この記事では四コマ漫画の設定を考える時に僕がしていることについて書いています。
僕はこの記事に掲載している漫画を描くとき、主人公キャラクターの設定書をあらためて作り直しました。
この記事では以下の四コマ漫画を作るときに考えた設定について書いていきます。
まずは設定のもとになった四コマ漫画「もっとがんばれ!バカオ君」をご覧ください!
四コマ漫画のキャラクター設定書を作る
今回の四コマ漫画を作るにあたり、僕は再度キャラクターの設定書を作り直しました。
キャラクターとは主人公・バカオのこと。
俺のことさ~♪
以下が今回書いたバカオのキャラ設定書です。
漫画にはキャラクターがつきものですが、キャラごとに設定書を用意しておくと後で役に立ちます。
漫画を描いていてキャラクターの性格をブラさないためには、設定書を作っていつでも確認できるようにしておくと良いのです。
キャラ設定書がないと、漫画を描いているうちにキャラの性格に微妙な変化が生じたとき気がつけなくなることがあるからです。
しかしキャラの設定書があれば、それを見直すことでキャラの性格のブレを回避できます。
キャラの設定書にはそのキャラの特徴や性格、人間関係や好みなど、履歴書のような感じで書いていきます。
僕はキャラの設定書を考えるとき音楽を流しながら、目の前の空間を見つめて様々なことに思いをはせることがあります。
そして面白いと思ったアイデアは紙に書きだしていく。
そんな風にしてキャラ設定書を作りました。
四コマ漫画の設定を考える
キャラの設定書ができたら、四コマ漫画の設定に入ります。
僕は四コマ漫画を作るとき漫画を構成する要素を一度バラバラに分解します。
漫画の要素とはコマや、セリフや絵、擬音や構図などのこと。
これら四コマ漫画を構成する要素をネタにそって設定していくのです。
四コマ漫画のネームを描くときはアイデアをセリフ、絵、擬音、構図などの要素に分けて考えていきます。
どの順番でセリフ、擬音、絵や構図を取ると漫画として読みやすくなるのか?を考えながら要素を組みかえていきます。
以下の画像はここで掲載した四コマ漫画の設定書です。
セリフや絵、構図の位置などをパスルのように並びかえながら考えていきました。
漫画を読む人の視線の動きは決まっています。
僕の描いている漫画は右から左に向かって文字を読んでいきます。
読者の視線は右から左に進んでいきますね。
読者の視線の動きにそって絵やセリフを配置すると読みやすくなります。
読者の視線が動く方向にそってセリフや擬音や絵を入れる位置を考えていくのです。
こうして四コマ漫画の設定をしていきます。
どこにセリフを置くと読みやすいのかと、配置をいろいろ試していく感じです。
こんな風に四コマ漫画の設定を考えていると、まるでパズルをしているような感覚に陥ります。
漫画表現は奥が深いので踏みこむほど面白くなってくるのです。
今回の四コマ漫画も要素の配置をいろいろ試しながら設定していきました。
四コマ漫画のネームの描き方に関する記事は以下のリンクからどうぞ♪