ドラマ「大草原の小さな家」の4話「遠くで働く父さん」は、家計がピンチになりチャールズ・インガルスが出稼ぎに出る話です。
大草原の小さな家では一家の誰かが出稼ぎに出るたぐいの話が登場しますが、4話はその一番最初のエピソードとなります。
アメリカ西部開拓時代、厳しい自然の中で生きる一家にはいろいろな困難がつきまとう。
しかし、いつも家族が力を合わせて危機を乗り越えていくところが大草原の小さな家の魅力です。
大草原の小さな家4話では、一家が協力して経済的ピンチを乗り越えていきます。
さらに大草原の小さな家4話の面白さは、出稼ぎに出た父さんが出会う2人の労働者にあります!
果たして父さんは出稼ぎ先でどんな人物と出会うのか?
この記事では大草原の小さな家の第4話「遠くで働く父さん」のあらすじをネタバレで解説するとともに、漫画アート芸術家という表現者の目線で、4話の面白さや感想を詳しく書いていきます!
大草原の小さな家第4話「遠くで働く父さん」のあらすじをネタバレで知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
Contents
大草原の小さな家4話「遠くで働く父さん」の作品情報
ドラマ「大草原の小さな家(Little house on the Prairie)」シーズン1の第4話「遠くで働く父さん(100 Mile Walk)」は、1974年9月25日にアメリカで、1975年8月6日に日本で初放送されました。
声優が一新し、映像が美しく生まれ変わったBS4K吹き替え版の4話「遠くで働く父さん」が放送されたのは、2019年4月24日です。
大草原の小さな家の1話目はパイロット版の「旅立ち」という話で、現在発売されているDVDボックスシーズン1には収録されていません。
大草原の小さな家シーズン1は、2つ目のエピソード「すばらしい収穫」が1話目にきているので、「遠くで働く父さん」は3話目なんですね。
でもこの記事ではパイロット版の「旅立ち」を1話目と数えて、4話目「遠くで働く父さん」ということで書いていきます。
大草原の小さな家「遠くで働く父さん」の監督&脚本を担当したのは以下。
●脚本:WARD HAWKINS
大草原の小さな家4話「遠くで働く父さん」の主な登場人物と声優は以下。
●フレデリック・チャールズ・フィリップ・インガルス役/マイケル・ランドン
吹替声優:柴田侊彦(通常版)/森川智之(NHK BS4K版)
●キャロライン・レイク・クイナー・ホルブルック・インガルス役 /カレン・グラッスル
吹替声優:日色ともゑ (通常版)/ 小林さやか(NHK BS4K版)
●メアリー・キャロライン・アメリア・インガルス役 長女/メリッサ・スー・アンダーソン
吹替声優:石川弘美 (通常版)/ 清水理沙(NHK BS4K版)
●ローラ・エリザベス・インガルス役 次女/メリッサ・ギルバート
吹替声優:佐藤久理子 (通常版)/宇山玲加(NHK BS4K版)
●キャリー・セレスティア・インガルス役 三女/リンゼイ&シドニー・グリーンブッシュ
吹替声優:冨永みーな (通常版)/ 佐藤美由希(NHK BS4K版)
大草原の小さな家4話「遠くで働く父さん」のあらすじをネタバレ!
ここから大草原の小さな家第4話「遠くで働く父さん」のあらすじを、ネタバレで解説していきます!
大草原の小さな家4話は、父さんが出稼ぎに出た先で出会う仲間との友情が見どころの、隠れた名エピソードとなっています!
