ラングラーのデニムジャケット124MJが届きました!
アメリカの3大デニムメーカーといえばリーバイス、リー、ラングラー。
なかでも僕が最も愛する服メーカーの一つがラングラーです。
ラングラーの何が好きかというと、西部劇風なウエスタン要素を一貫して体現し続けてきた企業理念みたいなところ。
ラングラーは1947年に誕生以来、一貫してカウボーイやロデオライダー向けにジーンズを作ってきました。
創設当初も西部劇の衣装デザイナーであるロデオ・ベン氏を迎えるなど、デザイン性に力を入れたブランドなんです。
デザインだけではありません。
カウボーイが馬に乗る時に便利なよう、ところどころカウボーイ向けのディティールが仕組まれてるんです。
例えばフラップポケットやカフスのボタンが、グローブを付けてても取りやすいように、スナップボタンになってる所など。
ラングラーは、デザインと機能性が両立したブランドなんですね。
僕は前世で何度もネイティブアメリカンだったことがあるらしく、アメリカの文化や土地に強い郷愁の念があります。
そんな西部アメリカを象徴するようなカウボーイや西部劇、デニムの3要素をもつラングラーに、僕が惹かれないわけがないでしょう。
さらには大好きなジョンレノンがラングラーのデニムジャケットである111MJや124MJをよく着ていたとあっては、ラングラーにハマらないわけがないのです!
そんなことから僕はラングラーのジーンズやGジャンをこよなく愛し、身につけるようになりました。
僕はイギリスのバンド「オアシス」も好きなんですが、ボーカルのリアム・ギャラガーが124MJ(もしくは126MJ)を着ている写真があります。
ロック系アーティストにも好まれたラングラーというイメージも、反骨の精神を持つ僕にはうってつけです。
下のラングラーのサイトトップに出る画像をみてください。
サイトの冒頭にこのクールな画像を持ってこれるセンスが、ラングラー最高にかっこいいです!!
そんなラングラーを代表するデニムジャケット124MJを購入して、海外から取り寄せたんですよ。
ついに届きました!
みてください、この美しいインディゴブルーの色合いを!
ボタンの渋い銅色と対比して、クラシックな高級感があふれ出てます!
ポケットはジャケット胸部分に2つ、腹部に2つの計4つあり、内ポケットはありません。
もちろん綿100%のデニム。
13.75オンス。
これは海外展開されているWrangler ICONSレーベルの商品です。
テーマは「ICONS live forever」。
「ラングラーの象徴的な要素が永遠に刻まれた服」という意味といえるでしょう。
ラングラーのウエスタンスピリットを次世代につなぐコレクションとのことです。
「ウエスタンスピリット」なんて、なんとかっこいい理念でしょうか!
僕はラングラーのこういうところに感銘を受けるのです!
ラングラーのデニムジャケット史上最高傑作と称されるのが111MJらしく、その後継機種がこの124MJです。
ボタンやタグにさりげなくWranglerの文字を入れる所が非常に良いですね!
「どこの会社がこのGジャンを作ったのか」がわかりやすく表現されてます。
僕はGジャンという機能を買っているのではありません。
「ラングラーが作ったGジャン」というブランド性を買っているので、このネームを刻印する所がすごく好きです!
ゴッホの絵が一目見てゴッホが描いたものだと分かるように、服も一目見てどこのブランドが作ったか明確に分かる目印が必要だと思います。
その代表例が以下ラングラーのステッチです。
ラングラーを代表するマークの「サイレントWステッチ」です。
Wranglerの頭文字である「W」は発音をしないので、サイレントWと呼ばれているんです。
Wはウエスタン【western】(西部劇)のWともとれますよね。
まさにラングラーを象徴する要素が、この「W」マークなんです。
ラングラーのジーンズやデニムジャケットには、よくこのサイレントWマークが入ってます。
僕は日本のデニムメーカー「エドウィン」も好きなんですが、エドウィンもジーンズにWマークを使ってますね。
でも先にWマークを使いだしたのはラングラーなんですよ。
服に一目でわかるブランドの刻印を刻むなんて、ホントにかっこいいです!
