高校時代に漫画を描いてた人っていると思うんですよ。
もちろんぼくも高校時代に漫画を描いてました。
ぼくは小学校1年生のころに漫画を描き始めたので、その延長で高校時代も漫画を描いてました。
高校時代に描いた漫画って黒歴史で、誰にも見せたくないって思ってませんか?
とんでもないですよ!
あなたが過去描いた作品は出来がどうあれ、絶対的に価値があるんです!
ぼくは高校時代「週刊少年JUST(ジャスト)」という雑誌みたいなものを作り、クラスメートと一緒に漫画を描いてました。
この記事ではぼくが高校時代に作った雑誌もどき「週刊少年JUST」のことや、高校時代に描いていた漫画のこと、さらには昔描いたあなたの漫画や絵がめっちゃ価値があるんだってことについて書いていきます!
Contents
高校時代に漫画雑誌もどき「週刊少年JUST」を作った経緯
ぼくは小学校1年生のころに「ハイパーZ」という漫画を描き始めてから、いまに至るまで漫画を描いてきました。
それで高校時代には週刊少年JUSTを作り、同級生6名ほどが漫画やイラストを描いて雑誌もどきを作っていたのです。
週刊少年JUSTといっても、不定期でたま~に作るくらいだったので、ジャンプみたいに週間とか月間で出してたわけではないですよ。
週刊少年JUSTの「週刊」というのは、名前だけの冠言葉です(笑)
雑誌といってもコピー用紙に漫画を描いて、それをホッチキスでとめて作っていた雑誌です。
高校時代の週刊少年JUSTの編集長はぼくでした。
編集長といっても、メンバーに漫画やイラストを描くようにうながして、出来た漫画をまとめて本のようにとじることをしていたのです。
高校時代終了後に作った新版「週刊少年JUST」では、編集長がぼくからJUSTの人気作家〇〇君(O君と呼びましょう)にうつりました。
編集長がO君にうつってからは、週刊少年JUSTの作りかたが変わりました。
メンバーが描いた漫画をO君が集めてコピーをとり、製本して週刊少年JUSTを作るようになったのです。
このためO君が編集長時代の週刊少年JUSTでぼくが描いた原稿は、いまでも無事に残っているのです。
高校時代に週刊少年JUSTを作ったわけですが、ぼくは小学校時代からこのような雑誌を作っていました。
小学校時代は「ゴロゴロコミック」(笑)という雑誌を作り、同級生と一緒に漫画などを描き寄せていたのです。
小学校時代コロコロコミックが好きでよく読んでいたので、そこから生まれたような雑誌でした。
漫画は一人につき5~6ページくらいの分量です。
ちなみに小学校時代の「ゴロゴロコミック」にぼくが連載していた漫画が、このブログでも連載中の「もっとがんばれ!バカオ君」です。
⇒もっとがんばれ!バカオ君の誕生秘話について書いた記事はこちら!
ぼくはゴロゴロコミックを描いていた小学校のころ、13日の金曜日や餓狼伝説、ロックマンなどの漫画も描いていました。
まあ小学校時代から、自分で雑誌みたいなものを作り、そこに漫画をのせて疑似漫画家みたいなことをしていたわけです。
その延長線上に生まれたのが、高校時代の週刊少年JUSTでした。
高校時代の週刊少年JUSTで連載した漫画
ぼくは高校時代の週刊少年JUSTで「真バカオクエスト」という漫画を連載していました。
「バカオクエスト」はぼくが小学校5年のときに描き始めて、小学校6年のときには「バカオクエスト2」というのを描いていました。
それで高校時代になって、リニューアルした「真バカオクエスト」を描きだしたのです。
バカオクエストというのは、ゲームのドラゴンクエストと漫画「ダイの大冒険」をミックスしたような漫画でした(笑)
高校時代に描いた週刊少年JUSTは、現在ほとんど原本が残ってないんですよ。
高校時代ぼくは音楽(ロック)に夢中になっていたので、どちらというと漫画よりもギターを弾いてることのほうが多かったです。
それで高校時代はのらりくらりと過ぎていき、高校卒業後は進学も就職もせずにプー太郎のような生活を送っていきました。
高校時代終了後に週刊少年JUSTがリニューアル!
