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漫画の描き方

漫画のテーマの決め方と描き方のコツを徹底解説!なぜテーマを決めるのか?

投稿日:2017年4月27日 更新日:

ガスオが飛んでいる画像

漫画を描く時に一番最初に考えることは何か?

キャラクター?物語?印象的なシーン?など、いろいろあるでしょう。

しかし、漫画を描くときに何よりも大切な部分があります。

それが「漫画のテーマ」を決めること。

なぜ漫画を描くとき、テーマを決める必要があるのか?

テーマは漫画作品の核をなす、重要な要素だからです。

核?
核ミサイルをぶっぱなすの?
どっひゅーん‼

テーマを決めると、漫画を制作をするときの道しるべになります。

漫画の制作には構想からプロット、ネームや作画など、さまざまな段階があります。

テーマを決めないで漫画制作をすると、どこかで迷いが生じたときに行き詰まってしまうこともあるでしょう。

しかし漫画のテーマがあるおかげで、たとえ創作の迷路に迷いこんでも、何を描けばよいかが思い出せるのです。

テーマは漫画を作る時の道先案内のようなもので、作品をそれが向かうべき方向へ導いてくれます。

筆者は漫画アートの創作を行う、漫画アート芸術家。

7歳のころからオリジナルで漫画を描きだして以来、たくさんの漫画を描いてきました。

その中で漫画作りに失敗しないためには、初めに明確なテーマを決めておくということを身に染みて感じています。

そんな筆者が漫画制作におけるテーマの大切さ、漫画のテーマの決め方、漫画のテーマを描く時のコツなどについて書いていきますので、どうぞ最後までお付き合いください。

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漫画におけるテーマとは何か?

