漫画創作の魅力は総合力!
「漫画が描きたいけど絵が描けないなら、描ける人に頼んで自分は漫画原作に徹するという選択肢がある」。
今回はこの案で四コマ漫画を作っています。
今回の漫画の主人公は万賀掛内夫(まんがかけないお)。
万賀掛内夫(まんがかけないお)は、名前そのまんまで漫画が描きたいけど絵が描けないキャラクター。
漫画掛内御夫(まんがかけないお)が初登場した四コマ漫画は以下のリンクから読むことが出来ます。
バクマンのように絵描きと原作書きを分業するというのはうまいやり方ですよね。
誰かに絵を頼めば漫画掛内夫(まんがかけないお)でも漫画を生み出すことが出来るでしょう。
しかし僕は絵と原作を分けてどちらかのみしかできないというのは、真の漫画家ではないと思っています。
漫画家は漫画全体が生み出せて、初めて漫画家なのです。
キャラクター、物語、演出、セリフ、自分のテーマ、絵…漫画を構成する要素には様々ある。
これら全体を漫画として組み立てていく力が漫画描きには必要です。
単に絵を描くだけでなく物語を書くだけでもない…
キャラクターをどう絡ませてドラマの中で何を伝えるのか?
セリフや擬音やコマのリズム、構図、伏線をいかに組みこむのか?
漫画は総合的な創作力が必要であり、ここが漫画表現の最高に面白いところなんです!
僕も今後も漫画創作の力を磨き続けていこうと思います!
2019年7月24日追記
漫画創作は総合力。
と同時に、たくさんある漫画要素のどこに力を入れるかでその作家の個性が見えてきます。
例えば絵のうまさにすごく力をいれる人とか、物語の面白さに力を入れる人とかね。
キャラクターの魅力に力を注ぎこむ人もいるでしょう。
人間と同じで漫画も、いかに作者の個性や強みを反映できるかだと思います。
その人が持つ長所を漫画に反映させていくのです。
自分が得意な要素を漫画表現のなかで強めていく。
例えばかわいい感じの絵が好きな人は、そのような絵柄を確立させるような感じですね。
自分の能力を見極めて強みとなるところを漫画表現にどんどん込めていきましょう。
漫画表現の総合力というのは、その作家の総合力ということになるのです。
漫画掛内夫(まんがかけないお)も本当に漫画を描きたかったら、総合的な漫画創作力をつけるようにしよう!
けど、ヤギに漫画食われてちゃしょうがないでしょ!(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました!