マンガアート芸術家

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創作活動

漫画アート芸術家の創作の理念

投稿日:2016年12月29日 更新日:

「芸術とは自己の魂の表現である」

僕はこれまで上の理念のもとに創作活動を続けてきました。

理念とは創作活動をする上で常に心掛けていること。

ここでは僕の創作における理念について書いていきます。

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漫画と絵画を作る自称芸術家

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僕の自画像

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ぼくは「漫画アート芸術家」。

「絵や漫画を描く動機が自分を表現すること」にあるのです

 

自らを表現する手段が絵画であり漫画。

ということは芸術家という言い方が一番ピッタリくる。

 

絵画と漫画は僕の創作活動の中でリンクしているのです。

制作する絵画と漫画の世界観に繋がりがあり、相互作用して完結する仕組みを作っている。

例えば漫画のキャラクターが絵画に登場していたり、描いた絵画が漫画の方で登場していたりという事。

その他漫画と絵画の技法自体にも融合を行っていこうと思っています。

 

なぜ漫画とアートの融合なのか?

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僕は物心がついた頃から絵を描いている子供で小学校一年生の時には自分の漫画を描きだしていました。

18歳の頃にアートと運命的な出会いを果たす。

その後も色々な表現を試す中で自分に合わない表現は次第に消えていき

最後に残ったのが絵画と漫画だった。

絵画制作も楽しいけど、それだけではちょっと寂しい。

漫画というキャラクターの人生を描くドラマが絵画を補完する。

絵画も漫画もお互いを支えあい、補い合っている。

例えば絵画を作って疲れたら、漫画制作に移行します。

漫画制作をしていると絵画に対する創造意欲が猛烈に高まる。

絵画を作ってると、そこでの体験が漫画創作に生かせると気づき漫画も描きたくなる…

というように無限増殖的にやる気、モチベーションが回り続ける。

それは絵画と漫画が自分の中で補い合っているから。

そして絵画と漫画を作ることは僕にとって最大の癒しであり、楽しい行為であり、思考の時間であり、生きがいでもある。

こんなに好きな絵画と漫画の創作を別々に考えるのは惜しい。

「そうだ!アートと漫画を融合しよう!!」

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「粕川の漫画と絵画の世界をリンクさせた一大幻想帝国を築き上げよう」

アートと漫画の融合のきっかけはこれ。

僕はこの表現を「漫画アート」と呼びます。

漫画ア―トの創作のために色々と試行錯誤をしています。

以下は僕が漫画とアートを組み合わせた実験作品となります。

チッティ

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 どれも油彩で描いており、漫画の要素とアートの要素を組み合わせる実験として制作しています。

 

漫画とアートには融合させることで何か面白いものを引き出すような魅力を感じています。

漫画とアートを融合する実験はこのブログで順次ご紹介していく予定。

 