小麦が豊かに実って喜ぶインガルス一家
大草原の小さな家4話「遠くで働く父さん」の冒頭、チャールズ・インガルスは自分の畑にいます。
小麦が豊かに実り、収穫の時期をむかえていたのです。
小麦の粒を力強く握りしめると、空を見上げて収穫に感謝するチャールズ。
場面は小さな家で、インガルス一家が団らんしているシーンに移ります。
父さんはローラとメアリーに、とれた小麦を売るといくらになるか計算する質問をしました。
ローラとメアリーは、2640ドルの収益が入ると答えます。
インガルス一家にとって、2640ドルは大きな金額です。
インガルス一家は麦が豊かに実ったので、これを売る事で2640ドルほど稼げる予定になっていたのです。
大草原の小さな家4話で、家族は大きなお金が入ることに喜びました。
父さんが履き古した靴は先に穴が開いていたので、お金が入ったら真っ先に買いかえた方がいいと母さんが提案します。
インガルス一家は4話で大きなお金が入ることになったので、買い物リストをつくり始めることに。
ここで父さんは家族を外に連れ出し、新しく購入した2頭の馬を見せてくれました。
大草原の小さな家4話で、父さんはハンソンから牛と交換で馬2頭を購入していたのです。
値段的には牛より馬2頭の方が高いです。
しかし、残りのお金は小麦が売れてからでいいということになっていました。
ローラやメアリー、母さんは新しい馬が手に入ったことで、とても喜んでいます。
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雹で大切に育てた小麦畑が…
大草原の小さな家の4話で2頭の馬がやってきたその夜、外に嵐がきました。
父さんは心配そうに窓の外を見つめます。
雨の勢いが強いので、大切な小麦を横倒しにされないか心配していたのです。
父さんが動揺していることに気がついた母さんは、落ち着かせようとします。
まもなく外では強烈な雷が鳴り、雹(ひょう)が降りしきりました。
まるでホラー映画のように激しい雷が鳴り響きます。
父さんは心配になって小麦を見に行きますが、肩を落として家に帰ってきました。
大切に育てた小麦が、雹のために全滅していたのです。
あまりにショックな出来事に、母さんは言葉が出ないほどでした。
翌日、雹で作物をやられた農民2人が、ハンソンにお金を借りにきていました。
ハンソンは、雹のために半径80メートルの畑は全滅だろうといいます。
村人はハンソンに200ドルを借りようとしますが、ハンソンはそんなお金を持っていません。
ハンソンの事業である製粉の仕事もなくなっていたのです。
妻が病気で5人の子供を抱えるジムも、ハンソンにお金を借りようとしますが断られてしまいます。
ウォールナットグローブの農民は雹のために作物をやられ、経済的ピンチに陥っていたのです。
チャールズもハンソンのところにやってきて、買ったばかりの馬2頭を返しました。
ここでチャールズは出稼ぎに出ることをハンソンに打ち明けます。
遠くへ出稼ぎに出る父さん
チャールズはさっそく出稼ぎに出ることになります。
近場にある仕事は奪い合いになっているので、父さんは遠くまで出稼ぎに行くことになるだろうと家族に言いました。
大草原の小さな家4話で、父さんは家族のために遠くまで働きにでることになり、家族としばらくお別れすることになってしまったのです。
ローラやキャロラインたちに見守られながら、出稼ぎへいく父さん。
出稼ぎに出るチャールズの背中に、何か哀愁のようなものを感じます。
チャールズの履いてる靴は先に穴が開いており、非常に歩きづらそうです。
ここで、同じく雹で畑をやられたジャック・ピーターズ一家が登場します。
ジャックはダイナマイトを扱う石切り場の仕事先へ行こうとするのですが、妻は心配しています。
ジャックがする発破の仕事はダイナマイトを扱うので、下手したら死んでしまうからです。
このジャックというキャラクター、お調子者というかリスク管理が甘いというか、どことなく面白い人物です。
出稼ぎに出てしばらく家族と会えなくなるので、ジャックは息子と拳闘のまねごとをしました。
ジャックの家族は拳闘の真似をするクセがあり、奥さんも見送りをする時、ジャックに拳闘のしぐさをしました。
家族で拳闘をするちょっとした演出に、一家の絆が感じられるシーンです。
ジャックは留守のあいだ母さんをたのんだぞと息子にいい、出稼ぎに向かいます。
大草原の小さな家4話で出稼ぎに向かう途中、チャールズはジャックと出会いました。
靴の先に穴が開いており、歩きづらそうなチャールズを見たジャックは、皮の靴紐をくれます。
紐で靴先を縛ることで、父さんは普通に歩けるようになったのです。
こうしてジャックとチャールズは友達になり、一緒に出稼ぎへ向かう旅に出ました。
このジャックというキャラクターは、大草原の小さな家4話でキーとなる重要人物。
このころキャロラインは雹で横倒しにされた小麦畑を見にきています。
出稼ぎ労働者のジャコブと出会う父さんたち
大草原の小さな家4話で、場面は夜。
チャールズはジャックとシチューを作って夕食をとっていました。
ここにジャコブという新しいキャラクターが登場します。
ジャコブも職を探して出稼ぎに来ている労働者です。
腹が減っていたジャコブは、チャールズ達からシチューをもらいました。