高校時代終了後に編集長がぼくからO君にかわって、週刊少年JUSTがリニューアルされました。
上の画像は、新しくなった週刊少年JUSTでぼくが巻頭表紙を描いた13号です。
高校時代終了後のぼくは、週刊少年JUSTをつくる意欲がなくなっていました。
なにかもう世捨て人みたいな生き方を、当時はしていたのです。
高校時代が終了したあと、ぼくはとつぜん読書欲と勉強欲が出てきました。
そのため図書館などで過ごすことが多くなり、一日中本を読んだり創作をしていました。
高校時代はまったく勉強をしなかったのに、高校卒業後にとつぜん知識欲がわいてきたのです!
そのため世界文学や日本の文学などをかたっぱしから読むようになりました。
ほかにも興味のある分野の本はなんでも読みました。
このころに読んだ読書の経験が、いまでも漫画創作に活かされています。
この影響もあってぼくは高校時代終了後、文学青年っぽい発言を週刊少年JUSTでもするようになってきます。
週刊少年JUSTには毎回漫画のほかに付録をつけていました。
ぼくは週刊少年JUSTの付録をよく作っており、すごろくやイラストカットみたいなのを描いていたのです。
JUSTの付録に当時のぼくの言葉がかいてあるんですが、文学や芸術に目覚めたわけのわからない言葉が散見されるのです(笑)
高校時代終了後の週刊少年JUSTで「変身!ドクロイダー」を描きだす!
リニューアルした週刊少年JUSTで、ぼくは「変身!ドクロイダー」という漫画を描きだしました。
変身ドクロイダーは、特撮ヒーローに影響を受けたぼくが、ホラーを思わせるドクロとくっつけて作ったヒーローキャラクターです。
変身!ドクロイダーは、B.A(ブラック・アクマス)という悪の軍団から世界を守るために、仲間と一緒に冒険をするという内容の漫画です。
この変身!ドクロイダーに登場するキャラクターは、いまでも使ってるキャラクターが多数いるんですよ。
たとえば
眼鏡をかけた草食系男子の天童大(てんどうだい)。
どうも、天童大です!ぼくがドクロイダーに変身してるんですよ!ドクロイダーの人間のときの姿がぼくなんです!
自分は世界のスーパースターだと思い込んでいる、自称「超イケメン」の諸星ハヤト。
オッス!俺ってねぇ、めっちゃかっこいいんだよ。なんでだろう?たぶん生まれついての貴公子なんだろうな☆彡
ボーイッシュでドライな性格、Fカップの胸をもつ愛野すず。
「さいきん街歩てたら男の視線がわたしに集まるから何かなぁ~って思ってたら、みんなわたしの胸みてるのよ!ぴっちり系の服着てると目立っちゃうのよね~」
何を考えているのか不明、なぞの不思議少年ガスオ。
ガスガスガスガ~ッス!(みんなよろしくね~!)
この4名は変身!ドクロイダーで登場して以来、いろいろな場面で使うようになりました。
またぼくは変身!ドクロイダーをもとにした「変身!ドクロイド」という漫画で、中国の電子書籍用漫画描きとして、2012年ころデビューすることになります。
⇒ドクロイダーのキャラクター誕生秘話についてはコチラの記事で書いてます!
そんなこともあり、変身!ドクロイダーという漫画はぼくのなかで長いつき合いの漫画となったのです。
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高校時代終了後に描いていた変身!ドクロイダーの原稿を公開!
高校時代に描いていた週刊少年JUSTの原稿はいまどこにあるのかわかりません。
でもリニューアルした週刊少年JUSTの「変身ドクロイダー」の原稿は、いまも残ってるんですよ。
さらに当時描いていたJUST用の付録まで残っています。
それでぼくは思いついたのです。
せっかくブログをやっているんだから、高校時代終了後(2002~2003年頃)に描いていた変身!ドクロイダーの漫画をブログに載せようと!
当時ぼくはコピー用紙にシャーペンで漫画を描いていました。
いまはブログがあるので、スキャナーがあれば当時描いていた漫画でもブログにのせることができます。
週刊少年JUSTに連載していた当時の「変身!ドクロイダー」をこのブログにのせる!