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大好きな映画や音楽を絵画に転換する

僕は昔から映画や音楽が好きで、たくさんの傑作に触れてきました。

素晴らしい作品には身を震わせるほどの感動があります。

多くの人は素晴らしい作品に触れて感動すると「感動した」という言葉で終わってしまう事が多いでしょう。

僕の場合感動の力が異常に大きいので、それを何らかの作品に昇華しないと我慢できません。

なのでこれまで素晴らしい作品に触れるたびに、その感動を漫画や絵画で表してきました。

下の絵は僕が最も愛する映画の一つ「SHANE」にあまりに感動したためにそのラストシーンをアクリル絵具で描いたもの。

SHANE

もう一つ例を挙げますと、僕はビートルズの中でもとりわけジョン・レノンが好きです。

そのジョン・レノンがビートルズ時代に描いた曲に「Across the unierse(アクロスザユニバース)」という曲があります。

夢のような、淡い感覚の中を漂うような名曲で、聞くたびに大きな感銘を受けます。

僕はアクロスザユニバースの素晴らしさを表現したいと思い2008年頃アクリル絵具を使い描きました。

それが下の作品。

アクロスザユニバースは僕にはこのように聞こえているのです。

ちなみに向かって中央左にいるのがジョン・レノン、右にいるのがアドルフ・ヒトラー。

どちらも僕の愛する表現者です(ヒトラーは政治家ですが、僕の中で政治も芸術なのです)。

どうやら僕には聴いた音楽を絵に変換する感覚があるらしく、素晴らしい音楽を聴くと明確にイメージとしてヴィジョンが見えるのです。

音には色を想起させる力もあるといいます。

ファン・ゴッホもかつて音楽と色の関係について語っていました。

ゴッホはワーグナーという当時有名な作曲家の作品を取り上げて音と色の関係性について言及しています。

僕はゴッホが言っていた事がよく分かります。

音は人に色として知覚させる機能を持っているのです。

僕はある曲を聴くだけで明確に絵のイメージが浮かび上がります。

あとはそれを描くだけでいいのです。

⇒聞いた音楽の感動を絵で表現する方法について書いた記事はこちら!

どうして芸術は自己の魂の表現なのか?

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「芸術とは自己の魂の表現である」

これはどういうことかと言うと

自らの内なる心を絵画や漫画を通して強烈に表現するという事です。

例えば絵を描く時、風景画、人物画、静物画、抽象画と色々あります。

僕の場合何を描いていようと最終的に絵になるのは僕自身です。

対象物は表現を行うキッカケに過ぎません。

例えばリンゴを描いたとして、色、形はリンゴを描くことから始まりますが、最終的にはそのリンゴを見た僕は何を感じ、表現したのか?という着地点に到達すします。

歴史に残る有名な画家の絵は一目観ただけで誰が描いたかか明確に分かる程個性があります。

例えばセザンヌやモディリアーニ。

彼らはただ単に対象物の外形を絵に描いたのではなく自分が対象物に対し何を感じ、それを自分にしかできない方法で表現したのです。

モディリアーニは優美に傾く人物像を描きました。

しかしモディリアーニにはそのように人が見えていたのであり、自身に忠実に絵を描いたにすぎません。

僕はこれを自己表現と捉えます。

自らを表現する為に対象物を変形させて描く。

これが芸術家の絵です。

パブロ・ピカソの絵は最も分かりやすい様式ですね。

なので僕は単に対象物を正確に描いただけのような絵には魅力を感じません。

芸術家が絵を描く時に大切な事は、そこに揺るぎない作家の姿があるかどうかです。

その画家は誰なのか?何を伝えたいのか?どう生きてきたのか?彼の生命、信念、存在そのものが絵画の形に昇華したもの、それが「魂」という事です。

この考えの上で形成された絵画こそ芸術です。

ファン・ゴッホを、ポール・ゴーギャンを、ジャクソン・ポロックを、バスキアを見て下さい。

あれこそ絵画です。

これら絵画の中核にあるモノは「自己を強烈に表現しようとした魂」です。

僕はそういう絵画を描こうと思っています。

絵画だけではありません、僕の創る漫画も自己表現という核から生まれています。

表現者の誰もがそうだとは限らない。

でも少なくとも僕にとっては

「自分自身を強烈に表現したい!」

これがあらゆる創作活動を行う原動力となっています。

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骨の髄から異端な

僕は幼い頃から変わった子供でした。

誰かと同じことをしたり、皆一緒的な発想が出来ない。

他の誰とも違う人間でありたい。

変わっててもいい、異端でもいいから圧倒的にオリジナルな存在でありたいという衝動がありました。

そんな僕が18歳の時にゴッホを初めとする強烈すぎる個性を持った芸術家たちを知ってしまう。

それは衝撃だった!

