけペンとインク、初めの部分だけ透明水彩の青を使用しています。
「ノルウェーの森でネズミに出会った少年」を描いた理由は、「ノルウェーの森」の幻想性を表現したいと思ったからでした。
僕はこれまで生きてきた中で最も愛する曲の一つに「Norwegian wood(ノルウェーの森)」があります。
ノルウェーの森はビートルズ時代のジョン・レノンがメインで書いた楽曲であり、1965年のアルバム「ラバーソウル」に収録されています。
僕はあらゆるロックアルバムの中でも「ラバーソウル」は最高峰に好きな作品なんですが、ノルウェーの森はこのアルバムの幻想性を象徴しています。
ノルウェーの森を初めて聴いた時から、「魂の故郷」といえるような感覚を感じていました。
「幻想性」というものをもし音楽にするならば、ノルウェーの森こそ幻想そのものだと感じています。
ノルウェーの森が持つ幻想的な魅力、この素晴らしさを表現したい!
この思いは僕が創作を行う理由の一つでもあります。
ノルウェーの森と言えば村上春樹氏が書いた小説「ノルウェイの森」もありますが、あの作品の世界観ではありません。
あくまでビートルズが発表した「ノルウェーの森」の世界観が好きで、魅了されるのです!
ノルウェーの森は、聞いたことがある人もいることでしょう。
そんなノルウェーの森の幻想性を少しでも漫画にできたらなと思い、「ノルウェーの森でネズミに出会った少年」を描いたのです。
ノルウェーの森の幻想的な魅力は、どれだけ描いても描きたりないくらい素晴らしいと思います!
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ノルウェーの森の幻想性を「幻想の森」というテーマで創作する
やがて僕はノルウェーの森のすばらしさを、「幻想の森」という創作テーマで表現していこうと思うようになりました。
以下が「幻想の森」のテーマで連作した絵です。
こちらは2007年頃に描いた「幻想の森」。
この絵はパソコンのお絵かきソフトで描いています。
2016年には油絵で「幻想の森」を描きました。
幻想の森を抽象的な感じで、2017年に描いた絵が以下です。
これら「幻想の森」の根幹にあるのは、「ノルウェーの森」の幻想性なのです。
僕は森というものに対して、昔から強い幻想性を感じていました。
深い、神秘的な、静寂な森。
これを考えるだけで、何か深い幻想を感じ、それを絵や漫画で表現したくなる!
僕にとって「森」とは、強烈な創作欲求の源です!
森の幻想性に昔からとりつかれていたのです。
ノルウェーの森でネズミに出会った少年で何を描きたかったのか?
漫画「ノルウェーの森でネズミに出会った少年」で描きたかったもう一つの事は、以下のコマにあります。
少年「世の中には人知を超えた不思議な世界がまだあったのだ!」
ネズミ「そうだよ、自分たちの知ってることが全てだと思ってはいけない」
つまり「現実は幻想と紙一重の場所にある」という事が描きたかったのです!
僕たちがリアルだと思っている現実の裏には、幻想がひそんでいる。
その幻想に気がつけるのは漫画や絵、小説を書くようなクリエーターなのかもしれません。
少なくとも僕というクリエーターにとって、幻想こそ現実です。
現実以上に幻想の方がリアルなのです。
だから漫画やアートを作り続けることが出来るのです。
あらためてここで宣言しましょう。
僕は人間というより、むしろ幻想そのものだと!
以下の記事では別の漫画「幻想の森」に関する創作エピソードについて書いているので、興味のある方はご覧ください!