漫画キャラの作り方ってどうするのかな?
「漫画キャラクターの作り方でまず知っておきたいのは6つのキャラクターパターン!」という記事は、以下のリンクに載っています
この記事では具体的なキャラクターの作り方について、筆者がよく使ってる方法を紹介します!
筆者が行うキャラの作り方は絵から入って、その後に設定を考える創作法なのです!
Contents
漫画のキャラクターは絵から入って設定を!
漫画のキャラクターの作り方として、以下の方法があります。
●絵から入って設定を決める
●設定から決めて、後から絵を作る
漫画キャラを絵から作るか、キャラの設定から始めるかの違いですね。
漫画を描く人が他の表現者と異なる強みは、絵が描けるところです。
絵が描けるのだから強みを生かして、キャラクターを作るときは、絵(外見)から入る作り方をぼくはおすすめします。
漫画のキャラを絵から考えることで、描いた絵を参考にキャラの設定を思いつくことができるからです。
僕は新しくキャラクターを作るときはキャラの絵から描き始め、絵を描きながら性格などの設定を考えます。
キャラクターの髪型、身長、顔立ち、服装など外見的な要素は、そのキャラを表わす最も分かりやすい目印です。
漫画のキャラクターは絵を見ただけでどんな性格か感じられると、読者に分かりやすくなります。
漫画キャラの作り方として、キャラクターの絵を描きながら性格などを決めるのです。
キャラの性格や過去などが浮かんだら、それに関連する要素を外見の絵に足していく作り方といえます。
例えばおてんばでやんちゃな少女キャラなら、短髪でつり目気味にしてみるとか
おとなしい女の子なら、前髪を揃えて眼鏡をかけてみるとかね
僕は漫画のキャラクターは絵を見ただけで、大体どんな奴かが分かるように描くのが良いと思います。
なぜなら絵を一目見て性格の予想がつけば、分かりやすいからです。
はっきりした外見的特徴があれば、他のキャラクターと差別化して目立つことができるからです。
わかりやすいように、キャラの性格的要素をデフォルメして描くのです。
パッとみたとき、すぐあのキャラクターと分かるような外見が望ましいでしょう。
キャラクターの性格をデフォルメして、分かりやすい特徴をつけて絵を描く作り方ですね。
漫画のキャラクターの作り方は、まず絵から描き始め、描くなかで詳細な設定を考えていくのです。
漫画キャラの作り方:まずキャラクター外見の絵を作る
漫画キャラの作り方で、まずはキャラクターの顔、体形、服装を描いてください。
キャラクターのイメージが浮かばなかったら、なんとなくでいいので描き始めます。
●かっこいいと思うキャラの絵
●かわいいと思うキャラの絵
●求められているタイプのキャラの絵
などなんでもいいので、描きたいと思う絵をランダムに描くのです。
キャラクターの外見は、一発で完成系が生まれるわけではありません。
何度も描き、失敗しては描き直す過程で、キャラの外見が作られます。
作りたいキャラクターの外見を空想して、それをもとに絵を描きます。
キャラクターのおおよその特徴を文字で書き出すのが、漫画キャラの作り方のコツです。
箇条書きでいいので、キャラの性格的特徴をだせば、外見のイメージがつきやすくなります。
書き出したキャラクターの要素を基に空想し、イメージを絵で描くのです。
例えば「プライドが高くて人の言うことを聞かない男性」なら、どんな外見をしてるだろう?と空想します。
イメージが浮かばなければ、インターネットの検索を使いましょう。
例えばグーグルなどの検索欄に「プライド 高い 男」と、キャラの性格を文字で打ち、赤枠「画像」をクリックします。
すると、「プライド 高い 男」に関連した画像が表示されます。
たくさんある画像を参考に、プライドの高い男の外見のヒントを見つけるのです。
プライドの高い男の外見の共通項は、いろいろあるでしょう。
視線の鋭さかもしれないし、ベジータのような顔かもしれない…
画像をそのまま真似るのではなく、「共通する要素」を抜き出して、自分の絵に混ぜて描きます。
自分が作ろうとしてるキャラの性格的特徴を画像で検索し、画像をヒントにキャラの外見を描く作り方です。
これは、様々なキャラクターの外見を描く時に役立ちます。
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漫画キャラの作り方:キャラクターの外見から生活をイメージする
漫画キャラの作り方のコツで、描いたキャラの外見から生活をイメージすると、発想が浮かびやすいです。
例えば
●キャラクターはどんな服を着てる?(全身ジャージ、安い量産品の服、高級ブランドの服など)
●髪型を気にしない人なのか、ワックスできっちり整えてるのか?