社会の路線から外れかねないほどに強い個性を持った芸術家が、その個性を全面に出して絵や彫刻、音楽を作る。

作品はあまりにも素晴らしく、そして永遠な存在。

これだ!と思った。

僕の唯一の才能である「自己主張」が作品に昇華できることを知った喜びは計り知れなかったのです。

表現者が尽きることなく作品を生み出せる理由は、表現したい何かがあるから。

僕の場合、表現したい何かとは「自分」でした。

アート

日本では皆と同じであることに安心を感じる傾向があります。

異端さは和の中では目立つ。

これまで周りと違う自分に引け目を感じ、周りに合わせている内に何が何だか分からなくなり混乱した過去があります。

僕は長い事これに悩まされましたが今では異端さを受け入れる事が出来ました。

それは芸術のおかげです。

僕自身を最高度に発揮して作品を作る中で、自身でいる事の重要性に気づきました。

だから僕はこれをお伝えしたい。

周りの空気にまぎらわして自分を偽る必要はありません。

正直なあなたでいて下さい。

なぜなら人生はあなたの芸術作品だから。

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創作のテーマは「幻想と自然」

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絵画と漫画両面において僕の根源的創作テーマは

「幻想と自然」です。

淡く、揺ぐ夢のような深い森のイメージです。

僕の中で幻想と自然は融合しています

アートと漫画が融合しているように。

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僕の中で幻想と自然は純粋さの象徴です。

子供のように純真無垢で透明なイメージ。

同時にシンプルなもの。

僕は余計な複雑さを排除します。

なぜなら本質が欲しいから。

本質をごまかすための装飾はいらない。

気取りやカッコよさも必要ない。

全ての贅肉をそぎ落としたあるがままの姿。

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僕はそういう絵画や漫画を描きたいと思っています。

例えると現代人よりも原始人のようなプリミティブなものに魅力を感じます。

僕が言う「幻想と自然」の自然という言葉の中には「プリミティブ(原始的)」という意味も含んでいます。

だからでしょうか僕はアルタミラやラスコーの壁画、古代エジプトの壁画のように、シンプルでいて力強い表現に魅了されます。

僕がゴッホやゴーギャン、ピカソのような画家を愛するのもそれゆえなのです。

なぜ幻想と自然なのか?

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ではなぜ「幻想と自然」なのか?

それは幻想と自然が好きだから。

好きを越えて、気が付くと僕の頭を支配するヴィジョンが「幻想と自然」です。

僕はこれまで様々なジャンルの傑作と言われる作品を体験してきました。

その中で心から好きになる作品に共通するものがあることに気が付いたのです。

それが「幻想と自然」。

例えば僕はピーターラビットという絵本が昔から好きでした。

ピーターラビットは典型的な幻想と自然の要素を持っている。

自然を背景に、ウサギのピーターやベンジャミン、その他さまざまな動物の生活が擬人化して描かれる。

グリム童話やアンデルセンの童話もそう。

「白雪姫」なら自然の中にあるお城、お姫様と悪い義母、小人達や王子様のキスで蘇るあたりなど幻想の極みですね。

 

ルイス・キャロルの書いた「不思議の国のアリス」も素晴らしい。

僕はこの作品が好きで英語の原文で5回以上は読んでいます。

少女のアリスがウサギの入っていった穴に落ちると不思議な世界に行く幻想性豊かな作品。

ナンセンスでトンチンカンな体験の中、森や海やお城で不思議な生物たちと出会うアリス。

 

僕が好きなるものには「幻想と自然」という共通点があり、この要素を考えるだけでワクワクした気分になり作何かを生み出したくなる。

「幻想と自然」は僕の創造性を刺激するスイッチなのです。

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ジョン・レノンのノルウェーの森が「幻想の森」の原点

ジョンレノン

 

「幻想と自然」というテーマに決定的な影響を与えたのはジョン・レノンがビートルズ時代に作った曲「Norwegian wood(ノルウェーの森)」にあります。

僕は「グリーンスリーブス」と「Norwegian wood」が世の中で最も好きな曲です。

「ノルウェーの森」がかもし出すあの雰囲気、世界観、幻想性…

僕はこの素晴らしい名曲を聴いた時、自分の生涯の創作テーマにすべきだと直感しました。

「Norwegian wood」の空気感に触発されて、僕は何としてもこの感動を形にしたいと思い絵画にする事にしたのです。

それが「幻想の森」。

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現在では「幻想の森」は絵画の連作だけでなく僕の創作主要モチーフとして、漫画やドローイングで頻繁に取り上げています。