124MJは後ろの肩部分にアクションプリーツがついてるのが特徴。
アクションプリーツとは服の後ろ側に入った折り目のことで、体を動かしやすいように伸縮する構造になってます。
これはリーバイスもリーもやっていない、ラングラー独自のディティールです。
アクションプリーツの内側は下写真のようにゴムで止められています。
えり後ろ側にはラングラーのネームが刺繍されており、とても好きな部分です!
このラングラーのタグもかっこいいですね~。
服の内側にもラングラーの刻印が!
ラングラーと言えば独特の織り方をする生地の「ブロークンデニム」で有名です。
デニムはインディゴで染めたタテ糸と、染めてない白のヨコ糸を綾織することで作られる素材。
リーバイスは右綾、リーは左綾で織られています。
右綾と左綾は洗濯するとねじれやすい弱点がありました。
ラングラーはこの弱点を克服したブロークンデニムという生地を、1964年に開発。
124MJはブロークンデニムで作られているんです。
リーバイスの右綾、リーの左綾とも違う、独特な折り目が特徴のブロークンデニム。
ブロークンデニムは洗ってもねじれが出にくく、手触りも柔らかいです。
とくにブロークンデニムはデニム表面に白糸が出る面積が少ないので、マットな色合いになるのも特徴。
なのでラングラーのデニムは、リーバイスなどと比べてキレイ目な雰囲気があります。
僕は124MJを海外の通販サイトから購入したんですが、以下記事にかなり焦った体験談を書きました。
上の記事で書いた服が、今回紹介した124MJのことなんですよw
今回届いた124MJは僕の体形にジャストフィットなので、本当によかったです!
ジャケットの中に厚めの衣類も着れる余裕のあるジャストサイズなので、海外サイトが指摘したMサイズは正解だったことになります。
とにかくめちゃめちゃかっこいいです!
色がいいですね!
カラーは124MJの「Far Away」といいます。
リーバイスみたいな使い古し感のある渋い風合いではなく、マットでキレイ目なインディゴブルーという感じ。
この「マットでキレイ目な色合い」は、ラングラーの特徴ですよ。
僕ははじめて124MJを身につけた時、そのフィット感と見た目のカッコよさに最大級の感銘を受けました!
これまでいろんな買い物をしてきましたが、トップクラスに感動したアイテムです!
それまではリーバイスの3rdデニムジャケット(スカイライン)が一番のお気に入りだったんですが、124MJが来てぶっちぎりで乗り越えてしまいましたね。
さすがラングラー!
ラングラーとリーバイスはデニムの個性が異なる、僕が最も愛する服メーカーです!
僕はラングラーの124MJが着れることを、誇りに思います。
124MJはラングラーの特徴的な個性が集まった、まさに代表作と呼べるGジャン。
ラングラーらしさがつまってるんですよ。
124MJは1970年代~1980年代中ほどまで製造されていたらしく、ラングラーのなかでも24MJZと並び最長製造期間の記録をもつGジャンだそうです。
リーバイスでいえばいまだにGジャンの典型とされる、3rdタイプのデニムジャケットという位置づけでしょうか。
服は定番が良いんです!
いつの時代も古くならない、トレンドを超えた定番のアイテムが良いんですよ!
そのラングラーの永遠の定番デニムジャケットが、この124MJと言えるんです!
僕は124MJを目にするたびに、その永遠でいてシンプルなデザイン、色合いに感動の念を覚えます!
人とはちょっと違うGジャンをお探しの方に、ラングラーはおすすめですよ。
僕は海外サイトで海外流通版の124MJを購入しましたが、アマゾンでも124MJが買えるようですね。
ラングラーは日本支店もあるので、そちらの124MJなのでしょう。
僕はやっぱりUS規格の、海外で流通しているラングラーの方が好きですが。
今回ラングラーの124MJを実際に着てみて思いました。
ラングラーのデニムジャケット124MJは「永久不滅な、服の芸術作品」だと!