これまで生きてきて、虫唾が走る言葉がある。
「社会に出たら就職しなさい」
僕はこれまで何度この言葉を言われてきただろう。
言ってる人にとっては当たり前なことかもしれない。
大人になったら皆が就職すると思っている人が多い。
その証拠に、世の中はサラリーマンだらけじゃないか。
就職をしない人は社会不適合者だと烙印を押してくる輩もいる。
世の中には就職に向いてない人間がいるのだ!
就職に向いてない人に無理やり脅して就職させようとする人たちへ…
ふざけるな!って言いたい。
全ての人間を同じ規律に当てはめて就職させようとする人。
この人たちこそ「目に見えない常識という名の牢獄に閉じ込められた」人間だ!
この人生をどう生きるかを決めるのは僕であり、あなただ。
他の何物も僕たちの生き方を指定することはできない。
もちろんその他大勢と違う生き方をするなら、そこにはリスクが発生する。
リスクが怖いなら、その他大勢に組み込まれるしかないだろう。
僕はこれまで周りから就職しろと言われ続けて人生をだいぶ遠回りしてきたので、自分に合わない事をすることがいかに愚かなことかを、身をもって知っている!
そんな就職に向かない人の代表粕川の就職に対するメッセージと、就職に向かない人が好きな事を仕事にして生きるために必要な第一歩について書いていこう。
Contents
【就職に向いてない人へのメッセージ】安定という名の幻想
就職に向いてない人はこんな言葉を聞いたことはないだろうか?
「就職をすれば生活が安定する。人並みの生活ができる。だから就職をしよう」
人生において安定なんて本当にあるのだろうか?
僕は「就職すれば安定した人生が送れる」という言葉に対して以下のように思っている。
「人生にそもそも安定なんてない。就職すれば安定するというのはごまかしである!」
確かに就職すれば毎月決まったお金が入ってくるので、経済面で安定するかもしれない。
しかし
●人間はいつ死ぬか分からない
●就職した会社がいつ倒産するか分からない
●お金の価値は状況によって変化する。貯めていたお金は国の経済政策によって価値変動を起こすので、貯金をしているだけではこの先安定とは言いきれない
●就職してようとしていまいと、人間死ぬときは死ぬし生きる時は生きる
●就職したから幸せになれるという保証はどこにもない
「就職すれば生活が安定する」
耳からカビが生えるほど聞かされてきた、この言葉。
企業に勤めて人の会社のために、お金のために自分の時間を売っていれば、毎月安定したお金が入ってくるだろう。
でもその人生、面白いの?
誰かの会社の歯車になるために生まれてきたの?
あなたは何のために生きてるの?
就職してする仕事が生きがいで楽しくてしょうがないなら、それは大いに取り組むべき。
しかし少なくとも僕は、お金のためや安定のために、興味もない仕事に取り組む気にはなれない。
そんなことをしているほど暇な人間ではない。
僕には生み出すべき作品があるのだ!
仮にだ、就職をとるかホームレスになるかの2つしか選択肢がないとしよう。
僕はまよわず後者を選ぶ。
興味もない就職に関わるくらいならホームレスにでもなってそこらじゅうを旅して、好きな事を仕事にして生きていくだろう。
就職に向いてない人たちが耳にする「就職をすれば安定」という言葉は、儚い幻想だということを知ってほしい。
【就職に向いてない人へのメッセージ】目に見えない洗脳
現代社会は便利になったかわりにマインドコントロールともいえる、目にみえない洗脳工作がはたらいているように思う。
それは周りの人の目を、必要以上に気にさせる風潮である。
●おしゃれな服を着たい
●思春期になったら好きな人が出来て恋愛をするものだ
●大人になったら結婚をする
●就職をして安定した経済力をもて
●トレンドに乗りおくれてはいけない
●経済力に合わせて生活の質を上げていくのが幸せ
●マイホームや車を持とう
こんなのみんな他人が作った価値観である。
皆が皆こういう情報にさらされているために、上のようにするのが正しいという誤った洗脳がかかっている。
もう一度言う。
上のようなことは人が勝手に作り上げた価値観であり、僕やあなたにとっては何の関係もない。
粕川に言わせるとこうだ。
「皆さんはそうなんですか、分かりました。僕は僕がやりたいようにやります!」
世の中に蔓延する「常識」という名の牢獄のために、多くの人は本当の自分らしさを見失っている。
「常識」は多くの人間が社会生活を送る上でなくてはならないし、大切だ。
しかし常識の範囲をふみ外したことまでが当たり前だと認識され、人々は知らない内に洗脳されていることに気付いていない。
就職をするというのは一番安全で当たり前なことだと周りは言うかもしれない。
しかし最終的に就職するかどうかを決めるのはあなただ。
とくにやりたいこともなく、情熱もなく、何となく毎日を漂うように生きたい人は就職するのが良いだろう。
しかし心に炎が、燃え盛る情熱があるのなら、どうしてそれをとどめておくのか?
就職に向いてない人というのは高貴な称号を持つ人である。
自分の個性を生かした生き方ができるって証拠だからだ。
個性の強い人、独自のこだわりを持つ人は就職で収まるような人生を送らないだろう。
どこかの時点で、より自分らしい生き方にチェンジするときが来る。
年齢なんて関係ない。
いつからだって何だってやるし、出来るのだ。
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【就職に向いてない人へのメッセージ】自分の商売、ビジネスを持て!