この思いがぼくの頭を占領してきました。
あなたが描いた漫画や絵は価値があるのだ!
漫画を描く人のなかには、昔描いた漫画を黒歴史みたいな捉えかたをする人がいます。
未熟なころの自分が描いた下手な漫画なんてだれにも見られたくない、みたいな気持ちありませんか?
ぼくはまったく逆に考えるタイプの人間です。
いや、むしろ昔描いてた未熟な漫画こそみんなにみてもらうべきだと思っています!
なぜなら昔描いてた漫画というのは、自分の経歴、歴史そのものだからなんです。
昔描いてた漫画は下手だろうとなんだろうと、自分の歩んできた歴史なんですよ!
自分という作家のストーリーの一部が、昔描いていた漫画や絵なのです。
そんな自分の一部を否定するということは、自分自身の過去を否定するのと一緒。
はてしなくナンセンスな行為なんですよ!
うまかろうと下手だろうと、そのとき全力で描いた作品は、価値があります!
技術的に未熟でも、わけの分からない漫画でもいいんですよ。
そのとき、自分が本気で描いた漫画。
ただそれだけで、あなたという作家にとっては価値のあるものなのです!
昔描いた漫画があったからこそ、今描いてる漫画があるんです。
繋がってるんですよ!
ぼくは作品を、作品単位でとらえてないのです。
作品とは作家自体のことだし、作家が生涯に生みだした全てが一つの作品なんですよ!
下手だから、面白くないからとか、そんな理由で昔描いた漫画を否定するなんて愚の骨頂。
むしろ昔描いた漫画こそ、もろ手をあげてみてもらうべきなんです。
なぜなら昔描いた漫画は、あなたの歴史だからです。
作家は自分の全てをかけて作品をつくるんですよ。
未熟だったころの自分もふくめて、さらけ出すんですよ!
未熟だった自分自身さえ、作品なんですよ!
それがあっての今なのです。
だから昔描いた漫画はよろこんでみせましょう。
胸をはって下手くそな絵でも漫画でも公開しましょう!
隠すものなんて何もないのです。
これが自分なんだ!それでいいんですよ。
だからぼくは高校時代終了後に描いた漫画「変身!ドクロイダー」をいま公開します!
週刊少年JUSTで描いていたすべての「変身!ドクロイダー」を1話づつ公開します!
漫画というのは今描ける絵でいま描ける物語を描けばいい!
漫画を描こうとするとき、自分は絵が描けないからとか、面白い話が浮かばないからとかの理由で、描くことを辞めてしまう人がいます。
これは非常にもったいないことだと思います。
漫画というのはいま描ける絵で、いま作れるキャラで、いま描ける物語を描けばいいんですよ!
でもまわりと比べてしまう。
プロの漫画家や自分よりうまい漫画を描く人と、くらべてしまうのでしょう。
でもですね、はっきり言います。
人は関係ないんですよ!
プロがなに描いてようと、友達がどれだけ漫画が上手かろうと、あなたが漫画を描くこととは何の関係もないんですよ!
どうでもいいことなんですよ、そんなことは。
あなたにとって大事なのは、いま描ける漫画を楽しんで描くこと、それだけです。
プロの漫画家でもない限り、それ以外にありえません!
まわりなんて一切気にせず、描きたいものを描く。
これが漫画を描く楽しみですよ!
ぼくが小学校時代からいままで描いていられるのも、ひたすらに漫画を描くことを楽しんでるからです。
楽しくないことはつづかない。
人との比較は意味がない。
上手かろうと下手だろうと、面白かろうと何だろうと、いま描ける漫画を描く!
これでいいんですよ!
そして描いてきた全ての漫画、絵があなたの歴史なんです!
だから過去の作品を大切にしましょう!
あなたが昔描いた漫画や絵は価値があるんです!
ということで漫画アート芸術家が高校時代卒業後に描いていた「変身!ドクロイダー」を1話目から順次公開していきます!
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昔描いた下手な絵をさらすのは、漫画ブログをやる人にとって価値があります。
以下の記事では、絵が下手な人が漫画ブログを続けるメリットについて書いてあります。