さあ、今回はザローリングストーンズが1969年に発表したアルバム「レットイットブリード」を聴いた感想をマンガアートで描きます!
僕は2003年ころにこのアルバムを購入して以来大好きな作品で、これまで何度も聴いてきました。
それでは行ってみましょう!
アルバム「レットイットブリード」を聴いた感想をマンガアートで表現する!
「レットイットブリード」はザローリングストーンズ絶頂期の作品の一つです。
一般的にローリングストーンズの黄金時代は1968年の「ベガースバンケット」1969年「レットイットブリード」1971年「スティッキーフィンガーズ」1972年「メインストリートのならず者」までとされてますね。
僕的にはストーンズの絶頂期の作品は他にも1973年「ヤギの頭のスープ」と1974年「イッツオンリーロックンロール」、1975年「ブラック&ブルー」1978年「女たち」も間違いなく入ると思うのですが!
そんなローリングストーンズが最高に油の乗った時代のアルバムが「レットイットブリード」なんです。
とりわけ注目なのがやはり伝説のブルースシンガー、ロバート・ジョンソンのカバー曲「むなしき愛【Love in Vain】」。
僕はこの曲を初めて聴いた時、あまりのかっこよさに鳥肌がたったものです。
恋人を失った男の悲しいブルースを、少年のように乾いた調子でうたうミックジャガーの歌声や、ストーンズの演奏にとにかく感動しました!
「むなしき愛【Love in Vain】」は 今でもストーンズ史上最高峰に好きな曲なんです。
しかも3曲目には「ホンキートンクウィメン」のカントリーバージョンが入ってるんだからすごい!
僕はシングル盤「ホンキートンクウィメン」は、ローリングストーンズのなかで2番目に好きな曲なんです!
「ホンキートンクウィメン」はまさにブルースロックを象徴するような曲ですよ。
他にも漫画で描いたように「レットイットブリード」は捨て曲一切なしの、完成度の高いブルースロックの超名盤です!
ザビートルズが「レットイットビー」というアルバムを1970年に出してますが、ストーンズは1969年に「レットイットブリード」を出してるので、ビートルズ側がタイトルになんらか影響を受けたかもしれません。
1969年はストーンズの創始者であるブライアンジョーンズがドラッグ中毒の影響もあり、自宅のプールで亡くなった年でもあります。
そのかわりで若いブルース系ギタリストのミックテイラーが加入しました。
僕は1974年まで在籍するミックテイラーがいた時期のローリングストーンズが一番好きなんです!
もちろんギターではキースリチャーズの演奏が最も好きなんだけど。
ローリングストーンズの音楽を最もかっこよく演奏できるサイドギタリストはブライアンジョーンズでもロンウッドでもなく、ミックテイラーだと思いますね。
アルバム「レットイットブリード」の録音にミックテイラーはほとんど参加していないようです。
なので 「レットイットブリード」 で演奏されるほとんどのギターは、キースリチャーズの演奏ということになります。
相方のブライアンジョーンズが亡くなったせいか、より自身の個性を解放していくキースのギターが印象的なアルバムです。
僕はよく「レットイットブリード」を部屋で流すんです。
何度聴いても飽きないどころか、感動が再発見されていく。
「レットイットブリード」は本当にすばらしいアルバムです!
音楽がこんなにも喜びを感じさせてくれるなんて、驚くほかありません。