どうも!
漫画アート芸術家の粕川です!
このページでは粕川裕康が描いた四コマ漫画「もっとがんばれ!バカオ君」の第25~30話を収録しています。
ここに掲載した漫画は、2015年~2016年にかけて描きました。
漫画の後には「四コマ漫画を描くことは、ストーリー漫画を描くための基礎練習になる」ことについても書いてるので、どうぞご覧になっていって下さい!
もっとがんばれ!バカオ君 第25~30話
四コマ漫画は長編漫画を描くための基礎練習
四コマ漫画を描くというのは、長編漫画を描くための基礎練習だと思っています。
なぜなら四コマ漫画には起承転結があって、ストーリー漫画で最小単位の形となるものだからです。
四コマ漫画を水増しすると、ストーリー漫画になります。
四コマ漫画は、作るたびにアイデアを考えなくちゃいけません。
しかし四コマ漫画を定期的に作ると、アイデアを出すことが習慣になるので、ストーリー漫画を生み出すときに役にたつのです。
しかも四コマ漫画を描くなかで、絵を描く力も身につく。
漫画を描き続けていくには、絵を描く力とアイデアを絶えず生み出す力が必要です。
四コマ漫画を習慣的に描いてると、絵を描く力とアイデアを出す力の両方が鍛えられます。
まさに漫画創作の基本といえる四コマ漫画。
漫画描きにとって、四コマ漫画を描くのはスポーツでいう筋トレに近いと思ってます。
スポーツでも能力を発揮するには、筋トレなどの基本的な練習が必要です。
四コマ漫画を習慣的に生み出すことによって、ストーリー漫画を作る力も養われていく。
あの手塚治虫氏も、四コマ漫画をたくさん描くことによって、ストーリー漫画を生み出す力を磨いていたといわれています。
その証拠に手塚氏は「マアちゃんの日記帳」という四コマ漫画でデビューを飾っています。
手塚氏に影響を受けて漫画家を志した石ノ森章太郎氏、赤塚不二夫氏、藤子・F・不二雄氏も、四コマ漫画を描いている時期がありました。
四コマ漫画は起承転結という物語の構成を学べるので、これが分かるとどんなジャンルの漫画にも対応できるようになります。
ホラーでもバトルでもラブコメでも、物語の中心にある構成がつかめていれば、描けます。
長編漫画を作るために必要な構成が、4つのコマに集約されたのが四コマ漫画です。
四コマ漫画は、漫画を生み出すために必要な以下3つが学べます。
●絵を描く力
●アイデアを出す力
●物語の基本的な構成が学べる
漫画描きであれば四コマ漫画を作ることで、漫画を生み出すための基礎トレーニングとなるのです。
こういった事情から僕は、四コマ漫画を習慣的に作るようになったのです。
僕が描く四コマ漫画は本格的なストーリー漫画を描く練習であると同時に、漫画表現の実験の場でもあります。
漫画創作力を磨くためにも四コマ漫画を習慣的に作りましょう!
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