食事の後ジャコブはチャールズの古い靴を放り投げて、新しいブーツを譲ってくれました。
チャールズの靴は先に穴が開いていて、履けたものではなかったからです。
ジャコブは夜なべにブーツ造りをしている男でした。
しかしチャールズはブーツを買えるほどのお金をもっていません。
ブーツのお金は、持ってるときでいいとジャコブは言ってくれました。
出稼ぎに出る人は多いですが、仕事先は多くないのが現実。
チャールズは出稼ぎ先が見つからなければ、どこまでも遠くへ仕事を見つけに行くつもりでした。
しかしジャックは石切り場の仕事につてがあったので、チャールズ達に紹介してくれます。
石切り場の仕事は2人1組で組み、ハンマーとドリルを使って石に穴をあける仕事。
穴をあけたところにダイナマイトを入れて爆破し、石を砕きます。
ダイナマイトで砕いた石を鉄道まで運び、そこから石屋まで運ぶという仕事の流れになっています。
石屋に届けた石は建物などの素材に使われるようです。
きつい仕事ですが、チャールズとジャコブはジャックと共に石切り場の仕事先に向かいました。
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石切り場の仕事に採用されるチャールズたち
場所は変わって、石切り場の仕事先。
イタリアルネサンス期の彫刻家ミケランジェロはダヴィデ像を作るにあたり、石切り場で石を手に入れましたが、そんな光景を思わせる場所です。
チャールズたちは石切り場に到着しました。
仕事は2人1組で行います。
1人は石に突き立てたドリルを支える役。
もう1人はハンマーをドリルに向かって振り下ろし、石にドリルを食い込ませます。
日本でいう餅つきみたいな作業です。
しかしドリルの頭の幅が小さいので、ハンマーを打ちそこなったら、手が砕けてしまう危ない仕事でした。
チャールズたちはジャックから雇い主のカシディを紹介されます。
チャールズたちは本当は石に穴を開ける仕事をしたことがなかったのですが、雇い主の前では経験者ということにしていました。
さっそくチャールズはジャコブと組み、ハンマーでドリルを打つ作業が出来るか試験されます。
初めチャールズがハンマーを振りおろした後、ジャコブがハンマーを打つ番になります。
ジャコブがハンマーを振りおろしている時、雇い主から横やりがはいりました。
ジャコブは石に穴を開ける作業が初めてだったので、なかなかうまくできなかったのです。
チャールズが「雇ってくれるなら、本気で汗水流すんでがね」と言うと、雇い主は2人を採用してくれることになりました。
こうしてチャールズ達は、出稼ぎの仕事にありつくことができたのです。
全滅した小麦を集めようと提案するキャロライン
大草原の小さな家の4話でこのころ、町の婦人たちはキャロラインの家に集まってました。
小麦が横倒しされたままでは冬が越せないと思ったキャロラインは、みんなで力を合わせて小麦の取入れをしようと提案したのです。
嵐で小麦は全滅しましたが、まだ多少は生き残ってるものがあります。
キャロラインは手や熊手で倒れた小麦を集めて束を作り、それを干したうえで脱穀しようと提案します。
キャロラインは聖書にある記述になぞらえて、全滅した小麦から使える部分をみんなで集めようと言いました。
1人の婦人は反対しましたが、多数決でキャロラインの提案が実行されることになります。
さっそく婦人たちは倒れた小麦畑へ行き、麦を集め始めました。
このころ石切り場では、ジャックがダイナマイトの準備をしていました。
ジャックはダイナマイトを使って石を爆破させる発破(はっぱ)の仕事担当です。
ダイナマイトを扱う仕事は危険なためやる人が少なく、ジャックのような人がすぐ就ける仕事でした。
発破の仕事に危険を感じたジャックの妻は不安で夜眠れないからと、ずっと夫に畑仕事をやらせていました。
しかし雹の被害で、ジャックはまた発破の仕事をせざるを得なくなったのです。
ジャックはダイナマイトを発破させるやり方を、チャールズ達に教えてくれました。
しかしジャックはダイナマイトの準備をするとき工具を使わないので、雇い主から危ないと言われていました。
カシディのいうことを聞かず自分のやり方でダイナマイトを用意して、岩を爆発させていくジャック。
猛暑のなか、チャールズは石にドリルを食い込ませるためハンマーを打ちおろします。
チャールズの手には、血がにじんでいました。
水を飲みながら、チャールズとジャコブはひたすら仕事に励みます。
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家族のことが気になる3人の労働者
石切り場の仕事先では、まもなく賞金50ドルが出る競技がひかえていました。
石切り場で働く労働者がペアになり、どこが一番早くドリルを打ち込めるかを競う競技です。
仕事の休憩中、チャールズは家にいる家族たちのことを思い出していました。
ジャックは妻のことを話し、家族と会いたがっています。
ジャコブの妻は妊娠しており、今ごろ赤ちゃんが生まれてるかもしれないという話をしました。
赤ちゃんが生まれるというのに、そばにいてやれないのは辛いなとチャールズ。
しかしジャコブは妻のエレンと子供のために、今仕事を頑張らなきゃといいます。
しがない労働者が家族を食わせていくためにがんばる健気な姿が、心に刺さるシーンです!
