「絵が上手くなりたい…そのために必要な本はないかな~」
と思っているあなたへ。
漫画の絵はなにより人物の絵が描けないと始まりません。
人物の絵、キャラクターさえ描ければ、ほかの絵はあとから練習して描けるようになっていけばよいのです。
でも漫画のキャラクターが描けないと、漫画の物語がすすまないですよね。
漫画絵が上手くなりたい人は、なによりまずキャラクターを描けるようになる必要があります。
キャラクターの絵を上手くなりたいなら、人間を描けるようになる必要があるのです。
仮に主人公が人間でないとしても、漫画のなかで少なからず人間は登場すると思うので。
漫画絵が上手くなりたい人は、第一に人物の絵を練習しましょう。
では絵が上手くなりたい人は、どんな本を参考に練習をすればよいのか?
この記事では絵が上手くなりたい人におすすめする本の紹介と、人物を描けるようになるコツについて書いていきます!
まずは「絵が上手くなりたい人が読む本」のネタで筆者が描いた、四コマ漫画をご覧ください!
Contents
東村アキコ著「超速!漫画ポーズ集」
今回紹介する本が「東村アキコ完全プロデュース 超速!漫画ポーズ集」!
超速!漫画ポーズ集は東村アキコ氏という女性漫画家が、自身の漫画制作のテクニックを暴露している本です。
ぼくも超速!漫画ポーズ集はかなりスケッチしています!
漫画ポーズ集のモデル選定やヘアメイク、スタイリストまで東村氏が関わっているという、まさに完全プロデュース版漫画ポーズ集となっています。
東村氏は日本で一番筆が早い漫画家らしく、早描きの作家が語る絵の描き方の極意が巻頭の漫画であかされています。
「超速!漫画ポーズ集」の内容とは?
超速!漫画ポーズ集はこれまでの漫画ポーズ集ではカバーしきれなかった、かゆいところに手が届く全448個のポーズ集がのっています。
もちろん立ち姿など標準的な人物のポーズものっているので、今どきの日常漫画を描く人なら、きっと役にたつ参考資料になるでしょう。
「超速!漫画ポーズ集」は若い男女のモデルがいろいろなシチュエーションのポーズをとっています。
現代を舞台にした漫画では必須に登場するスマホを持つ人物の画像が多いのはイチオシ部分!
古い漫画ポーズ集の本だと、スマホを持つ人物はあまり載ってないことが多い。
しかし超速!漫画ポーズ集では、いろんなシチュエーションでスマホを使うポーズが入っているのです。
ほかにもカフェでのデート、ゲームをしているところ、自撮り、ノートPCを使っているところ、漫画を読んでるところなど、現代の漫画でよく登場するポーズがおさめられてます。
見どころは「ラブラブポーズ集」で、あごクイや壁ドン、押し倒しや抱きしめなど、カップルがしそうなシチュエーションポーズが豊富に入ってます。
さらにそれぞれのポーズを描くときのコツを、東村氏がワンポイントアドバイスしています。
絵が上手くなりたい人にとって「超速!漫画ポーズ集」は、あると重宝する本です。
とくに恋愛系、ラブコメ漫画との相性が良い本ですね。
絵を上手くなりたい人がするべきこととは?
ぼく自身絵を描く修行中の身ですが、絵が描けない人が描けるようになるにはどうしたらいいかはわかります。
絵を上手くなりたい人がすべきことは、たくさん描くことです。
とくに漫画を描いている人は人物をまず描けるようにしましょう。
絵が上手くなりたい人はまず人物を描くわけですが、描けるようになるための方法論があります。
とにかく人物の輪郭をクロッキーする!
ぼくは人物の絵を描けるようになるために、とにかく人間の輪郭をクロッキーするようにしました。
クロッキーとは短時間で対象の輪郭をとらえて絵を描くこと。
じっくりと時間をかけた人物デッサンも出来る人はいいんですが、モデルも画材もイーゼルも時間も必要になりますよね。
本格的な人物デッサンは取り組むまでにややハードルが高いのです。
でもクロッキーは描こうと思ったその瞬間にはじめられるのが魅力!
超速漫画ポーズ集があれば、ひらいてすぐ人物が描きだせます。
人物はクロッキーのように短時間で描いたり、じっくり詳細に描いたり、どっちもした方が良いです。
ただ絵を描くのが初心者な人は、まず人物クロッキーをたくさんして、自分の手に人体の輪郭を覚え込ませましょう。
人物のクロッキーをたくさん描くことで、だんだん手が人間を描くことに慣れてきます。
人体のクロッキーになれてきたら、より詳細に人物を描き込むようにします。
こうすることで徐々に人物が描けるようになっていくでしょう。
絵が上手くなりたいならまず、人物のクロッキーをせよといことです。
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超速漫画ポーズ集を描きまくって理想のあのシーンを!
