ザ・ローリングストーンズが1971年に発表した2枚組アルバム「メインストリートのならず者【Exile on Main St.】」は、ロックの歴史上最高の名盤であると僕は思ってます。
それどころかあらゆる表現ジャンルを合わせたなかでも、人類が作り出した作品のうちで最も偉大なものの一つだと思ってます。
「メインストリートのならず者 」はロック史上最高の名盤です!
ビートルズもレッドツェッペリンも クィーンが作ったアルバムも「メインストリートのならず者 」にはかないません!
そのくらいすばらしいアルバムです!
ロックを象徴するような作品です。
ローリングストーンズのアルバムはどれもすばらしいから、甲乙つけがたいものです。
なかでも 「メインストリートのならず者」 はローリングストーンズを最も象徴するような、彼らの魅力が最大に詰まったアルバムだと思ってます。
そんな 「メインストリートのならず者」 の1曲目「ロックスオフ【Rocks Off】」の感動をマンガアートで表現しました。
とくに「ロックスオフ」は僕の中でローリングストーンズでベスト3に入るくらい好きな曲なのです。
「メインストリートのならず者」 はあまりに素晴らしいアルバムなので、1曲づついかないと表現しきれないのです。
「メインストリートのならず者」のすばらしさは以下記事にも書いてあります。
「メインストリートのならず者」の1曲目ロックスオフの素晴らしさをマンガアートで表現した
ロックスオフの冒頭、キースが弾く印象的なリフとともにミックジャガーがだるそうに発する「Oh,Yeah」のかけ声…
あの冒頭を初めて聴いた時、僕はもう宇宙にぶっ飛びました!
あまりのかっこよさで宇宙の果てまでぶっとんだのです!
あの冒頭を聴いただけで「メインストリートのならず者」の偉大さを察知しました。
冒頭ミックジャガーのかけ声「Oh,Yeah」の中には、後に登場するバンド「エアロスミス」を予感させるものがあります。
エアロスミスはアメリカ で1970年に結成したバンド。
ストーンズはイギリス出身で1962年結成、1970年ころには世界の頂点にいたので、エアロスミスからしたら大先輩。
エアロスミスはストーンズと同じ5人編成、ブルースに根幹をおくロック、ボーカルの口が大きくクチビルが厚くてミックジャガーに似てる点など、ローリングストーンズに似たバンドです。
僕もエアロスミスは大好き!
そのエアロスミスっぽさが「ロックスオフ」の冒頭で感じられるんですね。
僕がローリングストーンズで好きな要素が~
●ラフでルーズな音
●ねばっこいブルージーなグルーブ
●ブルースなど黒人音楽を根幹におく音楽性
●シンプルで力強いロックンロール
なんです。
ローリングストーンズはミュージシャンの中ではヘタウマとみられるバンドで、テクニックを聴かせるタイプではない。
でも「勢い」というか「パッション(情熱)」がすさまじいのです!
例えるとヴァンゴッホの絵画みたいな感じ。
一見すると下手そうなんだけど作品としてみた時、心を揺り動かす感動がある。
僕はヴァンゴッホやローリングストーンズのような作品に触れる時、創作で人の心を打つのは表面上のテクニックではないといつも思わされます。
その「創作の内に宿るパッション(情熱)こそが、人を感動させる」のだと、いつも感じます。
そんな勢いとパッションが「メインストリートのならず者」には、「ロックスオフ」には満ちあふれている。
僕は 「メインストリートのならず者」を、「ロックスオフ」を聴く時、感動を禁じ得ない!
なんとすばらしいのだろう!
生きる喜びとはこういうことなのだ!
●「ロックスオフ」 を一度も聴いたことのない人は、人生を損している。
●「メインストリートのならず者」 を聴いたことのない人は、実は本当のロックをしらない人だ。
僕は迷いなくこう書きます!
そのくらいザローリングストーンズの 「メインストリートのならず者」 はすばらしいからなんです!!
繰り返し書きますがローリングストーンズはどの時代もすばらしいです!
「 メインストリートのならず者 」以外にもきら星のような傑作アルバムがたくさんあります!
ただストーンズをしらない人たちに彼らの凄さを証明する1枚を挙げるなら 「 メインストリートのならず者 」 だということです。
60年以上という長い間 、活動の全期間でいつも感動的に素晴らしいアルバムをだし続けているバンドを、僕はローリングストーンズの他に知りません。