アート要素の入った漫画創作を志向する表現者・マンガアート芸術家。
そんなマンガアート芸術家のフリーランスな日常を、絵日記漫画にして切り取るシリーズです。
マンガアート表現者が普段どんなことを考えているのか?
頭の中がのぞけるかもしれません。
今ここを生きることの大切さを実感した体験談~前編
中学生くらいのころからでしょうか。
頭の中を清浄に保っておきたいという、奇妙なクセがあったのです。
いつも頭の中は好きなことや創作世界のことだけで占めていたかったのです。
だから邪念が頭をよぎると、それに気を取られてしまい「今ここ」を感じることができない状態でした。
このような状態だと好きな作品を観る前なんて、一苦労です。
好きな作品を観る前は、頭の中が清浄な状態でなければならないのです。
なので好きな作品を観る前はだいたい瞑想をして、心を静めていました。
自分にとって好きな作品を観るという行為は、神聖な儀式みたいなものだったのです。
好きな作品を観ている間は、邪念が入ってきてはいけない。
変な邪念が入ると、それに邪魔されて目の前の作品から注意がそがれてしまう。
でも作品世界に完全集中して観れると、それは大いなる成功だったのです。
例えば大好きな映画「ターミネーター2」なんて、そんな感じでいつも観てました。
この奇妙なクセは、現在は直ったんですが、この感覚のおかげで筆者は「今ここ」に集中して生きることの大切さを痛感することができたのです。
それは2010年にさかのぼります。
後編につづく。
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