どうも、漫画アート芸術家の粕川です(@artkasukawa)!
本日は絵を描く事により得られる3つのメリット、効能について書いていきます。
画家は絵を描くことを仕事と捉えますが、僕は絵を描く事は生きることそのものです。
絵や漫画を描いて自らを表現するという事が空気の様に当たり前に存在します。
だからこそ絵を描くことにより得られる効能が分かるのです。
この記事を読むことで絵を描く行為が義務でも労働でもなく、人生におけるオアシスとなることをお伝えしていきたい思います。
Contents
なぜ絵を描く事によるメリット、効能を感じたのか?
僕は現在自分の絵のスタイルを見つけ出す為に小さなサイズのキャンバスボードにたくさんの油絵を描いています。
これらの絵は短時間で描いています。
油絵で対象を掴む練習をしているのです。
小さなサイズのキャンバスボードだと様々な絵を描く実験を部分的に行う事が出来、役に立ちます。
僕はこのブログで自分の絵や漫画の成長過程を余すことなく見せていくので、習作や実験的な絵も載せていきます。
これは一人の表現者がいかにして作品を生み出していくのか?という創作過程を残していきたいと思うからです。
作品と言うのは完成された一つの物ではなく、それが生み出されるに至った後ろにある小さな習作全体を含めたものを指すと考えています。
いや、それどころか画家や表現者の人生全体が第一の作品なのです。
なので僕がいかにして自分様式の絵画や漫画を生み出すのか?この創造過程をブログを通して赤裸々に書くのは真の作品と呼べるのです。
こんな思いからキャンバスボードにたくさんの油絵を描く中で、僕は絵を描く事による3つの効能を見出しました。
それを以下からお伝えしていきます。
絵を描く事で得られる3つのメリット
絵を描く事によって得られる3つの効能とは以下です。
1:瞑想状態の中で良いアイデアが生まれる
2:体や頭が休まる
3:思考をする最適な場所
僕は絵を描くたびに毎回上の3つの効能を感じています。
以下より絵を描くことで得られる3つの効能を見ていきましょう。
1:瞑想している時のような心地よい意識に入りアイデアも生まれる
絵を描く効能の一つ目は、瞑想状態のような深く落ち着いた意識の状態に入れることにあり。
絵を描くと描いている画面に集中するので、瞑想をしている時のような無我の境地に入ることがあります。
描き始めは様々な雑念が頭をよぎりますが描き続けている内に深い意識の沈静状態に入り、心に静けさが訪れます。
現代のような慌ただしい、情報が飛び交う社会では絵を描く事で瞑想状態を作れるというのはオアシスの様にありがたい。
瞑想を行う人は暗い部屋でろうそくの火を見続ける事で意識を集中しやすくなります。
キャンバスの1点に集中して絵を描くというのはろうそくの火の効果に似ているのかもしれません。
僕は漫画や絵画を生みだす時、映画などを見る前に意識を集中、統一させる為に瞑想を行う習慣が18歳ころからあります。
瞑想状態に入ることで無駄な雑念にとらわれる事がなくなり、心と体に新鮮な活力がみなぎります。
そして良いアイデアというのは瞑想中や瞑想後の爽やかな状態の時に生まれやすくなります。
僕は毎日のように瞑想を行う習慣があるので、これを体験的に知っています。
瞑想の習慣がキッカケで漫画のキャラクターが生まれたこともあります。
瞑想と言うと身構えてしまうかもしれないけど、絵を描くことで瞑想に近い状態が作れるのです。
絵を描く事に集中する事で瞑想状態を生み出し、描きながら考える事で良いアイデアは生まれやすくなります。
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2:体や頭を休める場
絵を描く効能の一つに、疲れた頭や体を癒せるというメリットがあります。
絵を描いていると集中力や体力を使うことは確かです。
しかし同時に絵を描く事は体を休める場でもあると感じています。
絵を描く時は一つの場所に静止しながら絵を描くじゃないですか。
レンガ積みとか荷物運びとか新聞配達といった労働は確かに疲れます。
しかし一つの場所に居座って絵を描くだけならそれほど肉体的に疲れる訳ではない。
絵を描き始めれば樹木の様に立つか、座っているだけなのでむしろ体は休まります。
対象と向き合いキャンバスと向き合い、絵を描くという一点に集中出来るので瞑想状態が起こり、頭も休まる。
こんな事から僕は体が疲れたら絵を描くようにしています。
絵を描く事で体も頭も休まり、創作意欲まで湧いてくるからです。
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3:思考をする場
絵を描いていて一番強く思う効能が「絵を描くというのは思考をする場所」なんだということ。
絵を描くことで、色々なことを考える時間が作れるという効能があるのです。
絵を描いていると様々な考えが浮かびます。
手は絵を描いていても、頭は色んなことを考えます。
これにどういう効能があるのか?
混乱した頭を整理できるのです。
絵を描くとキャンバスに意識が集中するので、冷静な判断力を取り戻すことが出来ます。
非常事態が起こった時、急な判断を迫られた時、深く考え事をする必要がある時、頭が混乱した時など、僕はすぐに絵を描き出します。
手は絵を描きながらも、頭は問題解決に働かせるのです。
これを行うことで「絵の制作を行いながら、頭を整理する事が出来る」という2つの事が同時に行えます。
何もせずボーっと考え事をするのは時間がもったいないので、僕は絵や漫画を描きながら考えるようにしています。
そうすると頭の中の問題が解決した頃には1枚の絵が仕上がっていたりするのです。
何か考え事がある時は是非絵を描くようにして下さい。
絵を描く中で問題解決の糸口を考え、ついでに画力向上の練習が出来るのだから一石二鳥なのです。
絵を描く3つの効能の最後に
僕は以下のような時、迷わず絵を描きだします。
●良いアイデアを生み出したいとき
●体や頭を休めたいとき
●複雑な問題を解決するために考え事をするとき
何もせず座りながらアイデアを出したり、休んだり、考え事をしていたら時間がもったいないのです。
僕は人生で一つでも多くの作品、絵画、漫画を生み出したいと思っています。
僕にとって作品を生み出す事は人生最高の喜びです!
だから一秒でも長く制作に携わりたいと思うので、考える時もアイデアを出す時も、休む時も絵を描くのです。
絵を描く中で意識が統一され、体も休まり、絶好の思考を行う場だということに気づきました。
今度難解な問題に出会ってどうしようか頭を悩ませている時、悩みが深ければ深いほど絵を描きながら考えて下さい。
頭は問題解決の為に試行錯誤しながら手は絵を描き続けるのです。
頭は段々澄み渡っていき、問題解決の糸口が見つかった頃にはあなたの苦悩が込められた良い一枚の絵が出来ているかもしれません。