ラングラーのリジッドのジージャン、11MJZが届きました。
1958年に登場した11MJZを、忠実に復刻した商品です。
もうめちゃめちゃかっこいいですね!
ラングラーはデニムの分野でいろいろ革新的なことをしてきたメーカーです。
11MJZは初のジッパーフライ型のジージャンなんです。
それまではリーバイスもリーもボタンフライ一択で、ジッパーフライのジージャンを作っていませんでした。
縮みづらくする防縮加工技術を取り入れたラングラーは、デニム服へジッパーによる開閉要素を取り入れたのです。
リジッドデニムは生地についた糊を落としてない、1度も洗っていないデニムのこと。
デニムは生地を作る過程で糊付けをしており、店に並ぶデニム服は洗いがかけられたり加工されています。
そういった洗いや加工が一切なしの、生のデニムがリジッドデニムです。
リジッドデニムを買うというのは、デニムを赤ちゃんの状態で手に入れる感じでしょうか。
生デニムは糊を落とすため、初洗いをします。
糊を落とさないとパリパリに固いので着づらいんです。
生デニムは初洗いをすると、大きく縮みます。
リーバイスのリジッドデニムは特に大きく縮みますね。
ラングラーは防縮加工が施されてますが、それでもだいぶ縮みました。
デニムは何度も着て、洗いを繰り返すことで人肌になじみ、体にフィットしていくんです。
デニムはなんども着る過程で染色したインディゴがはがれていき、白く抜ける独特なあたりが生まれます。
リジッドから育てたデニムのあたりは、工場の加工では出せない自分だけのデニムの証ですね。
リジッドデニムを買うというのは、まさに「デニムをゼロから育てる」感覚があるんです。
まるでたまごっちのようですねw
僕は服を「自分と一体化する分身」ととらえているので、たまごっちよりもより自分自身感が強いです。
服は自分の皮膚と同じような感覚で、一体感があるものなんです。
なのでリジッドデニムというのは、服として非常に面白味のあるアイテムです。
僕はラングラーのデニム服を自分のユニフォーム(制服)にしているので、毎日のように着てじっくり育てていこうと思います。
今日もご来訪ありがとうございました!
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ラングラーのリジッドデニム(生デニム)ジージャンの着心地【11MJZ】
投稿日:2024年6月1日 更新日:
執筆者:ARThiro