●どんなアクセサリーを身につけてるのか?
初めに描いたキャラの絵を参考に、なぜそういう外見をしてるのかと空想を広げます。
外見は、その人の内面の表れです。
「どうしてそういう外見をしてるのか?」と考えると、キャラクターの内面に迫ることができるでしょう。
漫画キャラクターの外見を描きながら、その生活にまでアイデアを膨らませる感じですね。
例えば長髪で金髪の男性なら、どんな性格をしてるだろうか?と考えてみます。
●目立ちたがり屋かもしれない
●不良の仲間がいるかもしれない
●自分を髪の毛という外見で表現したい人かもしれない
●学校生活が性に合わず、退学した人かもしれない
●パンクロックミュージシャンかもしれない
「長髪で金髪の男性」という外見だけでも、上の様にキャラクターの性格を空想することができます。
漫画キャラクターの作り方で、絵から入って後から設定を考えるメリットは、ここにあります。
キャラクターの作り方を絵から入ると、外見から見えてくるキャラクターの性格、人間関係、人生などがイメージしやすくなるのです。
こうしてキャラクターを描く中で生まれた発想は、紙にメモしておきましょう。
メモした発想は、漫画で小ネタとして使えるかもしれません。
漫画のキャラクターの履歴書をつくるような気持ちで設定を作りましょう。
出身地や両親、友達や先輩、好きな食べ物や嫌いな食べ物、趣味や口グセとかね…
まるで1人の人間がいるかのように、漫画キャラの要素を考えるのです。
具体的に設定を作りこめば、それだけ漫画キャラの性格や行動が浮きぼりになります。
そうすることで漫画で動かすときに、そのキャラらしい個性を発揮してくれるでしょう。
キャラクターの外見を描くことで生まれるイマジネーションを大切にし、そこから生活や人間関係などの設定に繋げていきましょう。
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漫画キャラの作り方:キャラクターの全身図と表情を描く
漫画キャラの作り方で外見の絵を描くときは、全身画像や表情を描きましょう。
なぜなら漫画でキャラクターを動かす時、そのキャラの全身像、様々な表情を描き分けられる必要があるからです。
全身を描くときも前後左右、斜め上や下からなど、あらゆる角度からキャラクターの姿を描けると、漫画を描く時に役立ちます。
毎回同じアングルからしかキャラクターが描けないと、退屈な画面になってしまいますね。
画面に動きやメリハリをつけるためにも、あらゆる角度からキャラクターを描く練習をしておきましょう。
漫画では表情によって、キャラクターの感情を表わすことが出来ます。
なのでキャラクターの外見を描くときは「喜怒哀楽」など、基本的な感情を表わす顔は描けるようにしておきたいものです。
例えば
●うれしい表情
●怒った表情
●悲しい表情
●笑った表情
●むなしい表情
など様々な感情を表わす表情を、キャラクターごとに練習するのです。
キャラクターの顔を描く時は「あいまいな表情」を描く練習もしておくと役に立ちます。
現実世界を生きる人間は「うれしい」とか「怒り」とか、言葉でくくれない表情をする時があります。
例えば「悲しさのどん底に突き落とされて泣きたいのに、みんなの前で明るくふるまって話をする」という場面の表情もあるでしょう。
言葉では表せない微妙な表情を描く練習をすると、いざ漫画でそんな場面を描くときに役立ちます。
いろんな表情を描く練習をしておくことで、キャラクターを描く表現の幅が広がりますね。
漫画キャラの作り方の最後に
筆者が行っている、漫画キャラの作り方について見てきました。
漫画キャラクターの作り方はまず絵(外見)から描き始め、描くなかで生まれるアイデアからキャラの設定を決めると作りやすいでしょう。
外見はその人を、表しています。
なぜそのような外見をしてるのか?と考えることで、キャラクターの内面にも迫ることができます。
まず、キャラの絵を描きます。
描いたキャラの外見をもとに、なぜそういう外見になるに至ったのかを空想する。
するとキャラの家庭環境や性格、得意不得意、人間関係などが見えてくるかもしれません。
もちろん漫画キャラクターの設定から外見を描く作り方もありです。
あなたにとって最も作りやすい方法でキャラクターを生み出すのが、ベストな作り方です。
まずは気軽にキャラクターの外見を絵で描くことから、始めてみましょう!