漫画,テーマ

漫画におけるテーマとは、その作品を通して読者に伝えたいこと、訴えたいこと、表現したいことです。

伝えたいことがなくても、その漫画で描きたいことがあれば、それはテーマといえます。

漫画を描く時、まず何か表現したいものがあると思います。

初めに表現したい何かがあって、そこから漫画を作る意欲が生まれるものです。

この表現欲求の部分に当たるのが、テーマです。

実際に僕は漫画を描く時、はじめにテーマを決めます。

テーマをはっきりさせることで作品の方向性が明確になり、どんなことを漫画に描けばいいかが見えてきます。

漫画のテーマと聞いて、難しく考えなくていんですよ。

とにかく、その漫画で描きたいことを決める。

描きたいことが決まれば、それをどう見せればよいかのヒントが浮かんできます。

例えば筆者は、以下の漫画で「母親の愛の奥深さ」をテーマにして描きました。

「母親の愛の奥深さ」が読者に伝わっているかどうかはともかく、自分としてはこのテーマを描きたいと思い、上の漫画を制作したのです。

「母親の愛の奥深さ」というテーマがあったから、それを表現するための物語やキャラクターなどが浮かんできました。

漫画のテーマを決めず、なんとなく行き当たりばったりで漫画を描いていたら、もっとちぐはぐな漫画になってたと思います 笑

漫画のテーマを決めることで作品の方向性が明確になるので、創作がスムーズに進むようになるのです。

有名な漫画家も漫画のテーマをもっている

有名な漫画家の方々も、自身の漫画のテーマをもっていることが多いです。

例えば~

●手塚治虫さん⇒生命の尊厳

●荒木飛呂彦さん⇒人間賛歌

●赤塚不二夫さん⇒とにかく面白いものやギャグを描く

●藤子・F ・不二雄さん⇒すこしふしぎ(SF):日常のなかにまぎれこむ、ちょっと不思議な世界観を描くというテーマ

●水木しげるさん⇒妖怪やお化けの世界

明確な漫画のテーマがあるので、あの漫画家といえばこんな作風というように、思い出してもらえるメリットがありますね。

上にあげた漫画家の方々は、強烈な個性がテーマにも宿っているように感じます。

ちなみに現在筆者が描こうとしている漫画アートのテーマには「ナンセンス」や「幻想の森」、「囚人牢獄」、「大地と理香」、「ホラー」や「西部劇」などがあります。

なかでも「ナンセンス」は、筆者の中核をなすテーマです。

「ナンセンス」とは「意味のない」、「バカげた」、「くだらない」という意味の言葉。

ナンセンスで不思議な世界を舞台に、その他描きたいテーマを描こうと思っているのです。

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途中から漫画のテーマを決めても大丈夫

かといって、漫画制作の初めに必ずテーマを決めなくちゃいけないということではありません。

なんとなくこんな漫画を描きたいな~と思い、全体の構想を立てる。

そのあとに、最終的にこの漫画で伝えたいことはこれなんだ!というテーマを決める順番でも大丈夫です。

筆者も初めに描きたい何らかのシーンがあって、その漫画の構想を作った後にテーマを決めたことがありました。

テーマを決めることで、漫画に一つの筋が通ります。

また漫画を読んだ人に、何かしら作者のメッセージを伝えられます。

漫画のテーマは初めに決めても、後からこじつけても、どっちでも大丈夫なのです。

漫画のテーマを決めるメリット

漫画,テーマ,諸星ハヤトのイラスト

漫画のテーマを決めるメリットとして、制作する漫画の方向性が明確になることがあげられます。

テーマという筋を定めるので、テーマを表現するためにどうキャラクターを動かし、物語を展開すればいいかのヒントが見えてくるでしょう。

漫画の制作でこの先何を描こうか分からなくなったときも、テーマを見直すことで方向修正がしやすくなります。

筆者は漫画の制作を始めて、途中で何を描いたらいいかわからなくなったことが多々ありました。

しかしそんな時テーマを見直すことで、「そうだ、おれはこれが描きたかったんだ!」という発見につながったのです!

また、漫画のテーマを決めることで、その漫画を読んだ読者になんらかのメッセージを残すことができます。

漫画家といえど表現者です。

作者が表現したい思いがあって、初めて作品は生まれます。

そんな表現欲求を満たしてくれるものは、漫画にこめたテーマが読者に届いた時なのです!

漫画描きという表現者として、作品の中に自らの思いをテーマとして込める。

これは非常に大切なことだと思います。

漫画のテーマを決めないとどうなるのか?

漫画を描くときにテーマを決めないと、制作途中で話やキャラクターがこんがらがって何を描いたらいいか分からなくなる危険性があります。

例えば好きな異性に告白するというテーマで描きだしていたのに、様々なキャラクターが入り乱れて途中から話の筋が変わっていたとか。

漫画のネームで詰まったときなど、ここから先どうすればいいのか?と迷うことがありますね。



そんな時にテーマという方向性があれば「そうだ!こっち側へ進めていく話なんだ」って思い出せます。

テーマという指針がなければ、その場限りの発想をたくさん詰めこんで、結局何が言いたいのか分からない作品になりかねないのです。

なので確信を持って漫画制作を進めるためにも、テーマを明確にしておく必要があります。

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漫画テーマの決め方

制作実績
四コマ漫画の制作実績

漫画のテーマの決め方はどうすればいいのか?

結論から言うと、どんなものでもかまいません。

商業制作の漫画で、描くべきテーマが決められている場合はそれを描きますが。

趣味で漫画を描くぶんには、どんなテーマでも描いてみると良いでしょう。

最終的には本当にあなたが伝えたいこと、訴えたいことに的を絞った方が良いと筆者は感じます。

筆者のなかで漫画を描くというのは、自己表現の一環でもあります。

自身が何を感じどう思ったのか?という部分を、漫画で描くことで自己表現としての漫画になります。

また自分が本当に感じている事をテーマにした方が、それを訴える力が強くなるでしょう。

自分が本当は感じてない事をテーマにしても、それは読者に見透かされてしまう。

商業作家なら、どんなテーマでも漫画にできる力量は必要になるとは思いますが。

本気で自身が感じていること、思っていることを一作品につき、一つ決めてください。

一作品にいくつもテーマがあると、結局何が言いたいのか分からない漫画になりかねません。

それに一つ一つのテーマの濃さが、薄くなってしまうでしょう。

長編漫画で連載をするなら、いくつかのテーマがあっても描けます。

しかし読み切り漫画など単発で終わるような漫画の場合、一つの作品につき1テーマと決めておいた方が、伝わりやすい漫画になります。

一作品につき一つ明確なテーマを定めることで、読者に届きやすくなるのです。

どんなことでも漫画のテーマになるでしょう。

例えば~

●貧しい家庭の親子が努力して、息子が有名球団に入る漫画

●キャラクターが徹底的にバカなことをやって笑いを取る漫画

●ナイーブな少女が意中の男性に思いを告げ、両想いとなる漫画

これらを描きたいと思うなら、テーマであると言えます。

それでは以下より、漫画のテーマの決め方について見てきましょう!