超速漫画ポーズ集の東村アキコ氏も書いてます。
時間をかけて堅苦しい絵を描くくらいなら、素早くその瞬間の線のノリを生かして描けと!
人物絵を上手くなるには、あらゆる角度から人間を何度も何度も描くことが大切。
スケッチをするような感じでいろんなシチュエーションの人物を描きまくるのです。
このとき役に立つのが漫画ポーズ集なんですよ!
とくに超速漫画ポーズ集はモデルが薄着なので体の輪郭がとらえやすく、とても練習になります。
これががっちり服を着たモデルだと、体の輪郭部分がとらえづらいです。
漫画の絵は体の輪郭が描ければ、そこに服を着せていくだけで様々なバリエーションが描けるようになります。
だから体の輪郭が描きやすい漫画ポーズ集がよいのです。
人物は基本的な体の構造が描ければ、若い子も年寄りも描くことができるようになります。
太っている人も痩せてる人も、おじいちゃんも子供も、基本となるのは人体の構造です。
人体の基本形に肉付けをしたり、しわを描き入れるなどして年齢の違いなどを描き分けていくことができるのです。
だから絵が上手くなりたい人は、人体の基本構造をつかむことが大切。
そんなときに役に立つのが、超速漫画ポーズ集なのです。
超速漫画ポーズ集は薄着のモデルがいろんなシチュエーションでポーズをとっているので、活用範囲がとても広いです。
様々なシチュエーションの時に、男女の身体がどう見えるのかが分かります。
これをとにかくたくさん描くんですよ!
超速漫画ポーズ集にのっているポーズをもとに、髪の毛や服装などを着せ替えることで、あなたの漫画のキャラクターに合わせることができるでしょう。
基本となるポーズがあれば、あとは服や顔や髪やクツなどを描きかえるだけなのです。
超速漫画ポーズ集を描きまくることで、日常漫画における人間が描けるようになります。
人間を描けるようになることで、あなたの表現欲求が満たされるでしょう。
人間が描ければ、あなたが日常漫画で描けなかったあのシーンが描けるようになるのです!
「ああ、このポーズ使いたかったんだ!」というカットが、超速漫画ポーズ集できっと見つかるでしょう。
漫画アート芸術家も超速漫画ポーズ集をスケッチした!
ぼくも超速漫画ポーズ集を参考にスケッチをたくさんしました。
ぼくは昔から漫画ポーズ集の本をかたわらにおいて、ひたすらいろんなポーズを描きまくるということをやっていました。
漫画ポーズ集の本は描きたいポーズがのっているので、絵の練習に最適なのです。
絵が上手くなりたい人は、漫画ポーズ集の本をひたすら描くようにしましょう。
とくに描くのが難しい角度やポーズを重点的に描きます。
理想としては、何も見なくてもそのポーズが描けるようになることです。
そのためには一度ではなく何度も描くことです。
漫画ポーズ集を一通り描いて終わりにするのではなく、何度も繰り返し描きなおすのです。
こうすることで徐々に人体の絵が描けるようになっていきます。
絵が上手くなりたい人が読む本の最後に
絵が上手くなりたい人に僕が一番おすすめするのが、漫画ポーズ集の本をとにかく描きまくること。
ぼく自身絵の修行中なので、漫画ポーズ集にかぎらずいろんなものを描いてます。
漫画ポーズ集の本はモデルのように人を拘束する必要がなく、描きたい時にすぐ描きだせるところが魅力。
とくに超速漫画ポーズ集は今どきの日常漫画に必要なポーズが多数掲載されているので、描きまくっておいて損はない本です。
超速漫画ポーズ集を何度もなんども描いた後は、日常漫画であなたの描きたいシーンはきっと描けるようになっているでしょう。
絵の練習になり漫画を描く際の資料になる漫画ポーズ集は、絵が上手くなりたい人にとっての重要アイテムです。
漫画制作歴28年を超えるぼくが実際に使って感じた、おすすめの漫画ポーズ集のまとめ記事は以下のリンクに載ってますので、あわせてご覧ください♪
人体の描き方については以下の記事で紹介しているので、興味のある方はどうぞ♪