桃色の花が咲く、お花見の季節!
今回はそんなサクラのお花見のネタで描いた4コマ漫画を紹介!
4コマ漫画の後には、漫画における世界観の大切さについても書いてあります。
それでは「もっとがんばれ!バカオ君」223話「バカオの花見」の巻をご覧ください♪
Contents
バカオの花見【223話】
ハナはハナでも、バカオは違うハナに興味を持ってしまうのです♪
漫画作品は世界観が大切
最近、作品の世界観が大切だなってしみじみ思います。
いろんなアニメや漫画作品を目にする昨今。
どの作品にもそれぞれ個性がある。
その中で個性の際立つ作品とそうでないものがある。
何が違うかというと、作品の世界観が立っているかどうか。
キャラクターやテーマ、作品の切り口も含めた世界観の確立です。
漫画のキャラクターは単体では存在していない。
作品の世界観の色が、キャラクターにも宿ってる。
世界観に沿って、個性あるキャラクターたちが配列されている。
世界観による、作品カラーの統一がなされているのが分かります。
これは、大切だと思う。
なんとなく描いてる漫画と、その作品の世界観をしっかりイメージしての漫画。
大きな違いがあります。
YouTubeで昔好きだったアニメを観てても思います。
その作品特有の空気感があるのです。
ぼくは7歳ころ、「丸出だめ夫」というアニメが好きでよく観てました。
丸出だめ夫は何をやってもダメダメな少年が、ポンコツロボットとドタバタ喜劇をやるナンセンス系ギャグ作品。
おそ松くんや天才バカボンに似た空気があって、とても好きだったのです。
丸出だめ夫の絵柄や作品の雰囲気は、このアニメの世界観を反映しています。
キャラクターのデフォルメ具合や背景の処理、エピソードの展開などに、ナンセンス系ギャグ作品の匂いがあるのです。
丸出だめ夫の映像をぱっと見るだけで、だいたいどんな感じの作品かが感じられる。
それは世界観がはっきりしているから。
漫画はキャラクターがめちゃめちゃ大事。
でも、そのキャラクターさえ世界観の一部に含まれるのです。
作品単位で世界観をしっかり作りこむことが大切なんだな~
そんなことから最近は漫画をフルカラーで描くようになりました。
今後は自分が描くあらゆる作品で、世界観をより明確にしていこうと思います。
前後の「もっとがんばれ!バカオ君」は以下のリンクから~
最後まで読んでくださりありがとうございました♪