どうも、漫画アート芸術家の粕川(@artkasukawa)です!
僕は先日、グリム童話の「狐と猫」、「人ごろし城」という物語を朗読しました。
以下に僕が朗読した2本のグリム童話をはりつけておきます。
これを見て、なんで粕川はグリム童話の朗読をしたんだ?と思う方もいるかもしれません。
ちゃんと理由があるんですよ。
それを今お話しします。
ユーチューブにて漫画創作系のトークをやろうとしている
僕はユーチューブで、漫画創作に関するトークの動画を撮っていこうと思っています。
漫画創作のトークとは、僕が漫画を作るときにしている発想法や創作法などをしゃべる動画を撮るということです。
今後ユーチューブを見る人々の数はより多くなっていき、色々な動画が消費されていくことが予想されます。
そういう状況のなかでユーチューブにコンテンツをあげている人は、まだまだ少ない状態。
ユーチューブは動画を撮ってそれをアップロードするという手間がかかるので、ブログなどに比べると始めるハードルが高い傾向にあります。
だからユーチューブに継続的にコンテンツをアップしている人というのは、まだそれほど多いわけではないのです。
しかし今後ユーチューブの需要がより高まっていくことは想像に難くありません。
今後5Gという無線通信システムが登場します。
5Gの無線通信システムがスマホやタブレットなどで普通になってくると、より動画の視聴がしやすい状況になってくるのです。
グーグルの検索結果を見ても、ブログ記事とかよりユーチューブ動画が上位にきていることも最近多くなりました。
これは動画コンテンツの需要が高くなってきている証拠。
また文章を読むよりは動画を見るほうが楽だし、動画のほうが得られる情報も多いですね。
文章形態のほうが好まれるコンテンツもありますが。
そんなことから僕はブログは継続しつつ、ユーチューブへも進出していこうと思っています。
ではユーチューブでどんなコンテンツ作るのかと考えたとき、トーク系がいいなと思ったのです。
トークなら自分が持っている知識をもとにしゃべるだけでいいので、いくらでもコンテンツを増やしていくことができる。
では何をしゃべるのか?
う~ん、そうだなぁ…やっぱし漫画創作でしょ!
っとなったわけです。
ユーチューブではトークの他に、漫画や漫画を描いている画像なども投稿していく予定です。
⇒漫画アート芸術家粕川のユーチューブチャンネルはコチラのリンクからどうぞ!
ちょっと待って、でもどうしてユーチューブでトークをやろうとしているのに、グリム童話の朗読なの?って思った方もいるかもしれません。
そこにもちゃんと理由があります。
グリム童話の「狐と猫」を朗読した理由
ユーチューブで漫画創作系のトーク動画を撮っていくにあたり、まずはしゃべる力をつけようと思いました。
何か新しいことを始めようとするとき、抵抗感が出てくることがあります。
やったことがないことは、難しそうに感じるものなのです。
僕もトークに対してそんなことを感じました。
なのでまずはトークをするためのハードルを低くして、始めようと思いました。
それが「物語る」ということ。
自分の声で物語を朗読するということ。
これなら非常にハードルが低いので、簡単に始められます。
このように何か新しいことを始めようと思ったけど難しそうに感じるときは、思いっきりハードルを下げて始めて見るのが良いですね。
僕は幼いとき寝る前に、いつも祖母から童話を読んでもらっていました。
この経験が後々物語好きな自分を作り、自然と漫画創作が出来るようになっていったのです。
手塚治虫氏も「物語が作れるようになりたかったら、物語好きになるのが一番」と語られています。
僕は昔から好きなアニメ、特撮、映画などは何度も観る習性がありました。
好きな作品を何度も観ていると、その物語のどの辺が面白いのかが分かってくるようになります。
そうすると自分の漫画を作ったり、物語を作るときに役に立つことが多いのです。
そんなことから僕は好んで、物語を読む習慣がありました。
一つでも多く物語を知っていると、物語のパターンが分かってきます。
物語のパターンが分かると、パターンを応用することで別の物語ができるようになるのです。
だから優れた物語というのはたくさん読んでおいたほうが良いのです。
それで今回も幼いころから好きだったグリム童話の朗読をしました。
グリム童話の朗読をすることで、ユーチューブでのトークに慣れ、物語力を吸収しようと思ったからでした。
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グリム童話の狐と猫のあらすじ概要
グリム童話って幻想的で、すごく良いんですよ~!
ここで軽くグリム童話の「狐と猫」のあらすじ概要について書いていきます。
ここから「狐と猫」の物語概要が始まります!
ある日、森のなかをネコが歩いているとキツネの旦那と出会います。
キツネは知恵があって、人生経験も豊富なので、世間では鼻の高い存在でした。
そんなことからネコはキツネに気前よくあいさつをします。
しかしキツネは自分の世間体の高さを鼻にかけて、ネコをひどく見下します。
ネコをバカにするキツネは、どんな技を持っているかと猫に聞きました。
猫にはたった一つの技しかありません。
それは犬に追いかけられたときに、木に登りあがって身を隠す技でした。
キツネは100個以上の技を持っているので、たった一つの技しかないネコをあざ笑います。
キツネはさらに知恵袋まで持っていることを自慢しました。
そんなとき突然、4匹の犬を連れた狩人が現れました。
ネコはすぐさま木に登り、木の葉のなかに身を隠しました。
ネコはすぐに、知恵袋を使って犬から身を守るように犬に叫びます。
しかしそのとき、キツネはすでに犬につかまっていました。
100個以上も技を持っていて知恵袋もあると自慢していたキツネが、あっさりと犬にとらわれ、亡くなってしまったのです。
さんざん自慢していたキツネですが、自分のように木に登ることが出来れば、生き延びることができたのにと猫は口にしました。
…とまあ、このような物語です。
グリム童話「狐と猫」の感想
僕がグリム童話を素晴らしいと思う点は~
・幻想性がある
・子供心にしみる物語の展開がある
・物語に心に響くテーマがある
この3点は僕のなかで、グリム童話の大きな魅力です!
今回の「狐と猫」にしても、幻想性とともにメッセージ性を感じます。
まず猫と狐が人間のように話せる時点で、ファンタスティックですよ!
さらに狐が世間体が良いことを盾に猫を見下すんですが、最後はあっさり犬につかまって死んでしまいます。
一方、バカにされた猫は助かっている。
ここには何か意味深いメッセージ性を感じます。
狐のようにどんなにたくさんの技をもっていようと、それが生活の中で役に立たなければ、意味がないというふうに考察できます。
技の数は少ないけど、いざというときに身を守れる猫のほうが、結果的に賢かったわけです。
う~ん、深いですね!人生を感じます。
このようにグリム童話は幻想的なだけでなく、心に響く教訓が感じられることも、大きな魅力の一つです!
僕はグリム童話が好きで赤ずきんの漫画を描いたこともあります。
グリム童話の赤ずきんに関する記事は以下のリンクからどうぞ!