ここでは現役漫画アートクリエーター粕川(@artkasukawa)が、ネットで漫画連載をするための極意を紹介しています!
しかし、ネットを使った漫画連載がどんなものなのか分からないと始まりませんよね。
なので筆者が行うネット漫画連載作品で「猫のチッティ」第7話「猫アニキの仲間現る!」の巻を、はじめに掲載します。
漫画の後には、ネットで漫画連載をする極意を紹介しています!
あなたが読んで下さっているこの記事も、粕川が行うネット漫画連載の一つなのです!
まずはネットを使った漫画連載がどういうものなのかを、粕川の漫画アートでご覧ください♪
⇒「猫のチッティ」ページ連載漫画第6話が読みたい方はこちらをクリックしてください♪
Contents
猫のチッティページ連載漫画第7話「猫アニキの仲間現る!」の巻
「猫のチッティ」第6話~猫の惑星の王子はどんな布団で眠る?アニメ元祖天才バカボンを見て感じた発見も紹介
ネットを使った新時代の漫画連載法とは!
今回は、ネットを使った新時代の漫画連載法について書いていきましょう!
ネットを使った漫画連載をするときに役に立つのが、ブログです!
ブログにはイラストや漫画、動画や音声、広告など、いろいろなコンテンツを置くことができます。
自作の漫画を描いてブログというネット上に、漫画連載をすることが出来るのです!
21世紀、新時代の漫画連載法は、ブログを使った漫画連載なのだと粕川は主張します!
そんなネットを使った新しい漫画連載を、筆者は行っているのです!
これまで漫画家は、市販の雑誌で漫画を連載していました。
しかし今の時代は、雑誌で漫画連載するのを待つ必要はありません。
ブログを立ち上げて、ネット上で漫画連載をすればいいのです!
ブログならだれでも始められて、自作の漫画をのせることができます。
広告収入を得る施策を打てば、ブログから収益をあげることも可能です。
SNSで自作の漫画を投稿することもできるでしょう。
しかしSNSで投稿した漫画は、時間と共にタイムラインに流れてしまいます。
SNSでの漫画連載だと、あなたの作品を読みたい人が過去作品を探すのに手間がかかってしまうのです。
しかしブログなら、自作の漫画をネット上から閲覧しやすい状態に整備することができます。
ブログは、更新が必要な漫画連載に向いているメディアです。
ブログは更新型メディアなので、次々に漫画を投稿できるネットでの漫画連載におあつらえむきなのです!
ツイッターなどのSNSは、ブログと連動して活用すればいいのです!
ネットを使った漫画連載を始めるなら、やっぱりブログしかないのです!
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ネットを使ったブログでの粕川流漫画連載法を紹介!
粕川が提唱するネットを使ったブログ漫画連載法は、できるかぎり漫画の更新頻度をあげることです!
やっぱり漫画というのは、現在進行形で描いてナンボの表現です!
昔力作を作ったけどいまは漫画を描いてないというのでは、作家とはいえません。
学生の課題制作ならいいですが、漫画表現者である以上、今何を描いているかが重要なのです!
だからネットでブログ漫画連載をする人は、できるかぎり更新頻度をあげましょう!
できれば毎日更新が良いですね(筆者もこれができるようがんばります)。
ネット漫画連載の更新頻度を上げるためには、制作のスピードを上げることが大切!
のんびり描いていたら、漫画家は食っていけないのです。
雑誌の週刊連載漫画でなくとも、月刊連載漫画だってそれなりに忙しいはずです。
漫画家には、次々に物語をつむいでいく創造力が求められるのです!
頭に浮かんだあらゆるアイデアを、実験のつもりでどんどん漫画にしていきましょう!
ネットでのブログ漫画連載は、すべてのコンテンツが実験だと思ってかまいません!
ネットでの漫画連載の方法論をつくるのは、運営者である自分なのです!
漫画家は、常に作品を生み出し続ける表現者です!
だからリアルタイムで、漫画を創造し続けていく必要があります!
これは非常に面白いことだと思います!
自分のクリエイティビティが、ネットで試されているのです!
燃え盛るようなパッション(情熱)で、漫画を創作しましょう!
今の時代、アイデアはそこら中にあふれかえっています!
ネットではあらゆる情報が調べられ、いろんなコンテンツがネット上にあふれています!
嵐のようにコンテンツに触れ続けて入れば、漫画のアイデアなんてどんどん湧いてきます!
また、自身の人生体験を創作につかってしまえばいいのです!
この時代に生きていて、漫画を描くアイデアが見つからないなんて、ありえないのです!
太宰治氏やジョンレンのように、自らを表現としてさらすのです!
太宰治氏やジョンレノンは、自身の魂を作品にさらけ出しました!
明かすのが恥ずかしい事でも、ちゅうちょなく作品として昇華していったのです!
太宰治氏やジョンレノンは「芸術とは自己の魂の表現」であることを、本質的に知っていたのでしょう。
だから彼らは、人の心を打つ作品が作れたのです!
彼らこそ、真の表現者ですよ!
自身の真実を、体験を、空想に交えて表現すればいいのです!
ネットで漫画連載をする人は制作の効率性を上げて、自身の創造力を限界まで絞り出しましょう!
ネットで漫画連載をするなら1ページくらいがいい?
