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ドストエフスキーの魅力とは?魂の告白に潜む自己表現の感動!

投稿日:2016年11月4日 更新日:

ドストエフスキー,魅力

僕はドストエフスキーという作家がとても好きだ。

ドストエフスキーの小説には独特な世界観や魅力がある。

 

ドストエフスキーの特異な人物像も作品にも、大きな魅力を感じる!

ドストエフスキーこそ天才と狂気の典型だ。

 

 

僕はこれまでドストエフスキーの作品をたくさん読んできて感じた。

ドストエフスキーは、自己の魂を小説に込めて作品を書いているのだと!

 

僕はドストエフスキーの作品に感動して専門学校時代、「カラマーゾフの兄弟」のブックカバーの絵を描いたこともある。

 

この記事ではそんな漫画アート芸術家がドストエフスキーの魅力について書いていこう!

まずはドストエフスキーとの出会いについて書いていくぞ♪

 

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ドストエフスキーとの出会い

 

ドストエフスキーという作家を知ったのは、天才と狂気に関する本を読んだことがきっかけだった。

 

僕は漫画とアートを組み合わせた創作を行う漫画アート芸術家。

そんな僕はドストエフスキーという作家をとてもリスペクトしている。

 

 

天才と狂気に関する本でドストエフスキーを知って以来、図書館に通ってドストエフスキーの小説をたくさん読むようになった。

 

図書館に朝から晩までこもってひたすら本を読み続けていたのだ。

 

目的は、本物の芸術作品を知るため。

美術の画集や、詩作、文学作品などをよく読んでいた。

その中の一つがドストエフスキーの小説だった。

 

このとき読んだ不滅の文学作品から得たものは揺るぎなく大きい。

 

僕は第一級の芸術作品に触れるということをいつも意識してきた。

ドストエフスキーの小説こそ第一級の芸術作品に含まれるものだ。

 

なぜドストエフスキー作品を読むのか?

なぜドストエフスキーの作品をたくさん読むようになったのか?

 

普通の小説なら一時期流行っても、時代が過ぎれば忘れ去られる。

 

しかしドストエフスキーの作品には、時代を超えて読み継がれる作品の永遠性がある。

このドストエフスキー作品の永遠性の謎を知りたかったのだ。

 

現代を彩る作品に目を通すことも大切だろう。

でも今発表されている作品は玉石混交で、永遠に残る作品もあればそうでないものもある。

 

 

ドストエフスキーのような時の試練を生き抜いた作品は、その時点で何かしらの普遍的魅力を持つことが証明されている。

僕は作品を永遠なものにしているものが何かということが知りたかった。

 

ドストエフスキーのような不滅の作品は時代が違っても、本質の点で今に通じる部分があるのだ。

 

 

ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の魅力を絵に描く

 

ドストエフスキー,魅力

ドストエフスキーの肖像

 

19世紀ロシアの小説家 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(1821年11月11日~ 1881年2月9日)。

 

「罪と罰」「悪霊」「白痴」「カラマーゾフの兄弟」などの傑作を書いた、19世紀ロシアを代表する小説家。

 

僕はドストエフスキーが大好きで彼の名作はほとんど読んだ。

 

「罪と罰」や「カラマーゾフの兄弟」は三回以上は読んでいる。

ドストエフスキーの作品があんまり素晴らしいので、彼の傑作を絵に描いたことがある。

 

ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読んだ感銘を絵で描いたのが以下の画像。

 

ドストエフスキー,絵

カラマーゾフの兄弟の絵

 

これは2008年ころ、アクリル絵の具を使って描いている。

 

カラマーゾフの兄弟は「父親殺し」がテーマとなったドストエフスキー最後の長編小説。

 

ドストエフスキーは長編小説をたくさん書いており、その作品はどれも重厚で深く、心をえぐる深刻さがある。

ドストエフスキーの小説から漂う深刻さも、魅力の一つだ。

 

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ドストエフスキーの魅力とは?

ドストエフスキーの何が素晴らしいかというと「人間の魂の告白」を書いているところにある!

 

ドストエフスキーは「神による魂の救済」を小説のテーマにしているという。

 

ドストエフスキーの作品には人間の負の部分に視点を当てた深刻なものが多い。

人間の心の闇を徹底して描くことによって、その対極にある美しさを強烈に引き立たせるドストエフスキー。

 

心の闇に迫る人間心理を描き、葛藤する魂の告白による文学。

このドストエフスキーの表現様式には胸を打つ魅力がある!

