買ってみないとわからない物がある。
服や食べ物なんかがそう。
試着して分かることもあるのだけど、通販だと初買いは少し賭けなところがある。
例えばとあるジーンズをリジッドで買って、洗うとどの程度縮むのかは、やってみないとわからない。
ということはできる限り情報を調べたら、あとは賭けで買うということになる。
この買う実験を積むことで、今後どういう商品がより適切なのかがわかってくる。
なので「実験として買う」は必要な過程なのだ。
なにか手痛い失敗をしたとしても、それは勉強代として価値ある体験になる。
でも僕は一度買ったものを気に入らないから捨てたり、売ったりはしない。
その商品の一番活きる使い方を見極め、必ず使い倒す。
物が多い現代。
必要なければすぐに捨てたり売ったりすることが多い。
しかしこのような時代にこそ、物を大切にする精神が必要だ。
なぜなら物と自分は一体であるから。
宇宙そのものが一つということは、物と自分も一体なのだ。
なので僕は物を安易に捨てたり売ったりということをしない。
もはやどうにも使いようがなければ捨てるが、基本的に少しでも使い道があれば、物を活かす方向で動く。
こういう性分なので買う前は相当調べて、本当に好きで必要な物だけを厳選して所有する。
このような関り方をすると、物も喜ぶであろう。
物にも魂があるのだ。
物は自分が誰かの役に立つことを使命として存在している。
コップなら、水などを飲んでもらう時に使ってもらう使命がある。
その物の意思を最大限くんでやるには、物が最も活きる活用の仕方を探り、使える所まで使い倒すのだ。
こうすることで物も、自分が存在していることに満足感を覚えるであろう。
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買い物は実験
投稿日:2024年6月5日 更新日:
執筆者:ARThiro