ネットで漫画連載をするなら、1回あたりの描くページ数を少なくした方が良いでしょう。
ブログによる漫画連載は、続けないと意味がないので。
筆者はこのブログで、1ページの漫画連載をしています。
1ページくらいなら、早めに漫画を仕上げられて、更新頻度を上げることができます。
1話につきどのくらい漫画を描くかは、あなたの描くペースに合わせましょう。
1ページ、もしくは短いページ数の連載漫画を描く時のポイントは、以下のツイートにまとめました。
#1ページ漫画連載 の極意1
— マンガアート芸術家【絵日記&漫画ブロガー】 (@artkasukawa) October 30, 2019
1エピソードにつき1テーマを描く
1話ごとに物語をどこからどこまで進めるのかを決める
描く範囲の中で一番主張したいテーマを抽出する
1ページの中でテーマが伝わるように展開させる
コツは詰め込みすぎないこと
言いたいこと1つを絞り、そこをエピソードとして見せる
ネットでブログ漫画連載をするときは1記事ごとに文章コンテンツを!
ネットを使ったブログ漫画連載をするときは、粕川流のおまけがあります。
漫画のほかに、文章コンテンツを付け加えるのです!
ぼくはブログで漫画を連載するとき、必ず最低でも1000文字は文章コンテンツを書いています。
文章を書くことによって、漫画連載のブログ1記事にブランド性を加えているのです。
粕川流ネットでの漫画連載法では、ブログで公開した漫画はnoteや電子書籍で単行本化します。
noteなどに漫画を公開した場合、ブログでの漫画連載の存在価値がなくなってしまうでしょう。
これではいけません。
ブログで公開された漫画連載の存在価値も、残しておく必要があるのです!
ブログでの漫画連載の存在価値は、文章コンテンツにあります!
毎回ブログに投稿した漫画に関するネタ話や、作者としての活動などを文章で書いていくのです。
その漫画作者が気になる人は、作者がどのように考えて創作をしているかなどに興味がある人もいるでしょう。
そういう人はnoteで漫画を全て読んでいても、ブログ記事にある漫画も読みに来てくれるはずです。
ブログなら、何文字でも文章コンテンツを書けます。
このメリットを生かし、作者としての思いや、作品に関するいろいろなことを書いていけばいいのです!
おまけとして、1記事ごとにイラストを掲載するなども面白いかもしれません。
このような手立てを行うことで、ブログに投稿した漫画にも独自の価値が残るのです!
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ネット漫画連載の絵はラフでいい!とにかく漫画を動かせ!
ネットで漫画連載をする人は絵の質はラフくらいでいいので、更新頻度をあげて漫画の物語を動かしていることが大切です!
漫画は絵やキャラクター、文章などを総合して、ドラマを描く場所なのです!
ドラマが動いてなければ、漫画として機能していないのと同じです!
だからネット連載の漫画描きは更新頻度を上げて、物語を動かしているようにしましょう!
ネットでブログ漫画連載をするときは、1記事ごとの漫画を描く量を減らして、その分更新頻度を上げます。
1記事につき、数コマから1ページくらいがちょうど良いと思います。
1記事ごとの漫画のページ数をあげてしまうと、負担が増して更新が止まってしまうかもしれません。
ネット漫画連載は、続けないと意味がないのです!
だから1記事ごとの漫画を描く量を減らして、出来る限り毎日更新できるように工夫しましょう。
ネットでのブログ漫画連載では、1記事につき2~3コマの漫画でもいいと思います。
その2~3コマで物語が描けるなら、OKなのです!
今回の記事で筆者が掲載した連載漫画「猫のチッティ」7話は、1ページ漫画です。
1ページだけだから短い時間で漫画を仕上げることができ、頻繁にネットで公開できるのです!
1記事ごとの漫画を描く量を、自分が続けられる範囲に抑えることが大切なのです!
ネットでのブログ連載漫画がたまったらnoteで単行本化せよ!
ネット漫画連載で描いた漫画の量がたまったら、noteというプラットフォームでまとめて公開するのです!
noteは文章でもイラストでも漫画でも、クリエーターが作品を発表できるプラットフォームです!
noteで公開したコンテンツは、無料にも有料にもすることができます。
noteでまとめて公開する漫画は、現実世界でいう漫画の単行本みたいなもの!
ブログで連載している少ないページの漫画を、漫画雑誌だと考えてください。
ブログ連載の漫画が10ページ分くらいたまったら、noteでコミックスとして公開するのです!
noteでネット漫画連載をまとめて公開するときは、note用に描きおろしのイラストや文章を添付するのです!
こうすることで、noteに公開する漫画コンテンツの存在価値が高まります。
そしてnoteでの漫画がたまってきたら、今度は電子書籍でまとめます!
電子書籍なら、やっぱりアマゾンのキンドルが良いでしょう!
noteで公開した漫画を、まとめて電子書籍で公開するのです!
こうすれば電子書籍は、ブログ連載漫画の全話(もしくはたくさんのエピソード)が一気に読めるリッチコンテンツとなります!
ブログで1話ずつ読むのが面倒な人は、noteや電子書籍で読んでもらえばいいのです!
粕川流ネットでの漫画連載法の最後に
ここまで粕川流の、ネット漫画連載の極意について見てきました。
ブログは現実世界でいう週刊少年ジャンプみたいに、漫画雑誌としても使えたのです!
ネット漫画連載のエピソードがたまったら(10ページくらいが目安)、noteで単行本を作ればいいのです!
アマゾンキンドルで漫画連載を電子書籍化する際は、描き下ろしのイラストや扉絵、著者近影などを用意して、いかにもコミックスっぽく演出するのです!
こう考えると面白いじゃないですか!
ぼくたちは、ネット上でブログという自分だけが描ける漫画雑誌を手にしていたのです!
さあ、ネット上にブログという漫画雑誌を作り、あなたの漫画連載を始めましょう!