このころキャロラインとローラ姉妹3人は郵便局に行き、父さんからの手紙を受け取りに行きました。
郵便局でジャコブの妻が、夫からの手紙を受け取ったときの顔がとても嬉しそうです。
キャロラインたちは大きな木のふもとで、父さんからの手紙を見ました。
チャールズは家から200㎞程離れた場所から家族に向けて、手紙と仕送り金を届けていたのです。
ジャックの妻と子供も、夫からの手紙を呼んでいました。
ジャックは手紙でさっそく妻のペギーの名前を「ベギー」と間違えています。
ジャックの息子は、文字が間違ってても手紙が読めれば十分だよといいます。
ジャックはこの手紙からわかるように、おっちょこちょいで危なっかしい性格をしています。
このジャックのそそっかしさは、その後彼の運命につながる伏線となる要素です。
そのころジャックは石切り場で石をどんどん発破し、穴あけ作業を早くやるようみんなをせかしていました。
調子にのったジャックはチャールズ達から石を投げられ、お調子者なキャラクターが際立っています。
このころキャロラインと町の婦人たちは、小麦を束にする作業に励んでいました。
チャールズたちの石切り作業と、キャロラインたちの小麦を積む作業が交互に現れ、労働の大変さが表現されてる感じがします。
キャロラインたちのがんばりによりたくさんの小麦が収穫でき、脱穀することが出来ました。
キャロラインの発案のおかげで、全滅した小麦からたくさんの収穫が得られたのです。
石に穴を開ける競技の後、ジャックがまさかの…
大草原の小さな家第4話で、石切り場ではドリルを早く石に打ち込む競技が行われるところでした。
カシディの号令で、競技者は一斉にドリルへハンマーを打ち下ろします。
チャールズとジャコブは、ハンマーを打つ作業とドリルを持つ作業を交代で行います。
ジャコブとチャールズのがんばりで、2人は競技で一番になりました。
他のベテラン石打ち勢をおさえて、チャールズ達が一番早く石打ちを終えられました。
賞金50ドルは残り2日の仕事を終えて給料を支払う時にもらえると、雇い主は言います。
競技に勝利したチャールズたちをジャックは祝福しますが、この後、驚きの展開がきます。
ジャックはチャールズ達に「天狗になるなよ、いい気になってるとケガするぜ!」と言った矢先、ダイナマイトが誤爆してしまったのです!
ダイナマイトの誤爆に巻き込まれたジャックは、死んでしまいました。
ジャックが突然死ぬ場面は大草原の小さな家4話で、一番ショッキングなシーンといえるでしょう。
シーンは移り、チャールズ達は雇い主から給料と優勝賞金を山分けで25ドルづつもらいます。
チャールズはジャックが働いた分の給料を、ジャックの妻子に渡してくれるようカシディから頼まれました。
こうしてチャールズとジャコブは帰路につきました。
ジャコブは家についたので、チャールズと別れの握手をします。
ジャコブの妻は出産が済んだ後で、男の子が生まれたことが判明しました。
ジャコブと妻は肩を寄せ合い、美しい草原をバックに家へ入っていきます。
ここは大草原の小さな家4話の中でも、すごく美しい場面!
