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「壁ドン」ネタの9コマ漫画!
今回の「もっとがんばれ!バカオ君」は壁ドンネタで描いています。
「壁ドン」とは男性が女性を壁際に追いやり、壁に手を「ドンッ」とついて迫っていく行為をいいます。
2014年には「壁ドン」という言葉がユーキャン新語・流行語大賞でトップ10にランキングされたほどブームになりました。
壁ドンの派生語もたくさんあって、例えば~
・床ドン
・顎クイ
・股ドン
・蝉ドン
・網トン
などがあります。
壁ドンは恋愛系漫画やドラマ、映画などでも使われることの多い行為です。
壁に追いつめられた女性の頭横あたりに手をついて、男性の腕で女性の顔を覆うように顔を近づけるのが正式な「壁ドン」だそうです。
もしくは壁ドン後に、女性の耳元で愛の言葉をつぶやくまでを壁ドンというようですね。
ロマンチックね~
壁ドンと言えば、イケメンの男が女性にする印象が強いですが、今回の漫画ではイケメンとは程遠いバカオが「壁ドン」を披露しています。
ついでに「壁ドン」したと同時にバカオは、ボロ小屋の一部を破壊してしまったようです(笑)
一般の漫画で使われる「壁ドン」は、「まだ恋人未満だけど好きな気持ちはある」状態から、ガチで相手との距離を縮める状況のときに初めて成り立つとの意見があります。
また女性が男性に対して壁ドンをするのは、「逆壁ドン」と言います。
特別僕は壁ドンの行為が好きなわけではないけど、ある時ふと「壁ドン」というワードが頭に浮かんだので、漫画にしてみました。
壁ドンネタの漫画ネーム
こちらは今回の壁ドンネタ「もっとがんばれ!バカオ君」のネーム(完成作の元となるラフ画)になります。
こんな風な感じで漫画の元ネタを作り、ネームを下敷きに下描きとペン入れをして漫画を描いていきます。
僕はもはや4コマ漫画にはこだわりません。
web漫画であれば縦続きのコマ割りで、ひたすらコマを並べて漫画を描きたい衝動に駆られているのです。
壁ドンはいつから使われた?
壁ドンという言葉でこの行為が使われだした起源は2008年、新谷良子さん(声優)が「萌えるシチュエーションの一つ」として「壁にドン…黙れよ」の言葉を残したのが最初だといわれています。
その後渡辺あゆさん(漫画家)が描く、「L♥DK」という少女漫画やその映画作品で「壁ドン」が使われたことで流行になっていきました。
原作漫画「L♥DK」の冒頭から壁ドンは登場するようで、女性読者がSNSで拡散することで新語として定着していったようです。
また「L♥DK」に影響を受けて他の漫画やアニメでも使われたことで、壁ドンは広がっていったといいます。
典型的な「壁ドン」として世間に認知されたキッカケのシーンは、原作漫画「L♥DK」の14巻で使われた壁ドンだという意見もありました。
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実は以前から漫画で使われていた壁ドン
実は「壁ドン」は以前から漫画で使われていました。
例えば「ベルサイユのばら」(1972年~73年)、「王家の紋章」(1976年~)、「ときめきトゥナイト」(1982年~1994年)など、少女漫画では定番的な行為として「壁ドン」が登場しています。
僕は「ベルサイユのばら」を全巻持っているしアニメも全部録画したけど、そういえば壁ドンが使われていたような気がする(笑)
また現代と昔では同じ壁ドンでも使われ方が異なるようです。
昔の作品で使われる壁ドンは、「女性に男らしい姿を見せて愛を求める”攻め”の壁どん」でした。
一方現代の作品で使われる壁ドンは、「本当は弱さを持つ男でも、いざとなれば男らしさを見せないと女性との関係を詰められない。男の弱さを匂わせる”お願い”の壁ドン」的な意味合いがあるようです。
時代によって「壁ドン」の意味も変わるんですね。
壁ドンはなぜ突然ブームになったのか?
なぜ以前から少女漫画作品などで使われていた壁ドンが、突然ブームになったのでしょうか?
そこには「壁ドン」という言葉自体のインパクト、分かりやすさが関係している可能性があります。
また女性の立場が強くなってきたことも、壁ドンが流行った背景にあるといわれています。
1970年代の少女漫画では愛情表現の際に「男が女の手首をつかんで抑えにかかる」というシチュエーションが多く使われていました。
これは女性の動きを男が強引に封じている行為ですね。
一方「壁ドン」は男に片方の手で覆いこまれているけど、女性は脇にそれて抜け出すことが出来ます。
壁ドンは男が強引に女性との距離を縮めようとする行為に見えますが、それを受け入れるかどうかは女性次第という見方もできるわけです。
男性が女性に対する接し方で昔と現代では変化が出たことを、「壁ドン」が物語っているようにも見えます。
壁ドンの起源
壁ドンには恋愛で使われる言葉の他に、もう一つの使われ方があります。
それが集合住宅などで使われる壁ドンです。
「壁ドン」はマンションなど集合住宅の中で、隣に住む人の生活音がうるさすぎる時、隣人に聞こえるように壁をドンっと叩いて抗議する行為の意味でも使われています。
以前は「イラ壁」や「壁殴り」と呼ばれていましたが、その後「壁ドン」と呼ばれるようになりました。
では「恋愛で使われる壁ドン」と「集合住宅で使われる壁ドン」、どちらが「壁ドン」の起源なんでしょうか?
「恋愛で使われる壁ドン」は「集合住宅で使われる壁ドン」の使われ方とは異なるところから生まれたようです。
「集合住宅で使われる壁ドン」が起源の使い方という声もあれば、「恋愛で使う壁ドン」が起源の使い方という意見もあります。
でも両者の「壁ドン」は異なる用法の言葉として生まれていたんですね。
ところで、バカオはどんな意味合いで「壁ドン」をしたの?ひょってして、すずの事が好きだったの?
バッカいうなよ~俺はねぇ、よく漫画とかで「壁ドン」を見かけるからただやりたくなった、それだけなのさ~!
ああ良かった、マジでバカオに迫られたらどうしようかと思ったわ(汗)
言ったな~すずめ!俺が本気で「壁ドン」したら、すずなんてコロっと惚れちゃうんだからな~!
本気で壁ドンしたら、壁をぶち破っちゃうの間違いでしょう(笑)
そ、そうかもしれない…テヘヘヘ(赤面)
次の「もっとがんばれ!バカオ君」ではバカオが大草原の小さな家に住んじゃうぞ!
今日もブログをお読みいただきありがとうございました!あなたに感謝の波動を送ります!