デニムジャケットを好きになった理由を語る!
僕が物心ついたころ、このNew Orleans(ニューオーリンズ)のデニムジャケットがありました。
確か親(たぶん母)が着てたんです。
僕は幼い頃からこのGジャンを目にして育ったことになります。
さいさんこのブログで書いてるように、僕はリーバイスやラングラーのデニムジャケットが死ぬほど好きです。
その原点となった服が、New OrleansのGジャンだったんです。
幼い頃から親が着ているのを見て、僕はこの服のデザインや色合い(サックスブルー)がとても好きでした。
このGジャンのデザインは、リーバイスのデニムジャケット3rdタイプを模倣したものです。
細かいところを見るとリーバイスとは微妙に違うステッチが施されてますが、基本的にリーバイスの3rdと同じ見た目です。
New Orleansの方が全面2つの胸ポケットが大きいですね。
今でもデニムジャケットといえば色あせたサックスブルーの3rdタイプである、このGジャンが頭に浮かぶくらい、永遠な印象を植えつけられたのです。
サックスブルーのこの色、このデザイン、この生地感が最高に良いんです!!
幼い頃から潜在意識に焼きついたこのGジャンのカッコよさが、今僕がデニムジャケットを心底愛する原因だと思います。
僕はその後New OrleansのGジャンをもらい、若い時から着続けてきました。
昔からリーバイスやラングラーを着ていたわけではないのです。
始めはNew Orleansという耳慣れないこの会社のGジャンを着てたんです。
どこの会社が作った服かなんて、なんでもよかった。
とにかくこのデニムジャケットがかっこいいんだから、それでよかったんです。
先日このNew OrleansのGジャンを、昔住んでた実家の部屋で見つけました。
首元は破けてますし、ところどころ破けやダメージがあります。
以前の僕はこの服の状態をみて「もう着れないだろう」と思いました。
しかしこれは、デニムジャケットの奥深さを知らない者の発言です。
デニム製品は長く着倒して、ダメージや色褪せがガンガンでてきてからが、より味がでて魅力となるんです。
着古してなお魅力が増すあたり、アメリカのブルース音楽を連想させるようで、とても好きです。
そんなことから十数年ぶりに、手でこのGジャンを洗いました。
洗濯機にかけて乾かし、写真に撮ったのが今回のGジャンです。
僕はGジャンをたくさんもってますが、この生まれた時から愛着のあったGジャンを、今後とも着ていくつもりです。
デニム製品は長く着て、ヘタヘタになってからが本番なんです。
リーバイスもラングラーのGジャンも本当に好きです。
しかしNew OrleansのGジャンは、僕の人生とともにあった服として思い入れが違います。
リーバイスやラングラーを好きになるきっかけを作った服が、New OrleansのGジャンだったのです。
人生を共に歩んできた服であり、僕にデニムジャケットのかっこよさを刻印したNew OrleansのGジャンは 、特別な一着です。
リーバイスやラングラーのGジャンとともに、一生をかけて着続けていこうと思います。