自然景観の美しさと、家族愛の美しさがダブルで迫ります!
ジャックの妻子に夫の荷物を渡すチャールズ
大草原の小さな家4話でチャールズはジャックの妻子のもとへ生き、ジャックの給料と荷物を渡しました。
ジャックの息子は、父が死んだことに悲しみます。
「父さん、なぜなんだよ、嫌だよ帰ってこないなんて。なぜ死んじゃったんだよ、発破の名人がさ」
と言って、ジャックの息子は泣きだします。
チャールズはジャックの息子を励ましました。
ジャックの息子は男手が自分一人になったので、母さんのためにも今後よく働くことを決意。
死んだ父さんの代わりに、自分ががんばっていこうとする息子の姿勢が感じられるシーンです。
その後チャールズはハンソンの元で馬2頭を返してもらい、家族たちの元へ帰っていきました。
大草原の小さな家のテーマ曲が流れるなか一家が再開の喜びにひたる、4話でもとくに感動的なシーンです!
こうして大草原の小さな家4話「遠くで働く父さん」は終了します。
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大草原の小さな家4話「遠くで働く父さん」の感想
ぼくは大草原の小さな家4話「遠くで働く父さん」をこれまで何度も見返しており、とても好きな話です。
なぜかというと、4話の父さんの境遇にものすごく共感を感じるからなんですよ!
大草原の小さな家4話ではお金につながる大切な小麦が、雹が降ったおかげで全滅してしまいます。
収入源を絶たれた父さんは仕方なく出稼ぎに向かい、石切り場というハードな労働に従事することになりました。
ぼくも以前、経済的なピンチに見舞われたことがあり、現状打開のため出稼ぎみたいなことをしたことがあるのです。
当時ぼくはろくに働かず、漫画アートの創作にかまけてたため、何とかしてお金を稼がねばならない状況になりました。
それでチャールズ・インガルスのように、遠くへ出稼ぎに出ることになったのです。
僕の場合、リゾートバイトという出稼ぎをしました。
とある高原ホテルに住み込みで入り、厨房やホールで仕事をしていたのです。
チャールズとは仕事の内容は違いますが、家族から遠く離れて慣れない仕事をしたという点では共通しています。
また僕は人生で何度も経済的なピンチにあい、そのたびに日雇いのアルバイトでお金を作っていた時期があります。
日雇いのアルバイトというのは、石切り場みたいに肉体労働が多いもの。
なので大草原の小さな家4話を見てると、当時の自分を思い出してしまうのです!
4話でチャールズたちは石切り場の仕事の休憩中、家族たちのことを思い出して寂しさを感じるシーンがあります。
僕が高原ホテルでリゾートバイトをしていた時も、ふとした時にもといた住居の生活が懐かしく感じることがありました。
あの頃のぼくは、ほとんどチャールズ・インガルスと同じような心境にあったのです。
このような体験があるので、ぼくは大草原の小さな家4話「遠くで働く父さん」に、ものすごく共感を感じるんですね。
大草原の小さな家4話は作り話とはいえ、他人事とは思えない感じがあります。
だから4話の物語にのめりこむし、面白いなと感じるのです!
ジャックとジャコブのキャラクターが面白い!
大草原の小さな家4話「遠くで働く父さん」でチャールズは、ジャックとジャコブという仕事仲間に出会います。
このジャックとジャコブがとても面白いキャラクターだなと思うのです!
ジャコブは仕事の休憩中に妻のエレンや生まれてくる赤ちゃんの事をしゃべるとき、すごく良い表情をしています。
妻子を養うため、身を粉にして働くジャコブの姿が共感を誘うのです。
ジャコブが家族のことを話す姿を見て、しがない労働者の心の安らぎみたいなものを感じました。
また4話は、ジャックのキャラクターが強烈!
