【近況】ホラー漫画制作の活動状況
本日はホラー怪奇系漫画制作の活動状況と僕が行ってることについて書いていきます。
現在(2018年1月)以下の創作活動を行っています。
●油彩で肖像画を描く
●漫画の制作を行う
僕は画家として油絵制作も行っており、現在は人の顔を描く肖像画制作が中心です。
⇒漫画アート芸術家が描くイラスト&アート作品ギャラリーページを見たい人はこちらをクリックしてください♪
漫画の方はホラー&怪奇系漫画の制作に着手しています。
まず僕が行ったのはホラー怪奇系コンテンツのリサーチ。
ホラーは人によって苦手な人も多く、読む人を選ぶジャンルだと言われています。
だからバトルやラブコメなどのジャンルに比べてホラー漫画を定期的に読む読者の絶対数は少ない。
最近はホラーに特化した漫画雑誌がありますが、ちょっと前まではホラー専門誌がほとんど全滅していた状況を考えてもそれがうかがえます。
しかしホラー映画や小説がなくならないようにホラーというジャンルには確実に需要が存在するのです。
かくいう僕もホラー&怪奇が大好き!
ホラー映画もちょくちょく見てます。
最近見たホラー映画で良かったのがスティーブン・キング原作の映画「炎の少女チャーリー」(1984年)。
自然発火させる能力を持った少女のホラーストーリー。
スティーブン・キング原作の映画「キャリー」を思わせる内容の作品でした。
ネット上にはホラー漫画を専門で配信する「恐ろし屋」というサイトも存在します!
このサイトはホラー好き必見!
僕も恐ろし屋からホラーの描き方を色々勉強させてもらっています。
⇒恐ろし屋
ホラー映画好きな漫画描きの筆者が、名作ホラー映画(洋画)をランキング形式で発表した記事は、以下のリンクに載っています♪
ホラー怪奇系漫画作品の研究
ホラー怪奇系漫画作品の研究も行っています。
具体的には漫画コミックスやネット上の無料で読める漫画サイトなどでホラー怪奇系漫画作品を読んでみるのです。
この時注意深く見る点は~
●漫画のテーマ、伝えようとしていること
●絵のクオリティ
●トーンなど効果の使い方
●コマの使い方
●物語展開の見せ方
これらを意識しながら色々な漫画を読んでみる。
すると特定ジャンルの漫画演出の共通点みたいなものが徐々に見えてきます。
ホラー漫画の特徴に「絵がリアル」な作品が多いという点が挙げられます。
ホラー漫画は読者を怖がらせるという目的がある。
リアルな絵を描くことで読者は実際に漫画の内容を体験しているような感覚になり怖さを感じるのでしょう。
絵にリアリティがないと漫画の世界に入り込むことが出来ず、恐怖に繋がりづらいのかもしれない。
恐怖を描くにしてもやり方は多様にあるので、絵がリアルでないといけないわけではありません。
僕が以前某有名出版社へ持ち込みを行ったときに編集者の方が言われていたように「一般的にホラー漫画は絵をリアルに描いたほうが良い」というのが王道でしょう。
そんなことから僕もホラー怪奇系漫画に合うような絵を描けるよう取り組み始めています。
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好きな作品のレビューを見て感想を調べる
ホラー怪奇系漫画を描くにあたりホラー映画、小説などを頻繁に見るようにしています。
特に僕が目指すホラーの世界観に最も近いH.Pラブクラフトやエドガー・アラン・ポーの小説はまた読み返しています。
好きな作品に何度も触れる事によりその作品の面白さ、魅力を再確認し要素として取り込むためです。
好きな作家の作品に触れるときにおすすめな方法は「作品のレビューを見ること」!
アマゾンなどで作品名で検索して「その作品に触れた人がどんな感想を書いているか」を見るのです。
他の人はどう感じているのか?を見ると自分では気づかなかった客観的な作品に対する意見が知れてとても勉強になります。
世間の人がある作品のどこに魅力を感じているのか、どんな部分が好きなのか、どこがつまらなかったのかなどをレビューで調べるとどうなるのか?
そのジャンル、作家を好む人たちの興味の的や何をすれば喜ぶのかを垣間見ることが出来るのです。
これは漫画を作るときにとても役立つ情報です。
読者の興味の関心を知るために描こうとしているジャンルに近い作家の作品レビューには目を通しておくようにしましょう。
そんなことから僕もラブクラフトやポーの作品レビューを見ていました。
いや~ラブクラフト…マジいいわぁ!
今回の四コマ漫画の発想元
以前僕は漫画を描こうとしたとき、描きたいものを勝手気ままに描いていました。
しかし現在は漫画を制作する前段階として、描こうとしている漫画の市場調査や競合調査、ターゲット読者層の研究が大切だと感じています。
これらを踏まえた上で自分にしか生み出せない漫画について考えていくのです。
インターネットを通じてある程度これらの情報を調べる事は出来るし、雑誌や人づてに情報を集めていくのです。
そんな状況の僕が買い物をするため自転車に乗っていると閃いたアイデアがあります。
それが「幻想の森を深く入っていくとホラー世界が存在する」というもの。
幻想の森とは僕が絵画や漫画を通して連作している「創作テーマ」の一つ。
この幻想の森とホラー世界をリンクさせるという発想が浮かんだので、とりあえず四コマに描いておこうとして作ったのが今回の四コマ漫画なのです。
僕の創作には幻想の森という概念が深くかかわっています。
幻想の森は現実世界と幻想世界をつなぐ架け橋。
幻想の森のその先には闇の世界、ホラーの世界が存在していたのです!
ちょっと幻想の森に散歩に行ってきま~す!
ブログをお読みいただきありがとうございました!