 

ドストエフスキーが書いた作品は数々の著名なアーティストに影響を与えている。

 

手塚治虫氏もドストエフスキーに影響を受けた人物の一人。

手塚氏は「罪と罰」を漫画化しているし、自分の漫画は「罪と罰」の構成を基本に置いているという発言もある。

 

僕は創作においてドストエフスキーの「魂の告白」という表現法は、とても素晴らしいと思う。

漫画にしてもアートにしても、そこにあるのは人間の内的葛藤であり「自己の魂の表明」だからだ。

 

人生を生きるなかで、ときに葛藤を感じる体験もあるだろう。

人間の葛藤が作り出すドラマが、物語を面白くする。

 

ドストエフスキーの小説には自分が犯した罪に苦悩するキャラクターも登場する。

「罪と罰」がラスコーリニコフがそうだ。

 

ラスコーリニコフはお金欲しさに金貸しの老婆を殺し、お金を奪う。

しかし殺した後になって、罪の葛藤に襲われる。

さらには警察が動き出して、ラスコーリニコフが犯人であることがバレそうになる。

スリル一杯の展開だ。

 

ラスコーリニコフは罪の意識にさいなまれ、ソーニャという女性の影響などもあって最終展開にいたる。

 

ドストエフスキーが書いた恐るべき人間の魂の葛藤は、100年以上の時を経てなお人々の心に刺さる魅力を持つ。

 

人の心をわしづかみ、魂を震わせる小説の魅力。

 

ドストエフスキーの作品は人の心に切りこみ、その有様を表現する方法を見せてくれる。

これは漫画アートにおいても大切なものだ。

 

ドストエフスキーの魅力は自身を作品で表現しているところにあり!

ドストエフスキーは自身の体験や性質を、作品のなかで投影させることがある。

自分自身を作品を通して表現しているのだ。

これは表現者の僕から見たとき、ドストエフスキーの大きな魅力として映る!

 

ドストエフスキーは天才と狂気に関する本によく登場する。

 

ドストエフスキーにはてんかんの持病があったのだ。

ドストエフスキーはてんかんの発作が起きると意識混迷に陥り、泡をふいて倒れたこともあったという。

 

天才には精神的疾患を抱えた人が多いが、ドストエフスキーはその典型といえる。

 

ドストエフスキーの魅力は、てんかんの症状を作品の中で表現してしまうところにある!

 

実際「悪霊」という作品では、てんかんの発作が起きる瞬間を克明に描いている。

 

また、ドストエフスキーの小説には必ずといっていいほど「おかしな人物」が登場する。

ドストエフスキーの小説に登場する奇妙なキャラクターの面白さは、作品の魅力である。

 

ドストエフスキーの小説にはどこか奇妙な、変人キャラが登場することが多い。

変人キャラたちは突飛な言動をするので、印象深く記憶に残る。

 

 

僕は奇妙な感覚というのは、表現者にとっての武器だと思っている。

ドストエフスキーにはそんな奇妙な雰囲気を漂わせる魅力があるのだ。

 

作家の性質は、作品に登場するキャラクターに反映されることが多い。

 

ドストエフスキーの小説に登場する奇妙なキャラクターは、ドストエフスキー自身の投影のように感じる。

 

ドストエフスキー自身にその要素があるからこそ、奇妙なキャラクターを書けるのだ。

ドストエフスキーが書く奇妙な登場人物が、作品をより個性的なものにしている。

 

表現者は自分の存在の全てを表現として扱うことが大切だ。

 

自分にとってマイナス面を包み隠さずありのままを作品に込めるのだ。

 

てんかんの症状を小説の中で表現したり、自身の特徴をキャラクターに投影させていると思われるドストエフスキー。

 

だとしたらこれこそ、本当の表現者だ!

自身の良い面も奇妙な面も、すべてを作品の中で表現する。

これこそ、表現者だ!

 

ドストエフスキーの魅力だ!

 

表現者は素っ裸になる覚悟で自分の一切を、魂の告白として作品に込めるのだ!

 

ドストエフスキーは小説のなかで自分自身を強烈に表現している。

この小説におけるドストエフスキーの自己表現が素晴らしい!

 

ドストエフスキーの魅力の最後に

ドストエフスキーの作品や人物像が持つ魅力について見てきた。

 

人間の魂の告白を扱うセンス、小説の重厚な深み…

これらは紛れもないドストエフスキーの魅力である。

 

ドストエフスキーは自身を文学で表現する。

人間の心の奥深い闇に迫るべく葛藤を描く。

 

重々しい、深遠な印象さえ受ける作品群。

 

人間の魂の告白を描き、人の心の闇に迫り、自らを作品の中で表現する在り方。

これこそドストエフスキー最大の魅力である!

 

 

 

 

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漫画とアートを組み合わせた漫画アートの創作をしています。小学校1年生のときに漫画を描き始め、18歳のときに絵画と出会いました。その後、漫画とアートは自分の中で一つとなり「漫画アート」となりました。2009年~2013年ころにFC2やSeesaa(無料ブログ)でブログを書いていました。その後2016年9月にワードプレスにてこのブログ「漫画アート芸術家」を立ち上げて、今に至ります。単に「漫画描き」というよりは、アート寄りの「芸術家」という方が近いので「漫画アート芸術家」と名乗っています!漫画描きも絵描きもブロガーも全部ひっくるめて「漫画アート芸術家」なのです!
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