ぼくはこれまで平成ウルトラマンをつまらないと誤解していました。
しかしその考えが平成「ウルトラマンも面白い」に変わったのです!
それは平成ウルトラマンのある映画を観たことがきっかけでした。
この記事では平成ウルトラマンや仮面ライダーを敬遠していた筆者が、実は平成版も面白いかも!と思った理由を書いていきます!
平成ウルトラマンに偏見のある方は是非最後までご覧ください!
Contents
平成ウルトラマンはつまらないを変えた映画とは?
平成ウルトラマンはつまらないという偏見を変えてくれた映画は「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(2008年)です。
これがとても面白かった!
「大決戦!超ウルトラ8兄弟」は平成ウルトラマンのメビウス、ティガ、ガイア、ダイナと昭和ウルトラマンの初代マン、セブン、ジャック、エースが共演する映画。
なんとこの映画では初代マン~エースで出演した主人公&ヒロインが総出演します!
昭和ウルトラマン好きには大感動の作品なのです!
そして「大決戦!超ウルトラ8兄弟」は筆者にとって史上初の、まじめに平成ウルトラマンを観た体験となりました!
高校時代にウルトラマンコスモスをちょこっと見たことはあるのですが、本格的に平成ウルトラマンを観たのはこれが初めてでした!
「大決戦!超ウルトラ8兄弟」を観て、平成ウルトラマンがつまらないと思っていたのは食わず嫌いだったと判明したのです。
そもそもぼくは平成ウルトラマンシリーズを観ていませんでした。
平成ウルトラマンを観ないで、イメージだけでつまらないと思っていたのです。
でも実際に平成ウルトラマンを観たら、つまらないわけではないことが分かったのです!
以下より平成ウルトラマンがつまらないと感じていた理由を書いていきます!
平成ウルトラマンがつまらないと思った理由1.雰囲気が変わった
ぼくは仮面ライダーもウルトラマンも昭和までのシリーズは、全部ビデオに録画して持ってるほど大好きな作品です。
しかし平成に入ってからの仮面ライダーとウルトラマンシリーズは一つも見たことがありませんでした。
仮面ライダーだと「仮面ライダークウガ」、ウルトラマンだと「ウルトラマンティガ」から全く観ていないということです。
ウルトラマンティガ以前にテレビ放送されていた最後のウルトラマンは、1980年の「ウルトラマン80」。
ウルトラマン80からウルトラマンティガが1996年に放映されるまで、16年の時が経過しています。
僕はビデオでウルトラマンや仮面ライダーを知った世代だから、昭和シリーズのイメージが強く焼きついてます。
ウルトラマンも仮面ライダーも昭和のころの世界観が好きなのです。
16年の時を経てよみがえったウルトラマンティガは、中学一年生の僕にとって新しすぎてついていけませんでした。
なぜ平成のウルトラマンを観ていないかというと、雰囲気がだいぶ変わったという印象があるからです。
平成ウルトラマンになって雰囲気が変わった原因は、CGが多用されるようになったことが挙げられます。
CGを使うことで映像が洗練されて、最先端の演出ができるようになりました。
しかし僕が好きだった昭和ウルトラマンの世界観とは、かけ離れてると感じていたのです。
例えば昭和ウルトラマンのセットはいかにも模型で作られた感じがありました。
ピアノ線で吊られた戦闘機の動きとか、独特な手作り感覚が作品の面白さを引き立てていました。
昭和ウルトラマンは悪くいえばチープな作りですが、そこが逆に作品の魅力になっていたのです!
しかし時代は変わり、CGなどデジタルが取り入れられて作品の雰囲気が様変わりしました。
CGのおかげで映像は迫力や美しさを得ます。
しかし嘘っぽくてもいいから、昭和シリーズのような手作り特撮の空気感がぼくは好きだったのです!
ぼくはウルトラマンは時代と共に進化すべきだと思うし、単なる懐古趣味にとどまりたいわけではありません。
しかし特に好きだったウルトラマンエースに比べたら、平成ウルトラマンは雰囲気が一変したなと思うのです。
時代とともに作品は進化するのは仕方ないこと。
新しい時代のウルトラマンという目で見たとき、昭和のころとは別な楽しみ方ができるのかもしれません。
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平成ウルトラマンがつまらないと思った理由2.アイドルやイケメン俳優の起用
平成ウルトラマンと仮面ライダーを敬遠していたもう一つの理由に、アイドルなどイケメン俳優が主人公に使われていることもあります。
ビデオで仮面ライダーやウルトラマンを知った筆者にとって、作中人物は空想世界のなかにだけ存在するヒーローです。
僕は映画、アニメ、特撮、小説などを鑑賞するとき、本当にその世界が存在するものとして楽しむ習性があります。
例えば「巨人の星」なら僕の世界では星飛雄馬も星一徹も存在していて、今この瞬間も生きているのです。
映画のターミネーター2は制作されたものではなくて、実際に起こったことを映像を通して観ているというふうに認識しているのです。
この習性がクリエーターとして漫画アートを生み出す役に立っています。
でも平成ウルトラマンはアイドルやイケメン俳優がキャストとして選ばれます。
「別の番組で歌を歌っている人がウルトラマンの主人公」というのは、ウルトラマンの空想世界観をぶち壊すようにぼくには映るのです。
ぼくの中では実在するウルトラマンの世界にアイドルが登場してくることで、幻想性が破壊されてしまったのです!