ジャックが妻のペギーや息子に対して、拳闘の真似をするシーンは、家族の絆みたいなものを感じさせます。
ジャックがダイナマイトの誤爆で死ぬシーンは、初めて見たとき驚きました。
しかし大草原の小さな家4話を見ていると、ジャックが自分の不手際で死ぬという伏線はいたるところに張られています。
例えばジャックはダイナマイトの準備で雷管を導火線の端に差し込む際、工具を使わず自分の口で留めるという危険なことをします。
またジャックは発破という危険な仕事をしている割には、危機管理が出来ていない言動が見られる。
ダイナマイトをトイレに放り込んだりとか(笑)。
またジャックは、ダイナマイトは踏んでも落としても何も起きないという発言をしています。
こういう流れがあるので、4話の最後でジャックが誤爆によって死んでも不思議はないと感じますね。
でもジャックが死んだ後に、息子が父の分もがんばって働くぞと決意するシーンは、健気でグッときました。
大草原の小さな家は人間の非情な死が描かれることがありますが、人間ドラマの温かさがあるので悲しみだけで終わらない所が魅力!
ジャックの死は、まさにこの好例だと思います。
大草原の小さな家4話は、ジャックとジャコブのキャラクターが非常に良い味を出してますよ!
大草原の小さな家4話でする父さんたちの仕事がハード!
大草原の小さな家4話「遠くで働く父さん」で、チャールズ達がしている仕事の内容がすごくハードだなって思いました!
昼間の暑いなか、石に穴をあけるためハンマーを打ち続けるなんて、考えただけで大変そう。
大草原の小さな家の時代、労働者はこのような仕事をすることでしかお金を稼げなかったのでしょう。
他にも仕事はあるはずですが、今のようにクーラーとかの設備もないだろうし、相当暑いだろうなと 汗
大草原の小さな家4話は、アメリカ西部開拓時代の人々のリアルな生活感が感じられて、すごく面白いエピソードだなって思います。
またチャールズが履き古した靴先に穴が開いているところも、生活感を感じさせますね。
大草原の小さな家4話は物語の起伏が面白い
大草原の小さな家第4話はこの作品がいつもやるように、物語に起伏があってとても面白いです。
物語の起伏によってうれしかったり、つらかったり、悲しかったり楽しかったり、キャラクターに感情の動きが出るのです。
感情移入して見る視聴者は、キャラクターの一喜一憂に反応して物語のなかに引きこまれていきます。
物語は良いことがあれば、次に悪いことがくる形で動きます。
例えば大草原の小さな家4話の冒頭で~
●小麦の収穫があってお金が入る予定があるから家族はうれしい
●でも嵐が来てしまい、小麦が全滅して悲しい
●経済的ピンチを切り抜けるため、父さんは遠くへ出稼ぎに出る決断をするから不安
●仕事が見つかるか不安だったけど、無事石切り場の仕事が見つかってうれしい
●石に穴を開ける競技で優勝してうれしかったけど、ジャックがダイナマイトの爆発で死んでしまって悲しい
というように、良いことがあれば悪いことと、順番に物語が続いていきます。
この物語の起伏によりキャラクターは一喜一憂し、それにつられて視聴者はハラハラドキドキさせられてしまいます。
色々すったもんだのあげく、父さんは馬2頭をハンソンから返してもらい、大草原の小さな家4話はハッピーエンドで終了する。
このように大草原の小さな家4話は、物語の起伏が激しく、視聴者をストーリーに釘づけにさせる仕掛けがいたるところにあります。
大草原の小さな家は4話に限らず他のエピソードも面白く作りこまれてるので、注意深く物語を見ているといろいろ発見があるでしょう。
やっぱり大草原の小さな家4話も自然が美しい!
大草原の小さな家4話に限らず全話でいえることですが、とにかく自然が美しい!
自然だけでなく建物のクラシックな感じとか、小物や服装などレトロな雰囲気がすごく良いですね。
大草原の小さな家4話も、美しい自然は健在!
とくにラストでジャコブが妻と再会するシーンや、チャールズが家族の元に帰っていくときの自然の美しさは素晴らしいです!
あと大草原の小さな家4話に登場する石切り場を見てて、僕が心からから敬愛するイタリアの彫刻家ミケランジェロを思い出しました。
ミケランジェロの代表作ダヴィデ像の素材となった大理石は、4話で登場したような石切り場(イタリア北部のカッラーラという採石場)から持ってきた石だったのですから。
話がそれましたが、大草原の小さな家4話は色々な意味で、他人事とは思えない共感を感じるエピソードだったのです!
うん、大草原の小さな家4話、傑作エピソードです!
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