ここには海が舞台の4コマ漫画が載ってます!
バカオが海で見たものとは何か?
う~み~は広いな~おおきいな~♪
漫画の後には、天才バカボンを読んで感じた魅力についても書きました。
では、海が舞台の「もっとがんばれ!バカオ君」の220話をご覧ください♪
海でみかけたアレは何?【220話】
バカオはあの赤い生物を見て、カニの名前を思い出せないのです。
では何が出てきたのか?
カニが持ってる大きなハサミ!
ハサミと言えば~w
天才バカボンを読んで感じたこと
昔買い集めた、天才バカボンのコミックスをまた読みだしているんですよ。
天才バカボンを読んでて思いました。
ここに、ぼくの漫画創作の原点がある!
以下の記事でも書いてるんですが、天才バカボンはぼくの中で史上最高の漫画作品。
ぼくは6~7歳ころに赤塚不二夫氏の「まんが入門」を読んで、漫画を描くようになったのです。
だから漫画の原初体験が、赤塚不二夫氏の作品なんですね。
筆者が漫画表現と出会った体験は、以下の記事で書いています
そんなこともあり、赤塚不二夫氏の諸作品にはとくに思い入れがあります。
ぼくが保育園のころ朝、天才バカボンのアニメが再放送されてたので、よく観てました。
再放送されていたのは、第1期アニメの天才バカボン。
天才バカボンは2020年3月1日時点で、全5回アニメ化されています。
ぼくは天才バカボンの全アニメで一番好きなのが、初代アニメなんですよ。
天才バカボンの初代アニメは人情物語の要素が入ってて、ほろっとくる感動的なエピソードもあります。
原作の天才バカボンは、破天荒でぶっとんだギャグ漫画。
しかし初代アニメではアナーキーなギャグ要素をひかえて、人情物語要素が強く出てます。
ここが、いいんだな~!
もちろん、天才バカボン原作のどぎついギャグ要素も好きです。
しかしそこに人情物語がからむことで、うまい具合に化学変化を起こして、傑作になっている!
そう思うのです。
天才バカボンは、ナンセンスギャグ漫画です。
ナンセンスとは、「意味がない」「くだらない」「バカらしい」を指す言葉。
天才バカボンは、ナンセンスを極めています。
それも乾いた作風で。
赤塚漫画の特徴は、シンプルに描かれたかわいらしい絵柄にあります。
今の漫画は、ギャグ漫画でもリアル路線のものがよくある。
一方天才バカボンは、必要最低限の線で単純明快に描かれている。
だから、絵に空想の入る余地があるのです。
絵がシンプルなため激しいブラックジョークを描いても、リアルさがやわらぎ、作品の幻想性を維持できます。
シンプルな絵柄なので、内容も乾いた、さっぱりした感じで読めます。
ナンセンスを描くにあたり、絵柄のシンプルさが作品の自由度をあげているのです。
天才バカボンは絵を描きこまないので、読者は想像力で絵を補完することができる。
天才バカボンは、読者ごとに空想で世界を作れる空白部分があるということです。
ぼくはそんな天才バカボンの作風に、幻想性を感じます。
天才バカボンを読めばよむほど、この作品の向こうにある漫画表現の広大な地平を感じるのです。
前後の「もっとがんばれ!バカオ君」は以下のリンクから~
⇒バカボンと同じ「バカ」の字が名前にあるバカオの漫画一覧ページはここをクリック
おれもまた天才バカボン読みだそう~っと