漫画のテーマの決め方1:ターゲット読者層に届きそうなことを描く

漫画テーマの決め方に、自分が描く漫画のターゲット読者層に響きそうなことをテーマにするという手があります。

例えば漫画を描いて稼ぎたい人へ向けて作品を描くなら~

「漫画を描くスキルを使っていかに収益を得て、ビジネスにつなげていくか?その過程を描いた漫画」

というテーマ。

副収入が欲しい、無リスクでビジネスを始めたい、という人に向けて描くなら、

「会社を辞職してアフィリエイトで生計を立てようとする、青年の漫画」というテーマ。

大学で就職活動をしている学生へ向けての漫画であれば~

「ダメダメ大学生の主人公がいかにして就職内定を取るか?その一部始終を描いた漫画」というテーマなど。

自分の漫画を読んでくれる読者がどんなことに興味を持っているかを知り、それについてのテーマにするという決め方です。

ターゲット読者層が妖怪について興味があるなら、自分らしい独特な切り口で妖怪に関するテーマの漫画を描くといったような感じですね。

漫画のテーマの決め方2:社会や世の中に対するメッセージを描く

漫画のテーマの決め方として、社会や、身近な人に対するメッセージとして漫画を描くというのもあります。

人生生きてると世の中や世間の潮流に対して、思わず意見したくなることがあるかもしれません。

そんな胸に秘める世間への思いを漫画で描く、というテーマの決め方です。

例えば~

●なぜ戦争はなくならないのか?

●お金が支配する資本主義社会の構造に深く切り込む!

などもテーマになるでしょう。

漫画の神様ともいわれる手塚治虫さんは、「生命の尊厳」というテーマで漫画を描いた人です。

なぜ「生命の尊厳」というテーマの決め方をしたかというと、子供のころに東京大空襲にあって、目の前で人間が死んでいく様を見た経験があるからでした。

子供心に、目の前で人が死んでいくというのは相当な衝撃のはずです。

そんな強烈な体験があるから、生命の大切さというテーマで漫画を描き続けてこれたのでしょう。

これは社会の闇を体験した手塚治虫さんだからこそ、描けたテーマといえます。

自身が体験して心に強く残った世間に対する思い、それは強烈な漫画のテーマになるのです。

漫画のテーマの決め方3:欲望をテーマにする

漫画のテーマの決め方として、「自分の欲望をテーマにする」という方法があります。

例えばあなたがひ弱で強くなりたいと思う男性なら、ゴルゴ13のように屈強でたくましい男が活躍する漫画を描くとか。

昔の少女漫画には女性キャラクターの目に星が輝いてましたが、これも女性が持つ美しさへの欲求が描かれているのかもしれません。

手塚治虫さんは、「漫画は欲求の映像的な表現をするものだ」と書いています。

「こうなりたい」「なれたらいいな」という欲求を、漫画で描くというテーマの決め方です。

欲求の裏には、不平不満があります。

この不平不満をも、漫画のなかで描くのです。

漫画は、作者の煩悩や何らかの欲求不満が解消される場になるということです。

誰でも世間や他人、政治や自分に対する、何らかの不平不満を持っているものです。

この不平不満の裏には、「こうなったらいいな」という希望があります。

漫画はそれを描くものなんだと、手塚治虫さんは書いているのです。

欲望や不平不満というのは、誰でも持っているもの。

だからこそ漫画のテーマの決め方として、作りやすいのではないかと思います。

ちなみに筆者は以下のリンクに載ってる漫画で、「欲望におぼれて破滅する人間」というテーマを表現したいと思いました。

「欲望におぼれて破滅する人間」というテーマで描いたつもりの漫画が読みたい人は、以下のリンクをクリックしてみてください♪

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漫画のテーマの決め方4:何気ない日常のよろこびをテーマにする

漫画のテーマの決め方といっても、大げさなことを描かなくていいのです。

生活の中で感じられる些細な思い、さりげないよろこび描くというテーマの決め方でも良いのです。

例えば~

●昨日食べたカレーがおいしかったから、カレーをネタにして感動話を描こう

●~さんのかわいい笑顔が素敵だったから、笑顔が可愛い女性の笑顔人生記を描こう

とか。

漫画のテーマと聞くと、高尚なむずかしいことを描かなければと思いがちです。

しかし漫画のテーマの決め方は、もっと自然なもの。

なんとなく面白かったことを漫画のテーマにして描いてみる、という決め方だっていいのです。

生活のなかで感じたささいな発見、よろこびが漫画のテーマになります。

だから、創作のアイデアはいたるところに転がっているということなのです!

漫画のテーマの決め方5:身近な人と接したときに感じたことをテーマにする

漫画のテーマの決め方として、「身近な人と接したときに感じたこと」もテーマになります。

これまでたくさんの人と接してきたかと思います。

その中には面白い人も、いやな人も、明るい人も根暗な人もいたことでしょう。

人と接するなかで何らかの思いが湧いたことがあるのではないでしょうか?