以下は「幻想の森」をテーマに描いた油彩の絵画です。

この緑で覆われた深い森の絵はジョンレノンの「Norwegian wood」を聴いた感覚が基になっています。

音楽を聴くことでイマジネーションが豊かになりそれが絵を描くキッカケになるということ。

音楽を聴くと頭に明瞭なイメージが現れる。

後はもうそれを描くだけでいい状態になるのです。

漫画でホラーが描きたい

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僕はホラーというジャンルが昔から好きでした。

恐怖。

ゾクゾクする魅力がある。

ホラーの中でも特に洋物ホラーが好きです。

例えばフランケンシュタインとかドラキュラ、狼男など。

そして1970~80年代に流行ったオカルト、スプラッターもののホラーが大好きです。

「エクソシスト」

「13日の金曜日」

「オーメン」

「エルム街の悪夢」

「悪魔のいけにえ」

「チャイルドプレイ」

「サスペリア」

「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」

などなど何度見ても感銘を受けます。

史上最も愛するホラー映画監督はダリオ・アルジェントです。

ダリオの映画はうメチャメチャ痺れます!

ホラー映画DOLLsの素晴らしさ

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「DOLLs」スチュアートゴードン監督 より

1987年にアメリカのスチュアート・ゴードンという監督が制作した「Dolls」という映画は特別好きです。

何というか幻想的な雰囲気がたまりません。

これは幼い少女と両親が森の中で車が故障し、近くの洋館に入っていく、館には人形造りの老人夫婦がいて…なんて好奇心を刺激するこの展開!

深い森の中で移動手段を絶たれたキャラクターが何やら不思議な館や街に入っていくというシチュエーションは絶大な好奇心を駆り立てます!

僕はホラー映画を色々観てきたけど、不思議の国のアリスに通じる

夢のようなこの作品は最高のホラー映画(一応スプラッター)だと思っています。

あまりメジャーじゃないので知らない方もいるでしょうが、僕と感覚の近い人なら間違いなくヒットするでしょう。

僕はホラー小説もよく読みます。

特にエドガー・アラン・ポーとH.Pラブクラフトが大のお気に入り!

僕の中でラブクラフトは史上最高のホラー作家。

ラブクラフトについてはこの記事を!

エドガー・アラン・ポーについてはこの記事を!

ホラー漫画では楳図かずお氏、日野日出志氏の作品が好きです。

僕はホラーというジャンルに強い幻想性を感じます。

なぜならホラーで起こる現象と言うのは大体にして非日常的だからです。

例えば「13日の金曜日」でクリスタルレイクに遊びに行った若者たちが、ジェイソンと言う化け物に襲われる。

深い森の中で襲われるというシチュエーションが異常な幻想性を感じさせる。

ジェイソンは銃で撃ってもナタをぶちかましても死にません。

ジェイソンの存在からしてすでにファンタジーなのです。

これがすごく面白い。

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日本のホラーはマジで怖い

恐怖 少女

日本的なホラーってありますよね。

おどろおどろしい幽霊とか…

これはガチで怖いですね。

僕はどちらかと言うと日本的ガチ怖ホラーよりも、幻想性を感じさせる欧米ホラーの方が好きです。

僕が漫画で描きたいのも後者の方です。

ともかく恐怖と言うのは、作品を通して楽しむことが出来るのです。

ホラーは幻想!?

こんな意識を持ってホラーを見てみると新たな視点が見つかるかもしれません。

僕は漫画の中で「恐怖」を突き詰めて描きたいと思っているので、ホラー漫画の制作が始まり出したらこのブログで報告いたします。

人生の目標、野望とは!

僕には野望があります。

・人類史上の最高傑作を生み出す

・人類史上最高の表現者の一人になる

・アートと漫画を融合して、これまでにない全く新しい表現を生み出す

僕は18歳のとき、これを実現しようと決めました。

どうせやるのなら最高の存在になる。

1000年後の人々も僕の事を語り、その作品が最大の感動を与えるような。

ではなぜ最高の表現者でなくてはならないのか?

僕に芸術の素晴らしさを教えてくれた人たちのようになりたい!

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僕は18歳の時に芸術と運命的な出会いを果たしました。

それまでろくに勉強もせず本も読まなかった僕が芸術の素晴らしさに目覚め、様々な表現者を知ることになった。

歴史に残る表現者の生きざまはとにかく強烈!

魅力的で、作品はあまりに素晴らしい。

こんなに豊かな世界があるんだ!って驚いた。

そして僕も彼らのような存在になりたいと心底思った!!!

