「あまりの違和感のために映画館に最後までいられない人」。
こんな感情を体験しました。
「作る人によって作品は変わる」ことを、非常に考えさせられる体験でした。
大衆に受けるためには、トレンドや受け入れなければならない要素があるのは確かです。
しかしそれらを取り入れて、なおもその原作を保っていられるかというと、そんなことはなかったわかりやすい体験でした。
タイトルは「それ」だけど、観る人が観ると決して「それ」ではないという体験です。
タイトルが好きな作品でも作る人によって内容は激変するので、タイトルだけでは決して安心できないわかりやすい体験でした。
「それ」が好きな人からすると、目の当たりにしたのは決して「それ」ではないという体験でした。
「それ」ではなさすぎて、最後まで観ることが出来なかった初めての体験です。
僕は基本的に一度観始めたら最後まで観る人なのに、最後まで観ることさえできなかったのは、非常に珍しい体験です。
同時にこれが作れてしまう現在のクリエーターの「作品の本質をとらえる目がブレてる」ことが、僕にはわかりました。
歴史の長い作品でも、時代が進むにつれて原作からかけ離れたテイストの違いが入り、もはや「その」作品に見えなくなってしまう現象といえるでしょう。
例えると昭和仮面ライダーと令和仮面ライダーの違いに近いものがあります。
秘密戦隊ゴレンジャーと最新の戦隊もの番組に近いものがあります。
いろいろと発見の多い体験だったのです。
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【エッセイ漫画】漫画アート芸術家のフリーランスな日常 漫画作品集
映画館から途中で出てくる人の気持ち
投稿日:2024年7月4日 更新日:
執筆者:ARThiro