そんな人と接したときにふと感じた思いを、漫画のテーマにして描くという方法です。

例えば筆者は、身近にいた両親から過去に何度も就職するように言われたことがありました。

筆者としては就職に興味がなく、漫画アートの制作に興味があったのです。

なので就職しろとの親からの言葉は、ひたすら不快なものでした。

そんな就職しろとの声に対する思いをテーマにして描いた漫画もあります。

以下の漫画は筆者が「リゾートバイトをした体験」をテーマに空想を交えて描いたものですが、「就職しろ」という両親に対するメッセージも詰まっている漫画なのです。

これまで接してきた人のなかであなたの心になにか痕跡を残すような体験があるなら、それをテーマに漫画を描いてみるといいかもしれません。

体験したことをそのまま描くと相手に影響を与えてしまうかもしれないので、創作を交えて架空のお話として描いてみるのです。

漫画のテーマの決め方6:人生の強烈な体験からテーマを作る!

漫画のテーマの決め方として、「人生で体験した強烈な出来事からテーマを選ぶ」というものがあります。

このテーマの決め方は筆者も行ってます。

筆者には「囚人牢獄」という創作テーマがあるのですが、これは僕が体験した人生経験から生まれてきたテーマです。

創作テーマ「囚人牢獄」が誕生した過程は、以下の記事で詳しく書いています♪

ここでは漫画家手塚治虫さんがどのようにして、自身が描く漫画のテーマを選んだかについて見ていきましょう。

手塚治虫さんは「生命の尊厳」のほかに、「人間関係の軋轢」をテーマとして描いてきた漫画家です。

戦後ストーリー漫画を確立したといわれ、幾多の名作漫画を生み出してきた手塚治虫さんは、作品のなかで人間関係の問題を描いてきたというコメントを残しています。

例えば「鉄腕アトム」では、人間とロボットの葛藤が描きたかったようです。

鉄腕アトムというと華々しい未来社会を予見した作品とか、科学万能の賛歌を描いたといわれることがあります。

しかし手塚氏本人としては、人間がロボットに対して示す侮蔑や差別意識を描きたかったようです。

優位に立った者の行動に対する、手塚氏なりの疑問を描きたかったという言葉を残しています。

人間によって虐げられるロボットのコンプレックスと、その自覚。

この両方からくる葛藤を、鉄腕アトムという主人公を通して描いた手塚治虫さん。

「鉄腕アトム」だけでなく「0マン」も「リボンの騎士」も「ブラック・ジャック」も、手塚氏が描いた漫画にはみんな人間関係の軋轢がテーマとして隠されていました。

なぜ手塚氏がそのようなテーマを描くようになったかというと、子供のころの体験にありました。

手塚治虫さんは終戦をむかえて、焼け野原の東京で学生時代を送った人です。

そんなある日、手塚さんが道を歩いていると見知らぬアメリカ兵6人に道を聞かれました。

相手は英語で話してくるので、手塚氏はうまく答えられません。

そんな時、手塚さんはとつぜん相手のアメリカ兵から殴られるという体験をしています。

手塚さんを殴ったアメリカ兵は、大笑いしながらその場を去っていったようです。

手塚さんとしては、このときほど腹が立ったことはなかったといいます。

しかし日本は敗戦国。

占領国の米兵に殴られても、我慢しなければならないという屈辱的な体験をしました。

この悔しい思いは、その後の手塚さんから消えることはありませんでした。

この時の体験があまりにも強烈だったから、手塚さんのすべての漫画のなかに、テーマとして出てくるようになったといいます。

つまり人間同士のトラブルや偏見、コンプレックスや誤解、暴力で解決することへの怒りや悲しみのテーマとして。

このような体験があったから、手塚さんは鉄腕アトムやその他の作品で、人間関係に関する葛藤のテーマを描くことになりました。

また手塚さんが「生と死」をテーマにした裏には、「自分は死にたくない。死ぬのが怖い」という思いがあったようです。

手塚さんは学生時代医者を目指していたことがあり、目の前で患者が死んでいくのを見た体験がありました。

この体験が「死ぬのは怖い」という思いにつながり、「生と死」をテーマに漫画を描くきっかけとなったのです。

手塚さんが「生と死」を強烈に漫画に込めた作品に「火の鳥」があります。

何度死んでもよみがえる火の鳥の姿を通して、生きることと死ぬことに対する手塚氏の思いを漫画に込めたようです。

手塚治虫氏は、人を感動させてアピールするのは、自分の一番描きたいものをぶつけたときだと書いています。

ここから分かることは何か?