僕の人生を変える衝撃を与えた人たちの名前をざっと挙げてみます。

ゴッホ、ジョン・レノン、セザンヌ、ロダン、モーツァルト、ゴーギャン、ベートーベン、ワーグナー、グスタフ・マーラー、バルザック、ピカソ、ローリング・ストーンズ、マイルス・デイヴィス、ドストエフスキー、ジョン・フォード、アドルフ・ヒトラー、ナポレオン、ウォルト・ディズニー、フェリーニ、パゾリーニ、チャップリン、ゲーテ、ミケランジェロ、ホメロス、シェークスピア、ボードレール、ランボー、カラヴァッジョ、チャーリー・パーカー、ヘルダーリン、バスキア、手塚治虫、水木しげる、赤塚不二夫、五代目古今亭志ん生、太宰治、夏目漱石、宮沢賢治…

 彼らの生き様、作品、人柄…素晴らしいですね。

僕の場合普通に表現者になる、では違ってた。

表現者として永遠な存在になる。

 

この思いが僕に無限の創作パワーを与えてくれる。

なぜ永遠な表現者にこだわるのか?

それは僕がこれまでの人生で様々なアーティストから最高の感動を頂いてきたことにあります。

感動…この言葉にはとても大きな意味がある。

僕は何でもない事でも感動を受けてしまう「感動人間」な所があります。

感受性が強いからでしょう。

そのために僕は何か作品に感動を受けると凄まじい喜びが沸き起こります。

多くの人は映画を観て感動した時に、どういう反応をするでしょうか?

「あの映画には感動した」終わり。

僕にとっての感動とは上の一言で終わるようなものでは到底ありません。

感動は僕の魂を刺激し、激震させるのです。

僕にとって「感動」するとは核ダイナマイトを自らの内で爆発させるようなもの。

だから、ただ「感動した」ではすまない。

では、僕が心底感動するとどうなるのか?

「その感動を作品に昇華する」のです。

それが絵画の時もあれば漫画の時もある。

とにかく自分の中に発生した爆発的な感動の塊を何らかの形で表現しないといられなくなる。

そういう人間なのです。

例えば僕は海外ドラマの「大草原の小さな家」や「アボンリーへの道」という作品に人生観が変わる程大きな感動を受けました。

上の二つの作品は僕の漫画作品にぬぐいがたい影響を与えています。

僕は「大草原の小さな家」や「アボンリーへの道」に感動したために、そのエピソードをそのまんま漫画にしました。

ビデオやDVDでコマ送りでセリフ、構図を全部調べ上げ、漫画にして行くのです。



まるまるそっくり漫画にするという事はめったにないですが、それを行うくらい心が震えたという事。

僕は何か作品に感動すると、その思いを基にオリジナルで創作し、作品にします。

このように感動を作品に昇華した時に、初めて落ち着きます。

僕の内には感動を作品に転化せずにおけない何らかのパワーが働いています。

そんな感動屋の粕川が人生で最も吸収力の高い18歳ころ、芸術と出会ったのです。

芸術とはファン・ゴッホでありセザンヌやゴーギャンであり、ジョン・レノンでありモーツァルトやベートーベン、チャーリー・パーカー、ドストエフスキーであり、ピカソやミケランジェロ達でした。

彼らの生きざま、作品のあまりの素晴らしさ…あまりの感動…これが僕の人生を変えました。

もう一生涯創作し続けても足りないくらいの感動を受けました。

もちろん上の人たちだけでなく「仮面ライダー」も「ウルトラマン」も「ピーターラビットも」「アボンリーへの道」「不思議の国のアリス」もメルヘンも漫画や映画…ここでは語りつくせないほどの感動的な作品のおかげで僕はここにいます。

そして自分にこれだけの大きな感動を与えてくれた彼らの様に永遠な、素晴らしい作品を作りたい…

ただ一つ、この思いが粕川を突き動かす原動力です。

だから「人生即創造」であり、僕の生命を、全てのパワーを創作に傾けると誓ったのです。

最後に

僕は上に掲げた使命をじっくりとマイペースで、人生全体をかけて実現していきます。

僕は「ウサギと亀」の話でいうとまさに亀タイプ。

地道に少しずつ、着実に歩んでいくのが性に合っているのです。

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