「就職しないで経済面はどうするの?どうやって食っていくの?」という質問が来るだろう。
僕の答えはこう。
「会社に頼らなくても生きて行ける自分の商売、ビジネスを持つこと」。
この社会を生きるとき、まず真っ先に考えるべきは「収入を生み出すための力を持つ」ことなんだ。
資本主義の世の中では、お金が全ての価値基準になる。
お金がないと生活が出来ない社会だから。
そんな世の中で生きているのに、「雇われることでしかお金を生み出せなかったら」どうなるのか?
生きるために会社に就職して、人のビジネスのために歯車になるしかなくなる。
就職してする仕事が大好きで、やらずにいられないならそれでいい。
でも、生きていくお金を作るために興味もない会社に就職しているのだとしたら…
僕はこのような状況を「合理的な奴隷制度」だと感じている。
お金がない⇒生活ができない⇒しぶしぶ就職する⇒一生人の会社のために働き続ける
就職したら決められた時間に、決められた場所で、決められた人たちと、決められた仕事をする。
断ったらクビを切られるわけだ。
自分でお金を生み出す手段を持たない人たちは、立場が圧倒的に弱くなる。
「首を切られたらどうやって生活していこう?」
だから自ら進んで「合理的な奴隷制度」に加入していく。
こういうシステムが世の中では働いているんだ。
だから僕は、思う。
人生を本当に幸せに生きたいなら、「自分でお金を生み出せるようにビジネスや商売を学ぶこと」。
そうすれば、自分に合った仕事で誰かの役に立ち、自分のペースで仕事をしていけるようになる。
めんどくさい会社のしがらみとか関係なくなる。
やり方次第で収入をいくらでも増やしていける。
本来自分でビジネスや商売をする知識というのは、子供のとき真っ先に教える必要のあることだ。
自分で収入を生み出す知恵があれば、就職以外にも選択肢は広がるから。
しかし小中学校でビジネスや商売のことを基本科目として教えている学校なんてないんじゃないか?
その理由は企業のいうことを聞く真面目なサラリーマンが大量に必要だからにほかならない。
自分で稼ぐ知識を持たない人は、周りからの圧力で就職するのが当然だと考えるようになる。
「教える必要のないことは教えない」。
これ、けっこう怖い概念なんだよね。
人間、知らないことはできなくなっちゃうから。
情報をどう操作するかで、人の行動を制限できるってこと。
就職に向いてない人がまず第1に考えることは以下だ。
就職しなくてもラクラク生活してるだけの自分の商売、ビジネスを持とう!
そのために必要な知識を学び、行動しよう!
これが大切だと思う。
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【就職に向いてない人へのメッセージ】自分の商売、ビジネスを持つための初めの一歩
偉そうなこと書いてるけど、僕自身自分の商売、ビジネスを構築している過程にある。
これまで粕川は親や先生、周りの人たちに就職しろっていう洗脳を受け続けて、かなり人生を遠回りしてきた。
僕は何回か就職したこともあるし、色々なアルバイトも体験した。
そして痛烈に感じたことがある。
「自分に向かない事はやるべきでない。自分に向かない事をしていると自分にとっても相手にとっても良くない結果につながりやすい」
人間には向き不向きがある。
自分の特徴を知り、何をすると楽しいのか、得意なのか?何が苦手なのかを明確にする必要がある。
そして長所を徹底的に伸ばしていくことが大切。
大好きな事は努力という感覚なしに、夢中になって取り組めるので自然と成長してゆく。
しかし好きでもない事を額に汗して努力しても、そのことが大好きで夢中になってる人にはかなわない。
自分の特性を知り、強みを最大限生かせる場所にいることが大切なんだ。
雇われる側をもうイヤってほど体験してきた人間だから、分かる事がある。
「自分のビジネス、商売をもつこと」の大切さだ。
とくに何かやりたいことがある人ならなおさら。
でも「どうやったら自分のビジネスが持てるか分からない」、「お金なんて稼げる自信がない」って思うだろう。
幸いなことに現代は就職に向かない人達にとって、とてもラッキーな時代になっている。
それはインターネットが登場したことだ。
インターネットが存在する以前は、起業するといえば資本金や人脈を集める必要があり、よっぽどの行動力や頭がないと難しい時代だった。
しかし現代では誰もが自分の特技や能力を生かして、誰かの役に立ち、収入を作っていけるシステムが整ってる。
インターネットを使えば日本、いや世界中からお客さんを集めることができ、商品サービスを販売できる状況があるんだ。
自分の持てる能力を生かしてビジネスをしていくために必要なのは「知識」と「行動力」と「考える力」。
いきなり自分のビジネスを持つっていっても難しいから、まずは意識を「雇われる側マインド」から「自分が仕掛ける側マインド」に切り替えることから始めてみよう。
そして少しずつでいいから、「自分で商売やビジネスをする方法、知識を集めていくこと」。
本を読んだり、人から話を聞いたり、ネットで調べて見たり、セミナーを受けたり、ユーチューブで情報を集めたり、やり方はいろいろある。
大好きな漫画や絵を描いて生きていくってことは、好きな事を仕事にすることは、今の時代そんなに難しくないと思う。
頭の使い方次第で、自分の持つ能力を誰かの役に立てて、仕事につなげる方法は無限にあるんだ!
これが初めの一歩!
就職に向いてない人は、自分のビジネスを持つ必要がある。
ビジネスを行うのに欠かせない能力は、物を売る力。
以下の記事では漫画絵描きが自分のビジネスで生きていくために必要な、物を売る力について書いてあります
皆、読んでくれてありがとう!