ある作家のテーマというのは、その人が体験して、強烈に感じたことから生まれるということです。

漫画のテーマの決め方というのは、自身が人生で体験した最も強烈な思いから、出てくるのです。

だから漫画のテーマの決め方の答えは、自身の人生にあります。

自分にしか描けない漫画のテーマは、自らが生きてきた人生の中にあるのです!

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テーマを強めすぎると説教臭くなるので注意

煙草を吸う男性の画像

漫画を描く際にテーマを決める事は大切ですが、あまり強くテーマを主張しすぎると何とも説教臭い漫画になりかねません。

やっぱり漫画は読んでいて楽しい、面白さが必要です。

そんな時に「愛は強く、堅く、揺るぎないものだ!」とか

「人は社会のために貢献して役に立たなければいけないのだ!」

なんて事を強く主張しすぎる漫画があったらどうでしょう?

漫画を楽しみたい方にとっては重い。

説教を聞きたくて漫画を読んでいるわけではないですから。

ではどのように漫画にテーマを絡めたら良いのか?

漫画とアートを融合する筆者がお伝えします。

テーマを甘い蜜に包んで表現する

蜂蜜の画像

漫画のなかでテーマを描く時のコツは、甘い蜜にくるめて表現するということにあります。

例えば「自分らしく生きる」をテーマにしてみましょう。

作中で何かあると「自分らしく生きなきゃダメなんだよ」なんて言わせるのではありません。

物語の内容やキャラクターの人間関係を調整して、ドラマを解決するための肝を「自分らしく生きる」という設定に置く。

そして問題解決後にそのテーマを、セリフをキャラクターに言わせるとか。

漫画は、ドラマです。

ドラマの主人公には何らかの問題があり、悩み、葛藤がある。

それを乗り越えるために努力し、行動し、解決して、やったー!って流れが基本となります。

あなたが描きたいテーマを、主人公が問題を解決するキーポイントとして組み込むのです。

そして、さりげなくキャラクターにテーマをささやかせる。

こうすることで、自然に読者の心に刻まれるのではないかと思います。

要はしつこく、いやみったらしく主張しない。

テーマはあくまで面白い漫画を演出する上で、さりげなく見せていく。

漫画を読み終えた読者が作品のテーマに触れて「はぁ~、確かにそうかもしれない」と読後感を感じるような。

主張したいテーマを、甘~い密に包んで漫画内に配置するのです。

以下の記事ではテーマに甘い蜜をからめて作る、四コマ漫画の創作法について書いてあります♪

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漫画のテーマはいらないと思う時は?

漫画を制作する時、テーマなんていらないという意見もあるかと思います。

漫画のテーマがいらないというのであれば、それはそれでいいのです。

漫画のテーマを必ず決めなければいけないわけではないので。

というより筆者からすると、「漫画のテーマはいらない」ということが、漫画のテーマになっていると思うのですが。

ともかく、漫画のテーマを決めるかいらないと判断するかは、それぞれの作者の問題です。

無理に漫画のテーマを決める必要はないので、自分が描きやすい方法で制作するのが一番なのです。

漫画のテーマの最後に

ここまで漫画におけるテーマや、テーマの決め方などについて見てきました。

漫画を作る時、テーマはその作品の核になる重要な要素です。

テーマを決めることで、その漫画の描くべき方向性が分かり、創作の迷路に迷いこむことがなくなります。

またテーマを決めておくことで、漫画を読んでくれた読者に何らかのメッセージを残すことができるでしょう。

その漫画で何が伝えたいのか、叫びたいのか、訴えたいのか?

このメッセージが、読者に共感や感動を生みます。

漫画のテーマの決め方、それは自分が生きてきた人生のなかに答えがあります。

これまでの体験で一番心を揺り動かされた何らかの体験、感動。

これらが漫画を描くときのテーマの出どころとなるのです。

漫画を描くときは、是非ともあなたが日ごろ感じている思いをぶちまけてみましょう。

その時は甘~い蜜に包んで、テーマをこっそり漫画のなかに忍ばせて下さい。

ここまで漫画のテーマについていろいろ書いてきましたが、筆者の漫画テーマに関する思いの発生源はどこなのか?

それは今回の記事でもよく登場した、手塚治虫氏の本にあります。

筆者は以下の本を高校生の時に読んで以来、漫画の描き方やテーマに関する重要な学びを得ました。

漫画のテーマについても書かれたこの本の素晴らしさは、以下の記事でも書いているので興味のある方はあわせてご覧ください♪

さあ、漫画のテーマが決まったら次は漫画の構想を練る番です!

漫画の構想の作り方については以下の記事で解説しております。

 

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