ぼくの中で北斗星司も本郷猛も郷秀樹も俳優ではなくて、そのキャラクターとして存在しているのです!
ぼくの中で北斗星司は一年間だけ俳優が演じた空想上のキャラクターではないのです!
北斗星司は今この瞬間も現実に存在している…と認識しているのです!
そんな風に考えるので、アイドルやイケメン俳優が特撮ヒーローを演じるリアルタイム感に抵抗があったのです!
「平成ウルトラマンはつまらない」がくつがえされたその魅力とは?
ここまで平成ウルトラマンがつまらないと思っていた理由を書いてきました。
しかし「大決戦!超ウルトラ8兄弟」を観て、平成ウルトラマンシリーズを食わず嫌いしていたことがわかりました!
実はと~っても面白かったのです!
大好きな北斗星司や南夕子、郷秀樹たちの成長した姿が見れるということだけではありません。
「大決戦!超ウルトラ8兄弟」はウルトラマンティガの主人公ダイゴ(V6の長野博)が主人公。
例えば「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(平成ウルトラマン)はこんな面白さがあります。
●昭和シリーズに比べて怪獣とウルトラマンのバトルシーンに迫力がある
●現代を生きる人が演じているので共感が持てたり、設定にリアリティがある
●ストーリーラインが面白かった
●平成ウルトラマンと昭和ウルトラマンの共演者の絡み具合が面白かった
以下に平成ウルトラマン(大決戦!超ウルトラ8兄弟)が面白かった理由を挙げていきましょう!
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平成ウルトラマンはバトルシーンに迫力がある!
昭和ウルトラマンとの圧倒的な違いは、バトルシーンの迫力にあります!
昭和シリーズを観なれている僕には平成版の怪獣と戦うシーンが、とてもリアルに感じました。
ウルトラマンシリーズは巨人同士が戦うので、バトルシーンの迫力は大事です。
平成ウルトラマンでは本当に巨人と怪獣がバトルしてるような、映像的迫力があるのです。
これは昭和ウルトラマンにはなかったリアリティです。
●怪獣が建物を壊す迫力
●怪獣とのスピーディーなバトル
●洗練された変身シーン
●ウルトラマンの必殺技が決まったときの派手な爆発など…
平成ウルトラマンには、昭和シリーズを凌駕する魅力的要素が詰まっているのです!
「大決戦!超ウルトラ8兄弟」ラストの敵キャラとウルトラ8兄弟が空中で戦うシーンは、ドラゴンボールのバトルシーンを思い出させます(笑)
平成ウルトラマンの迫力あるバトルシーンは、つまらない先入観をくつがえしてくれました!
イケメン俳優は同時代を生きる人として共感が持てる
イケメン俳優の主人公にしても、同時代を生きる人という点で親しみが持てます。
とくに僕はウルトラマンメビウスに変身するミライという青年に好感を持ちました。
芸能人やイケメン俳優がウルトラマンを演じるからつまらないわけではなかったのです!
考えてみればウルトラマンエースの時代だって、北斗星司役の人はその時代を生きる俳優だったわけです。
アイドルやイケメン俳優が演じようと、ウルトラマンとして作品が面白ければそれで良いのだと感じました!
ストーリーラインと作品のテーマが良かった!
何より「大決戦!超ウルトラ8兄弟」のストーリーラインがとても面白かった!
ウルトラマンを「夢(将来の叶えたい夢)」という要素とつないでテーマにした内容が、胸にグッときます!
ウルトラマンといえば子供たちの夢ですよ!
その夢をテーマとして物語を作る視点が素晴らしいと思いました!
平成ウルトラマンはつまらないがくつがえされた最後に!
昭和ウルトラマンが好きなぼくにとって、平成ウルトラマンは雰囲気や世界観の点で敬遠していた作品でした。
しかし実際に観てみたら、平成版なりの面白さをしっかり持っていたのです!
実際に観てみたら予想を超える面白さで、平成ウルトラマンの凄さを感じた次第なのです!
平成ウルトラマンのすごさを感じさせてくれたのが「大決戦!超ウルトラ8兄弟」でした。
僕は初代マン、セブン、ジャック、エースが心底好きで何度も見返してきた人間です。
なのでかつてのウルトラ主人公(人間態)がヒロインと一緒に登場してくれるだけで最高にうれしい作品だったのです!
昭和ウルトラマン好きな人で平成ウルトラマンがつまらないと感じている人は、「大決戦!超ウルトラ8兄弟」は観やすい作品だと思います。
往年のウルトラヒーロー&ヒロインが登場して平成版のキャラクターと絡んでいくので、昭和版好きも十分楽しめるのです。
ウルトラマン好きな僕が、ウルトラマン史上の傑作と呼ばれる「ウルトラマンティガ」を観ていないのは絶対におかしいと感じました。
ティガどころか現在まで続く平成ウルトラマンの全てが観てみたい!
「大決戦!超ウルトラ8兄弟」はそんな風に思わせてくれる名作なのでした!
以下の記事ではウルトラマン好きな筆者が最も愛する「ウルトラマンエース」について情熱的に語りましたので、興味のある方はご覧ください!
他にもウルトラマンに関する記事は以下に載ってます♪
本日もブログをお読みいただきありがとうっちゃ!